親と離れて「ひと」となる の商品レビュー
ニート、ひきこもりの若者たちにそれぞれのやり方と考え方で向かい合う活動家とその活動現場に迫る。 一筋縄ではいかない問題の複雑さ、徒労感と切なさ。そしてそれゆえの強烈な使命感。 唯一、キャッチーなタイトルに著者の所感がうかがえるが、内容はむしろ慎重なルポルタージュ。食い足りなさ、...
ニート、ひきこもりの若者たちにそれぞれのやり方と考え方で向かい合う活動家とその活動現場に迫る。 一筋縄ではいかない問題の複雑さ、徒労感と切なさ。そしてそれゆえの強烈な使命感。 唯一、キャッチーなタイトルに著者の所感がうかがえるが、内容はむしろ慎重なルポルタージュ。食い足りなさ、わかりにくさを恐れず、因果関係の分析や結論めいた記述を慎重に避けている著者の姿勢が誠実。
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