「狂い」のすすめ の商品レビュー
いつも仏教をわかりやすく、面白おかしく解説してくれる「ひろ さちや」さんの新刊です。 ひろさちやさんは現代に生きる一休さんのような方!! ああ、こんな角度で物事を見ると面白いし、楽しいし、楽に生きられるのね~!と思えます。 面白かったユダヤ人のジョークエピソードをひとつ...
いつも仏教をわかりやすく、面白おかしく解説してくれる「ひろ さちや」さんの新刊です。 ひろさちやさんは現代に生きる一休さんのような方!! ああ、こんな角度で物事を見ると面白いし、楽しいし、楽に生きられるのね~!と思えます。 面白かったユダヤ人のジョークエピソードをひとつご紹介。 ある町に商売を営んでいるユダヤ人Aがいました。 ある日神さまが、この商人にこんな提案をします。 「お前が欲しいと思う物はなんでも与えよう。ただし、お前のライバルである商人Bには、その2倍のものを与えることにする。 つまりお前が1億円を望めば、Bには2億円が与えられることになる。さて、お前は何が欲しい?」 商人Aは一生懸命考えたあげくにこんなお願いをしました。 「神さま、それでは私の片目をつぶしてください!!そうすればBは両目がつぶれるんですよね?」
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ひろさちやさん。彼の文章が好き。 確かになーと思う一方で、要するに敗者哲学では?と思ってしまう自分もいる。 でも、お金があるからといって幸せだとも思えない。 欲を満たせば満たすほど、僕らは乾いていく。 そう考えると、この生き方の方が良いのかな、と思えた。 就活する前に人間の絆は...
ひろさちやさん。彼の文章が好き。 確かになーと思う一方で、要するに敗者哲学では?と思ってしまう自分もいる。 でも、お金があるからといって幸せだとも思えない。 欲を満たせば満たすほど、僕らは乾いていく。 そう考えると、この生き方の方が良いのかな、と思えた。 就活する前に人間の絆は読んでおこう。
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本当に、人生に「やる気満々」の人は不要な本。 だからそこが面白い。 思考をリセットするにもお勧めな一冊。
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価値観について知りたくて読書。 一般的とされる価値観、解釈、常識とされるものとは一体なんなのかを考える。 「狂っている」 のは何を基準としているのか。 「変だ」 は何を基準にして変だと感じるか。 自分の基準を見つめ直し、疑ってみる作業は面白いと思う。特に東南アジアの国とか...
価値観について知りたくて読書。 一般的とされる価値観、解釈、常識とされるものとは一体なんなのかを考える。 「狂っている」 のは何を基準としているのか。 「変だ」 は何を基準にして変だと感じるか。 自分の基準を見つめ直し、疑ってみる作業は面白いと思う。特に東南アジアの国とか行くと自分の価値観が大きく揺さぶられるのでおいに価値があると思う。 いい意味で狂うのは旅をするのが一番なのかもしれない。 読書時間:約40分
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思考の方向は老子だけれども、 もっと内面的なエネルギッシュなところまで 引き出す本。 生きる意味がない って思った方は読んでみても いいと思います。
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「遊び心」の本かな…と思います。 「世の中はどうせ狂っているし、だれしも必ず死ぬし、だったら気楽に行きましょう」っていう内容。 めずらしいのは、「こういうことをやれば大丈夫!」というものを示すのではなく、「こういうふうに考えられるようになればいいよね」っていう感じで、それが実践さ...
「遊び心」の本かな…と思います。 「世の中はどうせ狂っているし、だれしも必ず死ぬし、だったら気楽に行きましょう」っていう内容。 めずらしいのは、「こういうことをやれば大丈夫!」というものを示すのではなく、「こういうふうに考えられるようになればいいよね」っていう感じで、それが実践されなくても別にいいや、っていうスタンス。 飄々とした感じでした。
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世間の目に翻弄されず、すべてのものをそのままで受け入れることの 大切さを宗教の教えと絡めて説いている。 あくせくして、空回りしてしまう時には得るものが多いのではないだろうか。 オリズムにつながる思想が語られている。
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気が楽になる。「現代の日本社会は狂っています。こんな狂った社会で、社会が考えるまともな生活をしてはいけません。」著者は仏教の考え方から、この世の中の生き方を説いている。パレートの法則からどんな集団でも上位20%が頑張る事から、残り80%の必要性、人間の機能価値は他者との縁で一時的...
