1ポンドの悲しみ の商品レビュー

石田衣良【著】

2010/12/30

短編集

自分的には「ふたりの名前」と「声を探しに」が好きです
あとは「デートは本屋で」は理想です(笑)

2013/06/03

「三十代（前半）の恋模様を描いた」短編集。

石田先生お得意の（？）どエッチなものから、
もどかしいほどにプラトニックなものまで
正に「人それぞれな」ラブストーリーたち。

きっと同じ作品でも、読む人によって
「あぁ、分かるなぁ...」とか
「まっさか、こんなん有り得んて」とか
感想が分かれることでしょう。

それくらい、リアルに描けているわけで。

私は、最初の方の仔犬をもらってくる話、
素直に感動してしまいましてよ（^ ^;

2010/11/25

前にドラマ化された「１リットルの涙」とごっちゃになっていたため、切ない感動ものかと思っていましたが、まったりと醸成されたような恋愛小説で、想像していたのとは全く違う内容でした。
短編集で、30代の女性が主人公になっている話ばかり。

恋愛小説が上手だなあ、男性作家なのに女性心理の描写が秀逸だなあ、と思いますが、収録された10編は、割と似た感じの年代の主人公ばかりなので、単調さは否めませんでした。
その中で、「デートは本屋で」は、かなり自分に感覚が近いものがあって、面白く読みました。

流行作家としての不動の地位を実感させられますし、『池袋ウエストゲートパーク』の著者と同一人物と考えると、作風の幅広さには驚かされます。

2010/11/24

30代女性のオムニバス・ラブストーリー小説。

私の大好きな一冊♡

一人の社会人として生きながら
それぞれに色んな想いを抱えてて
でもそれをストレートに表現するほどにはもう子供じゃなくて…
逆に全てを悟りきれるほど大人でもなくて…

女性の30代は一番「きれい」という言葉が似合う気にさせてくれる本。

2010/11/08

短編集だったので軽く読めた。
石田さんは男性なのに、なんでこんなに女性の気持ちがわかるんだろう！
ってすごく驚いた。
そして、最後ほっこりとあたたかな気持ちになって物語が終わっていく感じ。もうちょっと先まで読みたい！っていう欲張りたい気持ちも出るけど、子の程良い感がちょうどよいのかもしれない

2010/11/04

「デートは本屋で」が一番好き。標題がむしろよくなかった。というか何がいいたかったんだろう？みたいな。

2011/03/14

大事件が起きる訳でもなく、ありがちな男と女のラブストーリー。30代の男女を主人公とした10本の短編。
お洒落な話がいっぱい。
ちょっと切なくて、ほろ苦いけど、爽やかな気分になれる。
こういうお話も素敵。

2010/10/31

2010年10月　10/89
「スローグッバイ」に続く、短編恋愛小説。
一瞬の感情を写し取ったように描かれるストーリー。30代前半の登場人物が中心のため、それなりに分かっていて、年齢を感じていてというスマートと不安のバランスがいい感じ。
寝る前に一話ずつが前作同様におすすめ。

2010/09/23

石田衣良さんの作品を読むのは池袋ウエストゲートパーク以来かも。
「スロウガール」「デートは本屋で」がすきです。

2010/09/18

石田衣良さんが描いた、恋愛短編集。
男性が主人公の話は、繊細で、「ああ、こんな恋愛いいな」と思う。
男性が美化されているんだけど、それがまたいい。
こんな人いたらいいのに…。
女性が主人公の話は、いまいち共感できない。
あくまで、男性目線の話なんだよな。

「ふたりの名前」「昔のボーイフレンド」「スローガール」
「デートは本屋で」「秋の終わりの二週間」
が良かった。

どの話も安心して読める。