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四季 春 の商品レビュー

3.8

239件のお客様レビュー

  1. 5つ

    60

  2. 4つ

    71

  3. 3つ

    70

  4. 2つ

    16

  5. 1つ

    1

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2019/08/07
  • ネタバレ

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S&Mシリーズのスピンオフ まだ『すべてがFになる』しか読んでないけど、読んじゃった 面白かった点 「キシオ」の一人称にだまされた 事件も起こるが、それはただのスパイス的要素 設定と展開を楽しむ本 イマイチな点 紙面構成がラノベっぽい 目が滑る

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2018/08/21

“人生の価値観”に風穴を開ける一冊 開いた穴は時間で塞がることはなく、再読した私を再び置き去りにしてゆく。 「生きていることが、どれだけ、私たちの重荷になっているか、どれだけ、自由を束縛しているか、わかっている?」

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2018/06/21

ついにきた四季シリーズ。 誰が誰なのか混乱させる手法、 このきしおは誰なのかを考えながら。 四季が四季になった理由、 殺したい理由はここにある、ということなのかな。

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2018/05/25

四季シリーズ以前のものがここで関連してきます。そこでちょっと興奮しますね。独特の哲学的な言い回しにちょっと疲れるところがありますが、登場人物は魅力的です。

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2018/05/08
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S&Mシリーズの「すべてがFになる」で鮮烈なイメージを残した真賀田四季を主人公に据えた四季シリーズ1作目。 物語は全編「ぼく」視点で描かれていて, そのぼくの正体が物語中盤から「もしやこれは四季の人格では?」って気付くのだけど, それにしては実在する其志雄の描写もあって混乱した。 結局のところ, 真賀田四季・四季の人格である栗田基志雄たるぼく・真賀田基志雄・真賀田基志雄の人格である透明人間たるぼく, の4人が主要人物であり, 語り手はぼく2人の視点で書かれているから混乱する。 S&Mシリーズ・Vシリーズとのクロスオーバーがあり, 森博嗣のシリーズ作品のファンとしてはたまらない作品。 紅子に萌絵パパと幼い萌絵が登場し, 終わりが始まりとも言えるワクワクするところで本作は終わる。まさに序章の「春」, つながる「春」。四季シリーズのこれからの展開が楽しみすぎる。

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2018/03/31
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なんかもう天才過ぎてわけわかんないんだけど、真賀田四季だから許せるって言う不思議な感じでした。 赤緑黒白のまんまのシーンが四季(其志雄)側から読めたのはタイムリーだったし面白かったなぁ。 肉体がある方の其志雄がどうして母を殺さなくてはいけなかったかがピンとこなかったけど。

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2018/01/06

天才科学者真賀田四季の物語。第一巻の春は四季の幼少期の物語。子供の頃からすでに圧倒的な存在感を持つ四季。その存在感に途中で起こる殺人が霞んでしまう。しかし、他のシリーズとクロスするので森作品が好きなひとは引き込まれる。

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2017/12/19

私を置いていかないで! 最後のセリフが突き刺さる。今までの孤独、そしてこれからの孤独に彼女がどう向き合っていくのか。 続きを読めば、その声に耳を傾け続けられるであろうか。 理解しようとしなければ、いつまでもその溝は埋まることはない。目をはなさずいられるだろうか? 自分との闘いだ。

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2017/09/18
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3.5 S&MとVをつなげる集大成的な感じ。四季の生誕から幼少期の話。一度読んだものは忘れず映像として記憶に残りその読み込みも瞬時にできるらしい。3、4歳で数学物理の書物での言葉の曖昧さをなくすために英語ドイツ語をマスター。初見の人とは5分程度話して急にしゃべらなくなる。時間を浪費する人とはしゃべらない。其志雄は多重人格の四季の一人のよう。日本メタナチュラル協会の若い時期の佐織が登場。協会の会員に神を信じさせるにあたり自分が信じていない。自分を神様だと信じたらよいではないかとの四季の提案に感銘を受ける。各務亜樹良が四季の協力関係も出てくる。赤緑黒白で出てきた紅子との図書館でのやりとりが四季目線でリピされる点もつながりが分かって面白い。 これまで出てきた人物とのつながり少しずつ見えてきて面白い。四季の神童っぷりも面白くすべてがFになるを読み直したくなった。

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2017/07/22

四季シリーズ一作目。 あの真賀田四季の幼少時の物語。 生まれてからすぐの記憶すらも持っている少女は、すぐに天才少女として名を馳せることに。 しかしその中にも複雑な人格が。実在の其志雄と内面の基志雄に気付くまで、物語の大半はわけがわからないことに。 後半になってようやく、ああそうだ...

四季シリーズ一作目。 あの真賀田四季の幼少時の物語。 生まれてからすぐの記憶すらも持っている少女は、すぐに天才少女として名を馳せることに。 しかしその中にも複雑な人格が。実在の其志雄と内面の基志雄に気付くまで、物語の大半はわけがわからないことに。 後半になってようやく、ああそうだったのかと納得しましたが、内面で話をしていてもわずか六歳で難しいことを議論するので、ちょっと読み飛ばし。おばちゃんにもわかるように話して(笑)。凡人には辛いわ。 この辺りの年齢でVシリーズの紅子と遭遇。

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