幽霊人命救助隊 の商品レビュー
内容は重いけど、スカっとする。 精神疾患のことをよく勉強して書いてるなーと思った。 そんなことないわ!っていう所がない。特に麻美さんの部分。 安易に苦しみがなくなるわけじゃなくて、その後も続いていくだろうけどなんとかやっていけるだろう、っていう所に持って行ってるのもとても良い。 ...
内容は重いけど、スカっとする。 精神疾患のことをよく勉強して書いてるなーと思った。 そんなことないわ!っていう所がない。特に麻美さんの部分。 安易に苦しみがなくなるわけじゃなくて、その後も続いていくだろうけどなんとかやっていけるだろう、っていう所に持って行ってるのもとても良い。 ただ、途中から説明文みたいになって冗長。
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小説の枠を超えて、自殺、社会構造などの課題を丁寧に描いている。600頁ほどあるが、さ~っと読めるぐらい高野ワールドに引き込まれます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
知り合いから『面白いよ!』とオススメされたので、早速買ってきて一気に読んでしまいました。 それぞれに思い悩んだ末に自殺してしまった4人の男女が天国に行くために、現在生きている人々の中から密かに自殺をしようと思い悩んでいる者を見つけ出し、自殺を思い留まらせ救って行くという内容。 私自身子供時代に劣悪な家庭環境で育って楽に死ねる方法を日々模索するような鬱状態を経験してるので、ノンフィクションだと思い至る現実的な自殺の理由がたくさんあって、色々考えさせられる本でした。
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高野和明ファンの自分にしては読了するまでに結構時間がかかった作品。 自殺志願者100人を救助するノルマ達成の為、どうしてもエピソードが多くなる分、本の厚みもそれ相応になり、大体のエピソードが社会問題の不安や悩みからくる鬱に関連しているため、スカッとさは少なく、どちらかといえば暗く...
高野和明ファンの自分にしては読了するまでに結構時間がかかった作品。 自殺志願者100人を救助するノルマ達成の為、どうしてもエピソードが多くなる分、本の厚みもそれ相応になり、大体のエピソードが社会問題の不安や悩みからくる鬱に関連しているため、スカッとさは少なく、どちらかといえば暗く重い気分になりがちだった。 救助隊4人のキャラが立っていてそれぞれの味が出ている所は面白いし、最後の100人目のエピソードは感動した。
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何気なく手に取った1冊だったけれど、社会人として味わう様々なストレス、悩みに対するちょっぴり新しい視点が得られたようで、とても勉強になった気がします。感動のLastシーン。じ〜んと来ました。
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うつや人間関係といった現代の\"病\"をうまく小説にしたという感じではあるけど、ストーリーとしてはちょっと単調の感あり。
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養老孟司といえばミステリの愛読者として知られる。著作は面白いのだが「解説」は実に下手くそで、斜に構えた態度も様になっていない。それはともかくとして読み巧者の養老が評価するほどの「構成」と考えていいだろう。 https://sessendo.blogspot.com/2018/10...
養老孟司といえばミステリの愛読者として知られる。著作は面白いのだが「解説」は実に下手くそで、斜に構えた態度も様になっていない。それはともかくとして読み巧者の養老が評価するほどの「構成」と考えていいだろう。 https://sessendo.blogspot.com/2018/10/blog-post.html
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もしかしたらこの世には成仏できない霊が沢山いて、私たちの行動もそんな霊の励ましやアドバイスがあればこそなのかと想像してしまう。肩の力を抜いて人生楽しく生きようと思わせる本です。
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浪人生の高岡裕一は、奇妙な断崖の上で3人の男女に出会った。老ヤクザ、気弱な中年男、アンニュイな若い女。そこへ神が現れ、天国行きの条件に、自殺志願者100人の命を救えと命令する。裕一たちは自殺した幽霊だったのだ。地上に戻った彼らが繰り広げる怒涛の救助作戦。
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自殺して成仏できていない4人が、天国に行くために神の命令のもと自殺志願者100人を助けるお話し。 面白くて、途中何度かふふふってなった。 八木のキャラがとてもよい!
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