ステージ・舞台照明入門 の商品レビュー
一通りの照明機材についての知識が深まったのでとても助かった。図書館に唯一あった照明関係の本がこの一冊でよかった。照明は太陽かぁ。
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舞台照明に関しては、これを読めば一応の知識は網羅できる、といった本を探していた。照明をやりたいという生徒に最初に読ませる本としてだ。なかなかふさわしい物が見つからなかったのだが、これは満足できた。 まずは基礎編。照明とはどういうものなのか、照明を扱う仕事にはどんなものがある...
舞台照明に関しては、これを読めば一応の知識は網羅できる、といった本を探していた。照明をやりたいという生徒に最初に読ませる本としてだ。なかなかふさわしい物が見つからなかったのだが、これは満足できた。 まずは基礎編。照明とはどういうものなのか、照明を扱う仕事にはどんなものがあるか。何よりも大切な、舞台についての基本的な知識や、プランを考える基本、そして照明の仕事をするときの準備から心構えまで、丁寧に説明してくれている。持ち物とか、マニキュアの配慮(!)まで。 機材編は、灯体の名前や役割から始まり、フィルター、バトン、卓といったよくあるものはもちろんだが、コンセント(コネクター)やケーブルの種類、なによりなぜそんな風にいろんな種類があって、それがどんなふうに使われているかまで説明してくれている本はあまりないのではないだろうか。DMXやムービングライトについての知識は、素人にはあまり関係ないかもしれないけど、そういう方面に進みたい人の夢を広げるには十分すぎるほどだ。 実践編では、準備を始めるところから公演を終えるところまで、順を追ってやるべきことなどが書かれている。パッチやタッパ決めなど、あんまり他の本では書かれていないが、かならず現場では行われている作業について、きちんと書いてくれているのが嬉しい。ホールに行ってまごつくことがずいぶん減りそうだ。 もちろん、写真入りで豊富に入っている照明プラン実例集も嬉しい。 とにかくお買い得な本。演劇部員の皆さん、特に照明をやりたい人は、部で1冊とか、顧問に借りるとか言っていないで、自分で買っていつも鞄に入れておいて損はない本ですぞ。 2007/1/10
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僕はほぼ独学でやってきてしまった訳だけれども、はじめたての頃にこれ読んでいたら、もう少し成長速度が速くなっていたのかなあと。 お世話になっている照明さんが通っていた専門学校で講師をしていた方が書かれた本のようです。
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