気が楽になる。「現代の日本社会は狂っています。こんな狂った社会で、社会が考えるまともな生活をしてはいけません。」著者は仏教の考え方から、この世の中の生き方を説いている。パレートの法則からどんな集団でも上位20%が頑張る事から、残り80%の必要性、人間の機能価値は他者との縁で一時的に付加されていると説いている。仏教とパレートの法則を結びつける所が面白い。
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この一冊を求めている人にとってはこの一冊は非情によい良書となりうると思うし、実際にこの一冊を求めている人は少なからず存在しているだろう。しかし、 個人的にはこの著書には欺瞞を感じてしまわざるをえない。 「社会は狂っている。しかし、それを常識としてしまうのが世間です。それに押し付...
この一冊を求めている人にとってはこの一冊は非情によい良書となりうると思うし、実際にこの一冊を求めている人は少なからず存在しているだろう。しかし、 個人的にはこの著書には欺瞞を感じてしまわざるをえない。 「社会は狂っている。しかし、それを常識としてしまうのが世間です。それに押し付けられてがんじがらめになって苦しむのです。我々は所詮弱者です。弱者なら弱者らしく狂ってしまえばよい。それで随分と楽になります。がんばらなくてよい、あなたらしくでいい」 もちろん、こういう言い方でしか掬い取れない人々が一定数存在しているのは硬くないが、この人は、「弱くとも徹底抗戦」する人々については意識的にか触れないでいる。いや、ときおり出してはいるのかもしれないが、そこについてはあまり言及せずに済ましている。そういう意味で、この一冊は、「大衆になれない大衆」のための一冊だと思われてならず、無論、臨床心理を勉強したいと考えている自分がこういうことを言うのは甚だ矛盾しているのかもしれないが、しかし、こういう感想を抱かずにはいられなかった。また、この人は、かなり卑怯でもある。つまり、何か批判を食らえば、「しかし、それはあなたがそういう常識に囚われているのです」という返しをする。だが、それを言ったら、何もかもが常識に囚われていると返されてしまい、つーことは、「あなたは私が常識に囚われているという常識に囚われている」という反論を食らわせれば一体、どういう答えを返せるのか?もはや泥沼である。この著書では酷く単純化された著者の思想が並べられており、それもかなり実践しやすいレベルで綴られている。そこに至るまでに著者の葛藤などがあって、それを経ているからこその単純さなのかもしれないが、この単純振りが物足らなくもある。 ただ、それでも、このひとの「なぜ生きるか?」への返しとしての、「ついでに生きている」という答えや、 ――「世間と言うものは、近寄ると危険です。楯突くのはよしたほうがいい。ただ、黙ってにやにや眺めているといいのです。そして、心の中では、狂っている世間を軽蔑します」という、この、「にやにや」という言葉につい、吹き笑いをもらしてしまい、これは一つやられたなと思わされた。 また、縄文型――弥生型の分類は中々面白い。家の前の掃き掃除をするときに隣の家の前まで掃いておくと、縄文型ならば、「ありがとう」と感謝して終わり、弥生型ならば代わりに家の前を掃除しなければならないという「義務」が生じてしまう。そして、日本と言う国は農業国である上に、近年ますます弥生方の社会になってきている以上、「余計なこと」はしてはいけない。つまり、相手に義務を生じてさせてしまうから。個人的な感想としては、ここでかっとなるのが偽善者。ここでその通りだとうなずくひとは冷淡者。そりゃそうだけれどちょっとすっきりしないなぁって思う人が一番良識あるひとだと思う。あといくつか追記するなら、この人世間をあまりに単純化しすぎてる気もする。その辺りはやはり昔の人なのかもしれない。いえね、単純化したくなるくらい単純な人たちも多いのは同意するのだけれども……。
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気の持ちようだよね!という本。 そういった「気の持ちよう」を色々な宗教の中で語られている話を例として挙げたりすることで、「なるほど」と納得した気になる。 気に入らないのが、「気の持ちよう」を説いている内容なのに、 本の中で著者が「旅先で~~ということがあって頭に来た」とか、「こ...
気の持ちようだよね!という本。 そういった「気の持ちよう」を色々な宗教の中で語られている話を例として挙げたりすることで、「なるほど」と納得した気になる。 気に入らないのが、「気の持ちよう」を説いている内容なのに、 本の中で著者が「旅先で~~ということがあって頭に来た」とか、「この人の言っていることは間違っている」とか、書いていることを実践出来ていない点。 「あ~この本の内容は著者の理想論・幻想か~」と思ってしまう。 ので、評価は低め。
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