哲学のことば の商品レビュー
中高生が疑問に持ちそうなテーマに関して、哲学者の言説を用いて著者が論じるという内容だが、著者の専門がギリシア哲学なのでその影響が結構大きい印象。別にそれが悪いということではなく、逆にシンプルでよいのかもと思ったり。
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以前読んだ著者の本がすごくよかっただけに、本書はちょっと残念。 論理的にかっちりと組まれているわけでもなく、かといって感動的な啓蒙書というわけでもなく、まあはっきり言ってしまえば面白くない。 話が総花的すぎるのかなあ? ま、とはいえ、論理の飛躍がいちじるしいとかそういうことはな...
以前読んだ著者の本がすごくよかっただけに、本書はちょっと残念。 論理的にかっちりと組まれているわけでもなく、かといって感動的な啓蒙書というわけでもなく、まあはっきり言ってしまえば面白くない。 話が総花的すぎるのかなあ? ま、とはいえ、論理の飛躍がいちじるしいとかそういうことはないので、はまる高校生がいるかもしれないとは思う。
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哲学の入門書を探していて、図書館で本書を発見。目次にそそられたので(恋する気持ち、死を考える等)、借りてみた。 全般的に、各章でのテーマに関係した有名な哲学者の言葉を引用して、その解釈+著者の考え、という構成。ハッとするような発見はなかったが、第一章P22の「私らしさ」の話は短...
哲学の入門書を探していて、図書館で本書を発見。目次にそそられたので(恋する気持ち、死を考える等)、借りてみた。 全般的に、各章でのテーマに関係した有名な哲学者の言葉を引用して、その解釈+著者の考え、という構成。ハッとするような発見はなかったが、第一章P22の「私らしさ」の話は短いが、大学生の就職活動にも通じるもので良かった。
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哲学の名言を断片的に引用しながら、哲学についてきわめて易しく語りかけてくる。上から目線ではなく、一緒に考えようと誘うような、促すような文体が良いと思った。作者のマインドセットも前向きで子供が読むのによさそうである。もう少し引用が多い方が本格派でより良かったのでは。
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著者がネコ好きなので、表紙や挿絵にネコが描かれているが、これは哲学の入門書です。本文中にネコに言及しているところはあるが、ごくわずか。 哲学の本としては読みやすい。
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