使命と魂のリミット の商品レビュー

東野圭吾【著】

2014/07/20

「医療ミスを公表しなければ病院を破壊する」突然の脅迫状に揺れる帝都大学病院。
「隠された医療ミスなどない」と断言する心臓血管外科の権威・西園教授。
しかし、研修医・氷室夕紀は、その言葉を鵜呑みにできなかった。
西園が執刀した手術で帰らぬ人となった彼女の父は、意図的に死に至らしめられたのではという疑念を抱いていたからだ…。
あの日、手術室で何があったのか?今日、何が起こるのか?大病院を前代未聞の危機が襲う。
最も好きな小説第一位！
なんか、誰も憎めないこの感じｔがたまらなく好き！

2014/05/16

大切な人をなくした経験を持つひとたち

医療の場に、感情はもちこまれるのか

父を、息子を、恋人をなくしたそれぞれが
病院に集う

2014/05/03

図書館。憎む人が手術される病院の電源を狙う。
警官、医者、社長、それぞれが使命を懸命に果たそうとする間で誤解が生じ、誤解が不幸を招こうとしていた。しかし看護士の使命感により最悪な結末はまのがれる。
誤解を解くために、自分の全てを掛けることが、はたして自分にできるだろうか？
すべての誤解が気持ちよく解けたあたりが、東野圭吾だね。

2014/04/29

病院を舞台に登場人物の様々な思い、疑念が混じり合う中でテンポよく物語が進んでいく。
医療用語などは難しい部分が多かったがそのような用語を交えながらもテンポのよいストーリーに仕立てる東野圭吾はすごいと思った。

2014/02/02

研修医の夕紀が自分の父が亡くなったのは医療事故なのかと抱えながら、大学病院に爆破予告の脅迫文が届いた事件と絡んで行くお話。犯人が凶悪人ではないのも読んでいて悲しかった。面白くて一気に読んでしまった。

2013/12/14

さすがに東野圭吾。一気に引き込まれる書き方は素晴らしい。しかも、医療関係の専門用語も自然に用いられ、その描写も的確なのはスゴイと言える。どこまで取材したのだろうか・・・。
少し残念なのは、この規模の病院なら、MEさんも、もっと大勢いて、十分にトラブルに対処できるはず　というツッコミが入るかも。

2013/11/19

☆市立図書館にインターンシップにきた緑陵高校生徒のおすすめです。

　この本は医療ミスが原因で病院に脅迫状が届き、病院内がパニックになってしまうお話。
　その脅迫状は一体誰が？続きはこの本をお読みください。

岩見沢市立図書館・お勧め本紹介（８月１１日更新）より引用。
https://lib.city.iwamizawa.hokkaido.jp/

2013/11/11

大学病院を舞台にした、心臓外科医の話。
父親を心臓の病気の手術ミスで亡くした夕紀は、その真実を暴くために心臓外科医になり、自分の父親の手術をした西園教授のいる医局に入局する。
そしてアリマ自動車の社長が父親と同じ病気で入院してきて、その手術に立ち会うことになるが・・・。

という感じの医療サスペンス？な話。
東野圭吾ということでちょっと期待しすぎたのかな・・・。
もうちょっとどんでん返しが欲しかった。
ブラックジャックによろしくと並行して読んだので、医療について考えるきっかけにはなった。

2013/09/11

父親の心臓手術の失敗に疑問を持った夕紀は、その執刀医である西園の下で医療を学ぶ。
西園と母の交際でさらに疑惑は深まるが。
そんな中、病院に「医療ミスを公表しろ」という脅迫文が届く。

医療系なので、ちょっと難しかったけど、読みやすかった。

2013/09/11

彼も彼女も大切な人を殺された（と思っている）のに、どうして簡単に赦すんだろう。
赦す理由が良心だなんて、本当に馬鹿らしい。
やり遂げられないなら復讐なんて無意味。