1ポンドの悲しみ の商品レビュー
30代女性の恋愛風景を描いた10作の短編集です。 私が、その中でも、切なくていい話だなと思ったのはこの2作です。 「十一月のつぼみ」 結婚して子供もいるけど、旦那は仕事ばかりで家族サービスもしてくれない女性が、職場の花屋で知り合ったお客さんと1日だけデートをする。 ...
30代女性の恋愛風景を描いた10作の短編集です。 私が、その中でも、切なくていい話だなと思ったのはこの2作です。 「十一月のつぼみ」 結婚して子供もいるけど、旦那は仕事ばかりで家族サービスもしてくれない女性が、職場の花屋で知り合ったお客さんと1日だけデートをする。 この話を読んで、結婚したって、異性とのコミュニケーションにときめきたくなるだろうなと思って、自分の両親も、きっとそんなことがあったんだろう、でもそれは別に悪いことじゃなくって、自分を安定させるために大事なことなんだって思いました。 「1ポンドの悲しみ」 新店舗の店長に抜擢され、それに伴い転勤となり恋人と遠距離恋愛になった女性の話。 月に1度、名古屋のホテルで一緒に過ごす。その時間をしっかりと心に刻んで、次に会える時まで、彼のことを想いながら、また仕事に打ち込む。いままで石田さんのセックス描写に、何度も感動させられて来ましたが、この作品も抜群です。「彼女は月に1度この瞬間のためだけにピルを飲み続けている」というセリフがあるのですが、やっぱり、大好きな相手とのセックスで味わえる感動に変えられるものはないな、次に自分にそんな人が現れたら、絶対に、一緒に過ごせる時を大切にしたいなと思いました。
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恋愛短編小説。 普通の男性と普通の女性のちょっといい話。 そしてそこはかとなく切ない。 電車の中で一編ずつ読めて、それでいてやさしくなれる小説。 本屋の話が好きかな。
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才能の洪水が止まらない、 石田衣良の短編小説第二弾。 「30代前後の恋愛」 がテーマで、前作に比べて 重厚なストーリーがギッシリ。 社会人にはこっちのがしっくりくるのかも。 『誰かのウエディング』 を読んで、ウエディングプランナーを 口説こうと考えたのは、...
才能の洪水が止まらない、 石田衣良の短編小説第二弾。 「30代前後の恋愛」 がテーマで、前作に比べて 重厚なストーリーがギッシリ。 社会人にはこっちのがしっくりくるのかも。 『誰かのウエディング』 を読んで、ウエディングプランナーを 口説こうと考えたのは、きっと俺だけじゃないはずだ! …しかし前作、『スローグッドバイ』もそうだったんだけど、 タイトルになってる表題作(『1ボンドの悲しみ』)が 一番つまらないと思うのは気のせいか?
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石田衣良さんの作品は初めてでしたが、とても読みやすいオムニバス形式の恋愛小説で、私は3番目の『十一月のつぼみ』が一番胸にキました。
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30代前半の恋愛短編集。 体験したことはないけど、空気感とか、感情の動き方はわかる、と思うのは自分の年齢のせいなのだろう。。 ふたりのなまえと十一月のつぼみ、がすき。
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短編集なのですが、表題にもなっている「1ポンドの悲しみ」より絶対にほかの短編のほうが私はおすすめしますね!!!! 十一月のつぼみとか、声を〜とか、そっちのほうが私は断然好きだしすてきだと思ったんですけどね! とくに前半の短編たちはどれも非常に石田衣良っぽい文体で、せつないけどハ...
短編集なのですが、表題にもなっている「1ポンドの悲しみ」より絶対にほかの短編のほうが私はおすすめしますね!!!! 十一月のつぼみとか、声を〜とか、そっちのほうが私は断然好きだしすてきだと思ったんですけどね! とくに前半の短編たちはどれも非常に石田衣良っぽい文体で、せつないけどハッピーエンドみたいな感じのいい短編がそろってるんですけどね!! 私は十一月のつぼみが本当に、いい終わり方だなと思って読みました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
★★★★に近い★★★。短編集はあまり好きじゃなかったのですが、これはそれぞれストーリーが全然違うし面白かった。ただまだ20代なりたての自分にとっては、へぇ~としか思えなかった部分がある。
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短編集なので夜寝る前に1日1話とゆっくり読みました。中でも1番印象に残ったのが「ふたりの名前」。私自身も猫を飼っていたり所有物を区別している(イニシャル書くまではしていませんが)ところから共感しました。あとのお話は自分がまだ20代前半ということもあり、参考程度に読み流したのがちら...
短編集なので夜寝る前に1日1話とゆっくり読みました。中でも1番印象に残ったのが「ふたりの名前」。私自身も猫を飼っていたり所有物を区別している(イニシャル書くまではしていませんが)ところから共感しました。あとのお話は自分がまだ20代前半ということもあり、参考程度に読み流したのがちらほら。30代になれば私もこんな風になったりするんだろうか、と考えるお話もちらほら。きっと10年後読み返した時感想は変わってくるんでしょう。楽しみにとっておきます。 H24.9.3
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30代前半の恋愛小説。『愛がいない部屋』ではより顕著になるのだが、石田衣良は人の持つある種の閉塞感に柔らかく風穴を開けるような、そんな小説を描く作家だと思う。表題作もいいが、『ふたりの名前』、『スローガール』がとても好きだ。
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石田衣良、大人の短編恋愛小説。 適度な現実味があってさくさく読める。遠距離恋愛、同棲、等々置かれた様々な社会人カップル。 中でも同棲してもお互いの持ち物に名前を書き続けるカップルを描いた「ふたりの名前」はほっこりしてよかった。 「デートは本屋で」に登場する男性は文化系彼氏が欲しい...
石田衣良、大人の短編恋愛小説。 適度な現実味があってさくさく読める。遠距離恋愛、同棲、等々置かれた様々な社会人カップル。 中でも同棲してもお互いの持ち物に名前を書き続けるカップルを描いた「ふたりの名前」はほっこりしてよかった。 「デートは本屋で」に登場する男性は文化系彼氏が欲しい女性なら理想の男性(笑)
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