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階段途中のビッグ・ノイズ の商品レビュー

3.9

42件のお客様レビュー

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2011/08/25

ベッタベタなストーリーだったけど、面白かった。「スウィング・ガールズ」に似てる。つか、ほとんど同じ。

Posted byブクログ

2011/08/19

やってみなくちゃわからない。あきらめが悪いのもいいもんだ !それに人はみかけじゃわからない。意外な人が協力者かも?

Posted byブクログ

2011/08/04

男子高校生、軽音部の話。 青春! 読後感、爽やか!! どこが気に入ったかって、やっぱり最後の学祭でのライブでしょ!! それまでどんなに頑張っていたって舞台はハプニングがつきもの。 たった一度しか本番がない緊張感のなか、アドリブも大事だし、盛り上げる観客も大事。 そして何よりその時...

男子高校生、軽音部の話。 青春! 読後感、爽やか!! どこが気に入ったかって、やっぱり最後の学祭でのライブでしょ!! それまでどんなに頑張っていたって舞台はハプニングがつきもの。 たった一度しか本番がない緊張感のなか、アドリブも大事だし、盛り上げる観客も大事。 そして何よりその時間を楽しむ心が大事。 ライブでのカトセンにはかなり笑わせてもらいました。 勇作の本番での盛り上げる工夫もたまらなく粋でワクワクしちゃいました。 また舞台に立ちたいなぁ、私も。

Posted byブクログ

2011/05/04

青春かもしれないどころじゃなくストレートでした。バンドというか軽音という部活のストーリーです。展開の予想はつきますが、その通りにいくと気持ちが良いなという展開が多く、読後カタルシスを得うるものでした。表現や会話の表現力という点で、もう少しかなとも思いますが、初夏になると読み返した...

青春かもしれないどころじゃなくストレートでした。バンドというか軽音という部活のストーリーです。展開の予想はつきますが、その通りにいくと気持ちが良いなという展開が多く、読後カタルシスを得うるものでした。表現や会話の表現力という点で、もう少しかなとも思いますが、初夏になると読み返したくなる作品です。

Posted byブクログ

2011/04/04

伝統のある有名な軽音部に憧れ入部した、神山啓人。 しかし待っていた現実は、廃れた軽音部に、タバコや大麻を吸う先輩。そしてそれを見張る役目だった。 その先輩が捕まったことがきっかけで、廃部の危機に陥った軽音部。 しかしそれは、啓人が、部活が、学校が、それぞれの人が変わる大きなチャン...

伝統のある有名な軽音部に憧れ入部した、神山啓人。 しかし待っていた現実は、廃れた軽音部に、タバコや大麻を吸う先輩。そしてそれを見張る役目だった。 その先輩が捕まったことがきっかけで、廃部の危機に陥った軽音部。 しかしそれは、啓人が、部活が、学校が、それぞれの人が変わる大きなチャンスになった。 ベース担当、キレやすい伸太郎。 女子に人気で、ギターの上手い勇作。 吹奏楽部をやめ、好きな子のために頑張るドラマー、徹。 そしてサブギター兼ボーカルの啓人。 厳しい条件下での練習。 練習場所は屋上に続く階段。 様々な事件を経て、学園祭が始まる。 楽しかったー! 好きだよー!こういうザ☆王道! ザ☆青春真っ只中!な小説! 話はもう、青春小説のテンプレ!って感じなんだけど、私はそれが大好きな上に、キャラクターが好きだったので楽しくよめた。 マイナスからのスタート→集まる仲間→分かってくれない大人→理解を示し出す生徒たち→大きな舞台への期待→事件→を乗り越え爽快なハッピーエンド! いいね!わかりやすくていいね! 音楽やりたくなる! カトセンのキャラがたまらん! あと、これの良いところは、場所設定じゃないかしら! 練習場所が階段で、防音のせいで超暑くて…あつくてあつくて開け放ったドアの先が屋上! そこから漏れる音楽! それを聞きながら、他の部活が活動してて、よくわかんないけど仲間の輪が広がってく感じ…! 楽しいじゃないの!!

Posted byブクログ

2011/01/25

いかにもな感じの青春サクセスストーリー。 悪くないんだけど、型にはまり過ぎてるような感じがした。 とはいえ、加藤先生は面白かった。 彼はやってくれると思ってた。ナイスキャラ。

Posted byブクログ

2010/12/18

こういう小説大好き♪ 今だから思うんだろうけど無駄なこと(っていったら失礼だけど)に一生懸命になれたり自分は正しいってたとえ目上の人にでも主張できたり。 ロックとかは全然分からないけどきっとこの場にいたら一緒にのってそうv CDとタイアップして売り出したらもっと売れそう(笑)...

