建築革命 の商品レビュー

五十嵐敬喜,耐震偽造から日本を立て直す会【編著】

2024/08/18

民間指定機関による建築確認が主流になった現在、建築物の危険性を事前チェックする仕組みが機能していない。その結果、姉歯事件が起きた。
そこで建築確認を行政庁が裁量と責任をもってする「許可」に変更すべきである。それにより建築物の安全性を確保出来るのみならず、コミュニティと調和した都市を設計出来る。

2009/10/04

2008/5
耐震偽装問題をきっかけとして、建築確認行政の問題点とこれからの建築家の役割について述べられている。シンポジウムの内容をもとに文に起こしているので、読み物としては冗長にかんじる部分もある。ただ、理念だけを述べているだけと思われる箇所があるのがもったいない。