1,800円以上の注文で送料無料

知らずに他人を傷つける人たち の商品レビュー

3.4

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    6

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2012/07/01

いわゆる、「モラハラ」の人々について書かれた本。 モラハラって、パワハラやセクハラと同じような市民権を得ているのかと思いきや、まだそうでもないんですよね。 幸いなことに、私の周りには、モラル・ハラスメントをするような上司はいませんが、家庭内や恋人からのモラハラを受けていた人が周...

いわゆる、「モラハラ」の人々について書かれた本。 モラハラって、パワハラやセクハラと同じような市民権を得ているのかと思いきや、まだそうでもないんですよね。 幸いなことに、私の周りには、モラル・ハラスメントをするような上司はいませんが、家庭内や恋人からのモラハラを受けていた人が周りにいて、割と身近な話題です。 この本では、男性が加害者、女性が被害者という図式で描かれることが多く、それ自体が偏っているという意見もあろうかと思いますが、実際そのパターンが多いのではないかと思います。 会社であれば、役職についているような女性は数が少ないので。ただし家庭内はいわゆる「恐妻」の一部がそれに当たるかもしれませんが。 モラハラの概要がたいへん易しく書かれており、専門性には欠けるかもしれませんが、浅く広く?知るには良い本かと思います。

Posted byブクログ

2011/10/15

「モラル・ハラスメント」って言葉はこの本で始めて知りました セクハラにパワハラにモラハラかぁ? 世の中にはたくさんの「ハラスメント」が溢れてますね・・・ なんか生きにくい世の中だな・・・なんて思ったりして・・・ モラル・ハラスメントの定義は 「言葉や態度で繰り返し相手を攻撃し、...

「モラル・ハラスメント」って言葉はこの本で始めて知りました セクハラにパワハラにモラハラかぁ? 世の中にはたくさんの「ハラスメント」が溢れてますね・・・ なんか生きにくい世の中だな・・・なんて思ったりして・・・ モラル・ハラスメントの定義は 「言葉や態度で繰り返し相手を攻撃し、人格の尊重を傷つける精神的暴力」 らしいですが・・・ これって、誰もが加害者になり被害者に成り得ますよね?! もし、モラル・ハラスメントに罰則なんてできたら、私、とっくに訴えられてるし 逆に誰かを訴えることもできる・・・ それ位、世の中に溢れてると思いませんか?! だって、それを受け取る側が「モラハラだぁぁぁっぁ」って感じたら最後でしょ? なんかね、結局のところコミュニケーション下手な人が増えてるって事だと思うんだよね 自分だって上手じゃないけどさぁ 「あぁ、これ言ったらモラハラ?」なんて思いながら、日常一緒に働いてる人や友達と 過ごしたくないなぁって思う そして、すぐに「私、モラハラ受けました!!」って言うのもヤダな・・・ もうさ、どうしようもない人もいるけど、そんな人は私の周りでは極まれで・・・ もっと、なんかこういう言葉を使う前に普段のコミュニケーションだと思うんだけどな・・・ でもそれが難しくなったのか、最近は・・・

Posted byブクログ

2011/09/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

モラル・ハラスメントとは何か、ということを知るにはいいと思う。 しかし、内容的にはあまり素晴らしい本ではないと思う。 まず、モラルハラスメントの加害者は男性であり、被害者は女性という立場で常に書かれている。実際には女性から男性へのハラスメントもあるはずであるが、それが書かれているのはわずか1ページ半。しかも結論は、例として挙げられている女性(パートナーに暴力をふるう女性)の行為が、「モラハラかどうかという問題にもすぐには答えは出ない」と書き、結論を曖昧にしている。また、51Pでは「家庭内モラハラでは、被害の対象は「妻」かせいぜい「妻と子」」と述べ、妻が加害者になることはないような書き方をしており、妻が加害者になる場合としては77Pにて「最近は、妻から夫へのモラハラも問題にありつつある」と少し触れるだけにとどまっている。 精神科医であるならば、公平な立場で書くべきだと思います。 また終盤には、この本の一ページ目を開いただけで投げ捨ててしまう人は、モラハラの加害者になるというような書き方をしていて、そのようなことは著者として自書に書くべきではないと思いました。 私としては、モラハラとは何かということを知る以外、読む価値の無い本だと思います。