こういう小説大好き♪ 今だから思うんだろうけど無駄なこと(っていったら失礼だけど)に一生懸命になれたり自分は正しいってたとえ目上の人にでも主張できたり。 ロックとかは全然分からないけどきっとこの場にいたら一緒にのってそうv CDとタイアップして売り出したらもっと売れそう(笑) カトセンも森ちゃんも大人だから変わったんだろうけどきっと自分たちもなんにでも一生懸命な時代があったから最後には理解してくれて協力してくれたんだよね。 あとはクラスメイトの男の子も一緒にロックしてほしかったな、それが青春でしょ(笑

Posted byブクログ

2010/08/06

憧れの軽音楽部のある高校に入った神山啓人 しかし、そこは昔の栄光はどこに?の寂れて腐りきった部。 部員は3人。二人の上級生は楽器を弾けないばかりか練習もせずに 屋上で煙草をふかしている毎日。その後、この二人の先輩が 大麻事件を起こして逮捕され退学。たった一人残った啓人は校長から ...

憧れの軽音楽部のある高校に入った神山啓人 しかし、そこは昔の栄光はどこに?の寂れて腐りきった部。 部員は3人。二人の上級生は楽器を弾けないばかりか練習もせずに 屋上で煙草をふかしている毎日。その後、この二人の先輩が 大麻事件を起こして逮捕され退学。たった一人残った啓人は校長から 廃部の通達を受ける。一人階段途中に設けられた軽音部のスペース略して 部段の片付けと掃除をする啓人。 そこへ現れたのは啓人の同級生、伸太郎。 伸太郎もまた軽音楽部に夢を持ちこの学校へ入学してきたのだが あまりの夢と現実の落差に入部2週間で幽霊部員となった一人だったのだ。 皆がやめていく中で一人部段で先輩たちの見張りをさせられながらも 練習をしてきた啓人。 伸太郎は吼える 「おかしいよ。全然やる気ゼロのあいつらがどうなろうと知ったこっちゃ ないけど、なんで真面目にやってたお前がワリ食うんだよ!!」と。 いいよ!いい!! 伸太郎。 その通り。 正義感ではちきれんばかりの君がまぶしいよ! 校長から条件付で軽音楽部の存続をひとまず認められた啓人と伸太郎。 まずはメンバー集め、そして顧問探し。と軽音楽部の再スタート。 軽音楽部をシンクロに変えればウォーターボーイズだし、吹奏楽に変えれば スイングガールズになりそうな本当によくある展開の話なのだけれど 高校生たちの明るくてまぶしいばかりの青春がそこにある。 青春中毒症の私にはど真ん中の小説だった。 とにかく登場人物のキャラが非常に魅力的だ。 途中から加わる天才肌で女にモテモテのギター担当勇作や おおらかで誰もが和んでしまうような徹。 そして生徒からも馬鹿にされているような冴えない国語教師「カトセン」こと 加藤先生。「若さを武器に勝負できるのはせいぜい10代のうちだから、少々不躾でも やりたいことをやるといいよ。」存在感がまるでない加藤先生が実は実はな展開も よくある話といわれればそれまでなのだが、読んでいて気持ちよいのだから それでいいのだ。 すっとぼけた感のある校長先生や、ルールが全てで、何かと軽音楽部を 目の敵にする森先生。 自分たちの外の敵と戦い、自分たちの中でも揉めながら 少しずつ前へ進んでいく彼ら。 啓人の「もう、俺一人じゃないんだ」の言葉には涙があふれそうになった。 1年間階段途中で一人頑張ってきた啓人に仲間が出来た。 ひたむきな高校生たちの頑張りが妙に爽やかで温かい。 ああ、面白かった。 満足。

Posted byブクログ

2010/08/08

<内容>だめな先輩のせいで、伝統ある軽音楽部が廃部になってしまう。がけっぷちに立たされても、啓人は煮え切らなかった。しかし、幽霊部員だった伸太郎に引きずられ…。四面楚歌の状況で、啓人は「一発ドカンと」やれるのか!?

Posted byブクログ

2010/08/15

実はこの本と夏目漱石の「それからを」を天秤にかけ、苦渋の選択の末この馬鹿で汗臭い青春ドラマの小説、「階段途中のビック・ノイズ」を選びました。 読んだ感想としては、読み終わった途端に無性にロックが聞きたくなる症候群に陥り、自分が過ごしてきた青春を彼らの青春と比較してうなだれてしまい...

実はこの本と夏目漱石の「それからを」を天秤にかけ、苦渋の選択の末この馬鹿で汗臭い青春ドラマの小説、「階段途中のビック・ノイズ」を選びました。 読んだ感想としては、読み終わった途端に無性にロックが聞きたくなる症候群に陥り、自分が過ごしてきた青春を彼らの青春と比較してうなだれてしまい、立ち直るのにしばしの時間を要しました。 キャラの個性が絶妙に絡み合い、お約束な展開も忘れず、終始波乱万丈、気が抜けない。読んでて部段の暑さが伝わってきて「死んでもクーラーなんてつけてたまるか」なんて彼らと張り合ってしまった。 明日からの日々を楽しくしてくれるように応援してくれる、そんな本でした。

Posted byブクログ