マンションの隣人妻 31歳と21歳 の商品レビュー
倉田作品の異色作
痴漢物といえば倉田稼頭鬼、倉田稼頭鬼といえば痴漢物、という作者にしては隣人物という異色作。我が妻になんとなく満たされないものを感じていた夫達が、それぞれの隣人妻に魅力を感じて一線を越えていく、というストーリー。当然ながら熟妻と若い夫、若妻と熟年夫という関係で進んでいく。お互いがそ...
痴漢物といえば倉田稼頭鬼、倉田稼頭鬼といえば痴漢物、という作者にしては隣人物という異色作。我が妻になんとなく満たされないものを感じていた夫達が、それぞれの隣人妻に魅力を感じて一線を越えていく、というストーリー。当然ながら熟妻と若い夫、若妻と熟年夫という関係で進んでいく。お互いがそれぞれに自分の妻(夫)にはないものを感じてのめり込んでいく。特に熟妻と若い夫の方にそれが顕著で、若妻は熟年夫に抵抗しながらも惹かれていく形にしている。このパターンでは、最後は盛大に乱交かスワッピングになると思われるが、本作はちょっと意外な形で結末を迎える。若干どうかな、という気がしないでもないが、なんだかホッとするラストである。正直なところ、ストーリーはそれほど感が漂うがエッチシーンの描写はエロい。
DSK
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