Posted byブクログ

2011/06/20

好意の返報性(p.93)は、誰もが持つ心理傾向、つまり、マインドコントロールがひそむ、或いは、覆う世界に、私たちは生きている。

Posted byブクログ

2011/06/05

職場でのモラハラ(かも?)に悩んでたときに読んだ本。 でも逆に自分が誰かにモラハラしてるんじゃないかと考えさせられたり。。。

Posted byブクログ

2010/11/24

モラハラしてくる人ってとっても多いと思うんですが(私だけ?)、「この人に言ってもきっと聞いてないな」と思われるくらい自分の世界作っちゃった人の勝ちかもね・・・。依存関係が多い人ほど、モラハラに振り回される気がします。

Posted byブクログ

2010/07/17

二人以上の人間が集まると、そこにはモラルハラスメントが必ず生じてしまう。ゆがんだ自己愛によるものや、文化・教育的なすりこみによるケースがある。日本型は、特にコミュニケーションの不足によるものが多く、コミュニケーションスキルを獲得することで加害者になることを避けることができる。自己...

二人以上の人間が集まると、そこにはモラルハラスメントが必ず生じてしまう。ゆがんだ自己愛によるものや、文化・教育的なすりこみによるケースがある。日本型は、特にコミュニケーションの不足によるものが多く、コミュニケーションスキルを獲得することで加害者になることを避けることができる。自己肯定感が低いと被害者になりやすい。モラハラに気付くこと、第三者に相談することなど、具体的な示唆がなされている。

Posted byブクログ

2009/10/04

モラルハラスメントについて、日本人を主体に分かりやすく具体的に書かれている。 「30代うつ」とモラハラの関係など ?と感じる部分もあるが、 欧米とのモラハラの違いなど うなずける。

Posted byブクログ

2011/07/17

自覚症状なしに他人を傷つける人について、モラハラという概念を軸に考察されています。モラハラーモラル・ハラスメント:「ことばや態度で繰り返し相手を攻撃し、人格の尊厳を傷つける精神的暴力」だそうです。遊びやスポーツには精を出せるのに、仕事となるとうつになる人(筆者は「30代うつ」と名...

自覚症状なしに他人を傷つける人について、モラハラという概念を軸に考察されています。モラハラーモラル・ハラスメント:「ことばや態度で繰り返し相手を攻撃し、人格の尊厳を傷つける精神的暴力」だそうです。遊びやスポーツには精を出せるのに、仕事となるとうつになる人(筆者は「30代うつ」と名づけてます)、家庭内暴力、いじめなどについて言及され、モラハラの被害者、加害者になる人、その対処法などにまで触れられています。仕事ってその内容などよりも一緒に働く人に拠るところが大きいというのは大いに賛同。どんなに仕事が好きでも、嫌な人いたら辛いっす。職場のいじめ、学校のいじめ、自殺、精神的な病気、などなど現代日本が抱える問題の多くがこのモラハラに関わると思い、興味深かったです。筆者も「モラハラの被害者になりやすいのは“普通の人”」といっているし、また大きなストレスにさらされたら、自分が身近な人にモラハラ的な態度もとりかねないようなぁと思った。人間関係はやっぱりむずかしい。

Posted byブクログ

2009/10/04

現代社会におけるモラルハラスメントについての記述。うちの職場なんて、モラハラの塊ではないだろうかと激しく疑ってやまない。人間は自分に余裕がないと、心が狭く、つまらない人間になっていくと思う。

Posted byブクログ