ナルシスの祭壇 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
耽美&耽美。山本タカトとこれでもかというくらいの性癖の暴露は清々しさを感じ、またとんでもなく高い画力で見ていて気持ちの良さも感じる。正直興奮するから山本タカトの作品は大好きです。
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もともと浮世絵が好き、ビアズリーと伊坂芳太良氏が初めて購入した画集とくれば、山本タカト氏にたどり着かないはずがないよなぁ・・・とつくづく嬉しく思う。
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画集第2作。 少年とも少女ともつかない風貌の少年が最も美しい。卑俗なエログロではなく、品のある頽廃的官能美。近作に比べると色彩や線に泥臭さが残る。 ビアズリーのサロメやランピトーも取り込まれている。 <好き> ・「月の沈むまで」:表紙。猥雑でいて凛と張り詰めた空気。 ・「浦島太...
画集第2作。 少年とも少女ともつかない風貌の少年が最も美しい。卑俗なエログロではなく、品のある頽廃的官能美。近作に比べると色彩や線に泥臭さが残る。 ビアズリーのサロメやランピトーも取り込まれている。 <好き> ・「月の沈むまで」:表紙。猥雑でいて凛と張り詰めた空気。 ・「浦島太郎」:横顔の色香。 『殉教者のためのディヴェルティメント』(第4作)のサロメの絵が見たい…。
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嗚呼地獄絵図。 この画集全てが排泄物である。 少年少女は眉間に皺を寄せ、苦悶の表情を浮かべながら自傷を夢想する。 辿り着くその先には快楽。 美しい自分自身のへの恍惚。 そして何がうんこだかと言うと、その一連の行為が僕には排泄行為と重なり、出てきた物はうんこと同義であるということ...
嗚呼地獄絵図。 この画集全てが排泄物である。 少年少女は眉間に皺を寄せ、苦悶の表情を浮かべながら自傷を夢想する。 辿り着くその先には快楽。 美しい自分自身のへの恍惚。 そして何がうんこだかと言うと、その一連の行為が僕には排泄行為と重なり、出てきた物はうんこと同義であるということ。うんこは臭くて汚くて触りたくもないけれど、立派な肥料になるのである。 美しい丈夫な花を咲かせようと思うなら、肥料は必要不可欠。 自分を彩るうんこさえも美しく思う。 ああ、ナルシス。 気になったのは「髑髏毬」。 言うなれば頭蓋骨蹴鞠なんだけど、素敵だよね、とっても。 わたしもやりたい。
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美しい。 美麗で繊細でいてエロティック。 見ている此方が異様なまでにドキドキとしてしまう。 本当に素晴らしいと思います。 綺麗だ。
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本屋で一目惚れして買いました。隣で旦那が「ええ〜!それ、買うのかヨ??」的な顔をしていましたが私はこういうの大好きです。 線が美し過ぎます。線が素敵です。表情がなんともいえません。美しいです。美しい顔をひきたてるためには、背景もしっかりと描写して世界観を創りあげないといけないんだ...
本屋で一目惚れして買いました。隣で旦那が「ええ〜!それ、買うのかヨ??」的な顔をしていましたが私はこういうの大好きです。 線が美し過ぎます。線が素敵です。表情がなんともいえません。美しいです。美しい顔をひきたてるためには、背景もしっかりと描写して世界観を創りあげないといけないんだなあ、とつくづく思わされました。
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