それ行け！トシコさん の商品レビュー

群ようこ【著】

2020/09/02

次々と襲いくる家族との葛藤、トラブル。悩める
妻・トシ子さんのもとに幸せは訪れるのか？
笑いと元気の素がたっぷり詰まった、悲喜
こもごもの家族小説。

2016/10/20

容赦ない姑に耐えるトシコさん。反抗期の娘、介護。そのうち来るであろう未来。こんなかなぁっと思うと読んでいて人事ではなくなってくる。おもしろいんだけど、インパクトの強い姑などちょっと行き過ぎ感があるので、あまり笑えなくなってしまったのが残念。

2016/04/15

読み終わった後、不思議とほっこり温度が上がったような、アットホームなお話。
不倫、結婚、宗教、反抗期、介護、、少し重い話なのかと思ったけど、、そこはやはり群さん！！

すべての出来事に、感情をむき出しにしながら向かい合って生きてるトシコさんに対して、かなり好感が持てた。
何年後かの自分もこうなるのか、、？？

家族って、
良いも悪いも感情を剥き出しにすることで、
絆が強くなるような。。
そんなことを思わせてくれた一冊。

2015/06/25

タイトルがア●パンマンみたいだけど、本当にスーパーウーマンのようなトシコさん。
話の方向性が全く予測できず、ついつい夜更しして一気読み。
まさにこれから反抗期を迎えるであろう娘を持つ私には大変ためになりました。

2014/09/15

本の背表紙に、笑える、面白い家族のはなし。というニュアンスのことが書かれていたので、楽しみに読み始めたが。。

実は、そんなに笑えなかった。

嫁姑問題、身内の度重なる不幸、同居、認知症、介護、新興宗教、思春期の子供との関係。
立て続けに起こる出来事に翻弄されながらも、前向きに一途に生きていくトシコさん。

これって、珍しい話ではないと思えてしまい、これを乗り越えられているトシコさんをすごいと思った。
あの姑の言葉に耐え、介護を一人でこなし、子育ても家事もこなす。旦那さんは、のんびり屋さんで、あまり協力を仰げない。
その状況で、自分だったら、つぶれるかもしれない。と、現実的に捉えてしまった^^;

結果、笑える。箇所は、私にはあまりなかった。
ハラハラ、イライラしてしまうことの方が多かった。
最後の最後に、良い流れをみつけて、ホッとしたと同時に、これからもがんばれ、トシコさん。と、思った。

2014/05/30

次々と嘘みたいに様々な不運に見舞われるトシコさんだが、逆境にも強気で開き直るプラスな姿勢に自然と応援したくなる自分がいる。現実的な日々の家族風景に、リアル感もあり、少しハラハラ、でも気持ちほっこりなエンディング。

2012/11/08

嫁姑問題、認知症、老人介護、新興宗教、親子関係、受験。さまざまな苦悩がトシコさんを襲うがトシコさんのパワフルさ故か非常にユーモラス！新幹線の中でふきだしてしまいました。

2012/09/07

思い切った決断をし結婚して、自分の予想と反した環境の中での生活は苦労の連続で、でも主人公らしく乗り越えて進むパワーに勇気づけられ、群さんらしさを感じ最後までハラハラドキドキ度を味わうことができた作品でした。

2012/06/17

嫁姑問題、介護、娘との衝突…。
次々起こる問題に、グチを吐きながらもコミカルにパワフルに立ち向かってゆくトシコさん。
ちょっと可愛いめの毒をもったサザエさんのようなその姿に、思わず「頑張れー！」っと応援したい気持ちに。

☆３つのつもりだったけど、読み終えたらもう１個あげたくなってしまいました。
おまけ。（笑）

2011/11/29

東京で専務の秘書であり愛人だったトシコ。秘書も愛人も辞め旅先で出会ったムツローとできちゃった婚をするも…最強なお姑さんがいた。トシコの事を疫病神扱いする姑、嫁いだ先の家族の介護や娘の反抗期、受験などさまざまな事を通して家族になっていく物語。
テーマは決して笑えるものではないのになぜか読んでいてクスっとする場面がいくつかあった。
表紙のイラストがこの物語の家族そのものなんだよなー。読み終えてなんだかホッとした1冊。