Dojo 道場 の商品レビュー
凄腕の先輩から空手道場を任された、腕は立つが人が良すぎる藤堂。 そのせいでヤクザやスパイ絡みの事件に巻き込まれながらも、空手でどうにかこうにか切り抜けていく。 うだつの上がらないプロレスラーが総合に転向して一旗揚げようとして、という話には時代の流れを感じる。 格闘技の描写が緻密で...
凄腕の先輩から空手道場を任された、腕は立つが人が良すぎる藤堂。 そのせいでヤクザやスパイ絡みの事件に巻き込まれながらも、空手でどうにかこうにか切り抜けていく。 うだつの上がらないプロレスラーが総合に転向して一旗揚げようとして、という話には時代の流れを感じる。 格闘技の描写が緻密で素晴らしい。空手の鋭さや重みが伝わってくる。
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久しぶりに読んだ武道物の小説。アクションシーンも全体のストーリー展開もいまいち物足りない感じでした。
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格闘技小説 広告会社をリストラされた元実践空手の黒帯武道家が主人公。 尊敬すべき日本チャンピオンの先輩から少しの間道場を任される事になるが、道場生の社会現実満載の問題に巻き込まれていく。主人公は糞真面目な武道家だけにその理想と現実の間で苦悩するという話。 格闘描写は素晴らしい...
格闘技小説 広告会社をリストラされた元実践空手の黒帯武道家が主人公。 尊敬すべき日本チャンピオンの先輩から少しの間道場を任される事になるが、道場生の社会現実満載の問題に巻き込まれていく。主人公は糞真面目な武道家だけにその理想と現実の間で苦悩するという話。 格闘描写は素晴らしいし、テーマに沿ったスピーディーな展開で飽きずに読めました!面白かったです!
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格闘を文章で表現したらどうなるのかと興味を持った作品です。失踪した先輩の代わりに道場を任せられた主人公。空手は強いけれどやたらとお人好し、周囲に呆れられつつ地道にトレーニングや練習生の確保に励んでいます。…というと人情話かと思われますが結構内容は重く、読み進めるのが嫌になるような...
格闘を文章で表現したらどうなるのかと興味を持った作品です。失踪した先輩の代わりに道場を任せられた主人公。空手は強いけれどやたらとお人好し、周囲に呆れられつつ地道にトレーニングや練習生の確保に励んでいます。…というと人情話かと思われますが結構内容は重く、読み進めるのが嫌になるような展開もでてきて、素人の「武道とはまず精神を鍛えるもの」なんて思い込みはあっさり消されてしまいました。要はスポーツじゃないんですよね。ある意味ではえげつないし、見方によってはただの暴力。けれども極限まで追い込む、恐怖を克服する、その一番原始的な方法なのかな、とも思います。当初の目的、格闘シーンは勢いもあって競技を見たこともない私でも十分想像して楽しめました。普段接することがない世界の話はそれだけでも新鮮です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んでいる感覚はアクションムービー的なものに近い印象。いや、格闘技マンガかな?頭の中で再現された本作の映像は「空手小公子 小日向海流」のそれでした。 正直に言うと日本人の神野の強さがあまりに神がかっているところにリアリティを感じることが出来なかったりしましたが、神野が「空手小公子」の武藤的存在と思うと違和感なく受け入れられます。(ちなみに、主人公の藤堂は南、悠子は延藤希、健三は潮一平になっていました。) 主人公の藤堂、後輩の健三、ちょっとウザいオッサンサラリーマン富永、神野、バンビなど、個性的なキャラクターが多く、また魅力的で、個人的にはとても楽しめた小説。続編はまだ文庫化されていないようですが、なんとか探し出して読んでみたいです。
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空手道場の臨時館長のお話。 お人よしだがめっぽう強い主人公 なんとなく面白いかなと思ったけど。 そのとおりな感じで星3つで。
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たんなる格闘小説ではないのね。 割と夢枕獏のアノ感じを期待していたのですが...。 格闘シーンの描写もそれなりに引き込まれますが やはり、獏氏のアノ独特の表現には...及ばずかしら。 出来たらベタベタで浪花節の格闘モノにした方が 主人公のキャラや彼を支える指導員の健三達のキャラ...
たんなる格闘小説ではないのね。 割と夢枕獏のアノ感じを期待していたのですが...。 格闘シーンの描写もそれなりに引き込まれますが やはり、獏氏のアノ独特の表現には...及ばずかしら。 出来たらベタベタで浪花節の格闘モノにした方が 主人公のキャラや彼を支える指導員の健三達のキャラが もっと活きてきたような気も...。
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