作家の手紙 の商品レビュー

有栖川有栖,池上永一,伊藤たかみ,歌野晶午,江上剛【ほか著】

2011/09/03

なかなかおもしろかったです。本当に誰かにあてて手紙を書いている人もいたし、手紙という形式を取った作品になっている人もいたし。人間でないことがばれて出て行くときの夫への置き手紙というのがぐっときたなあ。

2009/10/07

いろんなパターンで書かれた作家の手紙。巧いなぁと思いつつ、笑ってしまったりも。面白く愉しめる1冊でした。

2013/10/13

結構面白いです。
お金を返して欲しい場合の、催促の手紙の書き方、とか、笑えます。
さすが、作家と思う手紙が盛りだくさん。

2009/10/17

2007.09.　やっぱり、作家さんは文章が上手だ（当たり前だ）。こんな風な手紙を書けたら、なにかが違うんだろうな。と思いながらも、普通の文通が身の丈にあってると再確認したり。

2009/10/04

有栖川先生のしたたかさに苦笑し、エイリアンに向ける純粋な気持ちに笑い、北方先生の男の友情溢れる手紙に涙する。ショート・ショートと言っていいようなストーリー性に溢れるものばかりで、スパッと読めるし得した気分です。(兄に当てた手紙と、工事現場で働く人に当てた手紙のどんでん返しが好きです。)

2009/10/04

誰かに宛てた架空の手紙をテーマに、36人の作家が書いています。気軽にすらすら読める。そしてやっぱり、作家は手紙を書くのがうまい！『エイリアンさまへ』と『亡き兄を送る手紙』が印象的だった。笑えるのも、しんみりするものもあってなかなか面白い◎

2009/10/04

手紙。もちろん、いろんな手紙があるっていうのはわかってるけれど。うん。
枡野浩一さんの手紙は本物なんでしょうか？読んでいて切なく、哀しくなってしまいました。

2009/10/04

短いからさくっと読める。いろいろな状況を想定して作家が書いている手紙。個人的には一番最初の、「去って行った恋人に送る手紙」と、一番最後の、「十三歳になった未来の孫へ、日記とともに託す手紙」が好き。なんかほのぼのしてる。
「隣家の庭から張り出した小枝の苦情をいう手紙」「マンション管理人が住民に騒音を注意する手紙」という苦情の手紙をいやみっぽくなくて面白かった。

2009/10/04

いろんな作家さんの手紙を読める。
手紙って基本的に送られた人しか読めないもの、それを読めるのが覗き見感覚で面白い。

短い文章のなかにもストーリーがあって、入りやすかった。

2009/10/04

現代の作家が、それぞれテーマに則った手紙を書いた作品集。実際に使われた手紙もあれば、まったく空想的なテーマで書かれたものもある。自分が手紙を書く時、参考になるような表現方法もあり、読み物としても十分楽しめる。