おやすみプンプン(1) の商品レビュー
私にとって初、浅野いにおの漫画。 残酷なほど、リアル。キラキラした夢の隣にはいつも現実があった。 この漫画のどこかに子どもの頃の自分がいるような気がする。 関係ないけど、神様が私の友達に似ている。笑
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相変わらず浅野さんの漫画は少しエキセントリック。 まあそれが魅力なんだろうけどね。 人間の一番怖いところが濃縮されてたりそうじゃなかったり。 先輩が好きです。
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絵といい登場人物がシュール過ぎますw 名前の割にはとってもシビアなお話です。 小学生プンプンはかわいいんですが、この後ちょっときもくなります。
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これは、夢と希望のお話。 は?鬱マンガじゃねーか!シュールレアリズムとかキャラクターの抽象化とか、哲学チックなものはよくわからんよ。 ソラニンから来た人は、どうかこんな風に避けないで。 トリのような姿をしたどこにでもいる少年、プンプン。 どこにでもある夢を持って成長し、ど...
これは、夢と希望のお話。 は?鬱マンガじゃねーか!シュールレアリズムとかキャラクターの抽象化とか、哲学チックなものはよくわからんよ。 ソラニンから来た人は、どうかこんな風に避けないで。 トリのような姿をしたどこにでもいる少年、プンプン。 どこにでもある夢を持って成長し、どこにでもいるような子に恋をして、どこにでもあるような挫折をする。 複雑な家族関係の中で絶望が繰り返される。 夢は破れていく。本当の自分は何なのだろうと自問する。 この作品でいう「夢」とは、少し危険なものとして描かれている。 堅実な将来の憂いとして どこかにあるはずだと信じて疑わない理想の自分として 現実の自分を怠けさせるものとして 「夢」のために「自分探し」をする若者をどこか冷めた視線で、描く。 万能感にあふれた人々は、それが無能から来るものだとは気付かない。 今、自分たちが生きている社会への、警鐘。 夢は、天国と地獄が表裏一体の、毒をもった甘い言葉なのだと。 そんな絶望だらけの世の中。 それでも小さな、金平糖のように小さな、希望はどこかにある。 それが生きがいと呼べるたいそうなものかどうかは分からないけど、ふと降ってくる幸せは、人を死なせずにすむには十分な理由になるのではないかな、なんてね。 つまりこれは、身近で現実的なお話。
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衝撃的だった。 私のいま生きてる世界って、なんだんだろう? って紀伊国屋のカフェから外を見ながら呆然とした思い出がある。 シュールで、ガコンと殴られたような感覚。 色々とすごいなと思った。 読むのが怖くなった。 でも、続きが気になるので、いつか2巻も買いたい。
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まーるかいてちょんちょん、みたいなプンプンが主人公ってのも革新的やが、黄色一色っていう表紙もこれまた革新的。
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リアリスティックな少年時代の日常を普通に書き上げないとこにこの漫画の面白みがあります。 なんせプンプンは落書きみたいなしょーもない姿。 プンプン一家以外は普通の人間。 浅野さんにとっても冒険作と言っていいと思う。 結構文学的な浅野さんの作品ですが、この作品はソラニンと同じくらい取...
リアリスティックな少年時代の日常を普通に書き上げないとこにこの漫画の面白みがあります。 なんせプンプンは落書きみたいなしょーもない姿。 プンプン一家以外は普通の人間。 浅野さんにとっても冒険作と言っていいと思う。 結構文学的な浅野さんの作品ですが、この作品はソラニンと同じくらい取っ付きやすいです。
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なぜか鳥みたいな絵柄のプンプンが主人公。 プンプン一家だけが鳥みたいなの。でもそれには一切触れないという。 正直浅野いにお狂ってるんじゃないかと思う。面白い。
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プンプンはあんなだけど、 ちゃんと人間の男の子なんすね。 プンプンと愛子ちゃんとの 小さな恋のメロディ的なお話で 進まないのが、いにお流なのですね。 なんという鬱漫画。 まだ出てないけど、5巻は確実にヘコむわ。
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衝撃的な作品でした。 オモシロいけど、2巻3巻と読んでくと 自分には少し飛び過ぎてて、読むのがダルくなりました。
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