内部統制の知識 の商品レビュー
内部統制が必要となった背景や、監査人にどういった役割が求められるかの概略が書いてあり、概要を把握するのに役立った。
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企業組織内において、業務を適切に進めるための決まりごとを設け、組織の中の人々がそれに基づいて業務を行ってゆくプロセス。 読了日:2009/1/5 こんな本をちびちび読んでも頭にのこらない。全体構造の把握が肝要。
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新規性:古★★★★★新 難易度:易★★★★★難 実践性:理論★☆☆☆☆実践 推奨読者:学生(商、法、情報系)・経理担当者・システム担当者・保険会社社員・経営者(大企業) 《はじめに》 お久しぶりです。8月から9、10月の1ヶ月半、アメリカに旅行というかビジネス・セ...
新規性:古★★★★★新 難易度:易★★★★★難 実践性:理論★☆☆☆☆実践 推奨読者:学生(商、法、情報系)・経理担当者・システム担当者・保険会社社員・経営者(大企業) 《はじめに》 お久しぶりです。8月から9、10月の1ヶ月半、アメリカに旅行というかビジネス・セミナーに参加してまいりました。1ヶ月半のブランクの後、こうしてパソコンに向かっていると文章力の低下、文章力のなさを思い知らされます。当初の目標である「定期的な文章作り」を再開しなくては、と強く思いました。では、ブックレビューに入ります。 《書籍紹介》 内部統制という言葉の意味を正確にご存知の方は少ないように思う。私自身、興味はあったが会計系の話題だから自分には関係ないと思っていたが、先日、ゼミの教科書でコーポレートガバナンスにおいて会社法との関係が出ていたので、基礎を学びたいと思い本書を手に取った。 本書全体のイメージとしては広く網羅的に記されていて、内部統制について最初に読む本としては妥当なものではないかと思う。「内部統制の概念」から「内部統制の構築プロセス」、「経営者による評価」、「内部統制の監査」、そして「今後の課題」という形で終わっている。特に、新聞やテレビなどで「内部統制」という言葉を聞いたことがある人にとっては、何なのかを知る上でわかりやすい構成である。さらに、経営者にとっても多くの学びをもたらしてくれるのではないかと思う。 現在、アメリカでの内部統制報告制度の問題が多く語られているが、実際に日本でも2008年度から内部統制報告制度が開始され、多くの企業がこの新しい制度への対応を求められているのも事実である。制度的な問題や限界があるにしろ、まずは内部統制そのものが一体何なのかを知る必要があるのではないか。 その意味でも、経営者や学生のみならず、リスクヘッジ(保険)分野、IT分野での展開を考え、上記のような推奨読者を設定した。 《新規性》 新規性は高いと思われる。 ただ、本書の内容から言うと「出版年度=新規性」である点には注意したい。そもそも、制度についての書籍は「意見」「見解」ではなく「説明」に終始するものが多い。そのため、新規性は出版年度で決まるのである。 その点本書は2007年3月1日初版であるので、新規性は高いと思われる。 《難易度》 非常に難しい。 まず、会計制度として語られることの多い内部統制制度であるが、その根本は経営支配、つまりコーポレート・ガバナンスそのものである。法律だけでもダメ、会計だけでもダメ、企業経営の総合的な報告制度と言えばわかりやすいが、本書を読んだだけではまだ漠然としたイメージしかもてない。 《実践性》 実践性については、タイトルからもわかる通り、あくまで「知識」であるのだから、知ることが目的である。実践的な内容とは感じなかった。ただ、経営者などその立場によって大きく変わることは言うまでもない。
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