いま子どもたちに育てたい 学級ソーシャルスキル CSS(小学校中学年) の商品レビュー
忘れられない学級づくり
学級崩壊目前に状態からソーシャルスキルを導入しました。 始めたころはとにかく必死で本書で指示された項目と学級状態で指定された指導を徹底的に続けていきました。 繰り返すことで定着を図るものですが、工夫された指導内容と使いやすいワークシートのおかげで興味深く続けられました...
学級崩壊目前に状態からソーシャルスキルを導入しました。 始めたころはとにかく必死で本書で指示された項目と学級状態で指定された指導を徹底的に続けていきました。 繰り返すことで定着を図るものですが、工夫された指導内容と使いやすいワークシートのおかげで興味深く続けられました。 始めて2~3カ月程たってから学級に変化が見え始めました。 成立しなかった授業もイメージ通りに進めていくことができるようになり、一部の多動の児童たちの扱いも慣れてきて、力を入れていてた児童との信頼関係が築けだせたのか、学級を一緒に考えてくれるような言動が現れ始めました。 クラス替え間近の3月学年末、クラスの生徒で離れるのイヤだと口をそろえて言ってくれた時の喜びは今でも忘れません 。 学級指導を見失いかけたとき一度ソーシャルスキル導入も考慮に入れてみてはいかがでしょうか?
plannerspecialist
明日からマンネリ打破できる
学級経営方法に新風を取り入れたい、自分の指導方法がマンネリで子どもたちの反応が良くないと感じる方に是非本書のソーシャルスキルを試しに取り入れていただきたいと思います。 ソーシャルスキルといっても専門的な難しさはなく、基本は徹底的にルールを定着させていくことから始まります。 当...
学級経営方法に新風を取り入れたい、自分の指導方法がマンネリで子どもたちの反応が良くないと感じる方に是非本書のソーシャルスキルを試しに取り入れていただきたいと思います。 ソーシャルスキルといっても専門的な難しさはなく、基本は徹底的にルールを定着させていくことから始まります。 当然その方法が非常に興味深く取り入れてみたくなる子どもも教師も楽しんで飽きずに続けられる工夫が随所に取り入れられています。 中身も図解とわかりやすさが追及されているので、どれも実践的に感じ明日から取り入れてみようという気にさせます。 15万人分のデータから裏付けされた絶対的な信頼性が、結果が出る前も自信をもって進んでいくことができます。 特にワークシートが楽しく、毎年随所に使っていますが、年が変わっても反応は想像以上です。
gscaleschool
自分の理想を目指した結果がなれあいに
それまでは教師も生徒も隔たりなく友達のように親しくギスギスしないクラスづくりを心掛けたつもりでいました。 はじめはいつも楽しく明るいクラスだったのですが、いつしかそれがなれあいとなり、友達感覚が裏目に出て、子どもたちには節々で教師として見ていないような言動が増え、ついに言うこと...
それまでは教師も生徒も隔たりなく友達のように親しくギスギスしないクラスづくりを心掛けたつもりでいました。 はじめはいつも楽しく明るいクラスだったのですが、いつしかそれがなれあいとなり、友達感覚が裏目に出て、子どもたちには節々で教師として見ていないような言動が増え、ついに言うことも聞かなくなっていきました。 そのころには学級生活のルールも守らなくなり、しだいに授業も成立しなくなっていきました。 どこでどう間違ったのかの自覚がなく、今更指導を厳しくしても反感を買うばかりで大人しかった生徒まで反抗的になっていきました。 そこでソーシャルスキルを導入し学校生活と集団活動のスキルを利用しルールを徹底して根気よく指導していきました。 指導といっても強制的ではなく子どもたちの気分を乗せる方法とアフターケアーのヒントも行き届いて無理なくじっくりとルールが定着していきました。自分がまねいた学級状態の悪化を知ったときは愕然としましたが、その後指針をもって目指すルールの定着した満足できる学級を目指せるので、どんな状態からでもあきらめずにいくらでも取り返しができるサポート本だと思います。自分の指導の癖と傾向を客観的に知ることができるQ-Uは他にない画期的なツールだと思います。 個人でも学校全体でもうまくこれを利用すれば学級から学校全体へと環境は見違えていくと思います。
candinesssalesman
一つ一つの指導が具体的に理想へ近づけます
ソーシャルスキル、人とのかかわりについてとても良く理解できる本です。 今までソーシャルスキル(CSS)については聞いたことはあっても、学級集団つくりに実際どのように反映できるものなのか?学問としてのソーシャルスキルを実地しても効果がよくわからないと言っていた知り合いもいてどこか...
ソーシャルスキル、人とのかかわりについてとても良く理解できる本です。 今までソーシャルスキル(CSS)については聞いたことはあっても、学級集団つくりに実際どのように反映できるものなのか?学問としてのソーシャルスキルを実地しても効果がよくわからないと言っていた知り合いもいてどこか半信半疑でした。 ある事件をきっかけに自分の教師としてのスキルをもっと上げたい、担任を受け持った以上その学級集団を満足できるものに、学力向上できるようにしたいと真剣に考えて手に取ったのが本書でした。 小学校中学年は好奇心も旺盛でギャングエイジと呼ばれるだけあり、ルールとマナーへの指導が非常に重要であることを熟知してはいましたが、実際対応策となると自信を持ってできるものは一つも持っていませんでした。 本書は、ソーシャルスキルを学校生活と友達関係の中で一つ一つ具体例をもってスキルを指導でき、その効用が手に取るように結果として見えるので、項目も次々先へ進めることができると思います。 一年が経とうというとき地道に続けていた指導が、自分の思い描く人間関係を築ける学級とその子どもたちに大きな成長が感じられ、込上げるやりがい感と教師とのして自信を取り戻すことができました。 ソーシャルスキル未体験の方も学級経営に迷われた際には方法論の一つとして本書のお試しをお勧めします。
Mr.ビリケン
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