読解力再考 の商品レビュー
今まで先生たちが「読解力」だと思っていたものが、PISAの言う「読解力」とは違っていて、惨憺たる結果が表れた。 そもそも、今までの読解力すら子供たちは危うくなってきてるところだったのに。 そういうことなのね。 「読書と言えば物語」という意識は、この本が出て12年以上経った今でも根...
今まで先生たちが「読解力」だと思っていたものが、PISAの言う「読解力」とは違っていて、惨憺たる結果が表れた。 そもそも、今までの読解力すら子供たちは危うくなってきてるところだったのに。 そういうことなのね。 「読書と言えば物語」という意識は、この本が出て12年以上経った今でも根強い。 先生たちの意識においてもそうだし、その影響を受けてなのかどうなのか、子供たちにとってもそう。 それは年齢が上がるにつれて強くなっている気がする。 もしかしたら、物語文以外を読むのが辛くなっているのかもしれない。 絵図の多い本は読むし、マンガは読むけど、細かい解説文なんかは飛ばしてる感じがする。 読んでない。 読解力再考。 そのタイトルと裏腹に、現実は進んでいたのかもしれない。 そして今、読解力はさらに崩壊している。
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「読解力」とは何か、「分かる」とは何かが詳しく書かれている。 具体的な教材の指導計画と目標もあり、教育実習を控えた私にはぴったりでした。 「読めた/理解した」ことを示すのには何らかの「書く/話す」作業を経ないと他者は評価出来ない、というのが目から鱗。
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