中年童貞 の商品レビュー
[ 内容 ] 性体験のない男性組織『全国童貞連合』会長が綴る恋愛弱者論。 [ 目次 ] はじめに 父親からの電話 第1章 少子化時代の恋愛ミスマッチ 第2章 ニッポンの童貞 第3章 中年童貞に残された道 第4章 中年処女 第5章 座談会「そもそも恋愛がわからない」―室井佑月×フ...
[ 内容 ] 性体験のない男性組織『全国童貞連合』会長が綴る恋愛弱者論。 [ 目次 ] はじめに 父親からの電話 第1章 少子化時代の恋愛ミスマッチ 第2章 ニッポンの童貞 第3章 中年童貞に残された道 第4章 中年処女 第5章 座談会「そもそも恋愛がわからない」―室井佑月×フェルディナント・ヤマグチ×全国童貞連合 終章 初めてのデート あとがき 加齢臭がする [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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「全国童貞連合」という組織の存在に驚きました。ただ確かに、イケメンを目にする機会の増えた女性が増えてきた昨今、目の肥えた彼女たちを満足させるには、昔以上の努力が必要なのかもしれません。納得いきませんが。
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1935年:恋愛結婚13.4%,お見合い結婚69.0% 2005年:恋愛結婚87.2%,お見合い結婚6.2% かつてはお見合いによる童貞・処女救済措置があった.要は自らがコミュニケーションをとらないと一生女性と無縁なまま過ごすことになる. ・未婚男性の性体験の有無(30-34...
1935年:恋愛結婚13.4%,お見合い結婚69.0% 2005年:恋愛結婚87.2%,お見合い結婚6.2% かつてはお見合いによる童貞・処女救済措置があった.要は自らがコミュニケーションをとらないと一生女性と無縁なまま過ごすことになる. ・未婚男性の性体験の有無(30-34歳) 経験あり64.3% 経験なし24.3% 不詳11% ・非モテである我々には恋愛資本主義から抜け出す自由もあると思う.『恋愛なんかできなくてもいい』と声高に叫ぶ必要があるのです.(童貞保守派) ・そもそも恋愛と結婚が結び付けられたのは高々この30年くらいのこと.恋愛関係になったとたん,私のことを好きならここまでのことをしてほしいという条件と要求をだされてしまう.いま,男性に対して女性達が期待するもののハードルは余りにも高すぎる.バブルの崩壊前はお金だった.崩壊後はセンスが要求されるようになった.センスなんてそう簡単に手に入るものではなく,またセンスを磨こうと必死になるようなレースに加わりたくない.(童貞保守派) ・性欲をなくすと,いま実はものすごく男性差別が激しいことがわかる.それを男が受け入れているのは,自らの性欲を成就するためなんじゃないか?性欲さえなければ男性が変にこびる必要もない.(童貞解脱派) 自由恋愛社会の中でもてないことで苦しむくらいなら,恋愛市場そのものから抜け出そうとする人が現れるのも不思議ではない.それを頭ごなしに逃げだと思う人は,そんなあなたが我々もてない男たちを傷つけていることにも少しだけ気づいてほしい.メディアが発する恋愛メッセージがどれだけもてない男たちを苦しめ,焦らせ,傷つけていることか.
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著者は「全国童貞連合」会長である。 少子化問題=童貞問題と主張しておられる。 この本は本当に面白い。新書であるが、エッセイ見たいな感じである。 男性だけでなく女性にも読んで欲しい!
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正直、手に取ったときは興味本位的な部分もありましたが、コミュニケーション下手で自信が持てない人間の苦悩(大げさじゃなく)を読んで、身につまされる思いでした。切ない。
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かなりつらいです。わかるけど、勇気をもって生きて欲しい。 高田先生の教えでは、どうぞ続けてくださいとのこと。また、そんなあなたがたは最強だそうな。何があっても「しかたないじゃん、○○だもの」。
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なんとなく気になって買って読んでみた。自称もてない男が、同類相哀れむで、性体験のない男性を集めて全国童貞連合をつくって、いかにしてそこから抜け出すかをさぐった本だ。しかし、童貞問題は少子化問題につながるなどと言うのは、ちょっと格好をつけすぎ。『もてない男』の小谷野敦のように、一...
なんとなく気になって買って読んでみた。自称もてない男が、同類相哀れむで、性体験のない男性を集めて全国童貞連合をつくって、いかにしてそこから抜け出すかをさぐった本だ。しかし、童貞問題は少子化問題につながるなどと言うのは、ちょっと格好をつけすぎ。『もてない男』の小谷野敦のように、一人身もだえしてもつるまない態度の「いさぎよさ」が感じられない。なにが言いたいねんとすごみたくなる。じれったくなる本だ。いや、それは小谷野が知識人で、庶民とはつるまないぞと格好をつけているだけかも知れないが。ぼくはむしろこの本の中で、ナンパをビジネスとしてやっている人の方に興味がいった。童貞連合の諸君はぜひこのナンパ塾で鍛えられるといい。性欲はじゃまだと言って、女性ホルモンを飲んでいる男は別としても。
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