一編の詩があなたを強く抱きしめる時がある の商品レビュー
応援歌のアンソロジーの詩集ですね。 編者は水内喜久雄さん(1951年福岡生まれ)詩人、詩の編集者。 はしがきに「さまざまなジャンルの詩を書かれる方たちは、しっかりといのちを見つめ、生きることに前向きです。その詩によってぼく自身どれだけ助けられたでしょう。詩を読まれた方が、ぼくと同...
応援歌のアンソロジーの詩集ですね。 編者は水内喜久雄さん(1951年福岡生まれ)詩人、詩の編集者。 はしがきに「さまざまなジャンルの詩を書かれる方たちは、しっかりといのちを見つめ、生きることに前向きです。その詩によってぼく自身どれだけ助けられたでしょう。詩を読まれた方が、ぼくと同じようにそうなるかも知れません。その可能性にかけたいと思い、この詩集を作ることにしました。」と述べられています。 総勢五十一人の方々の詩が編集されています。 詩人はもとより、作家、俳優、ミュージシャン等々のアンソロジーです。 眼覚めた時 葉祥明 『ありがとう そよ風』 今朝 眼覚めた時 ベッドの中で 一人微笑んだ 何か良いことが あったからでも 何か良いことが ありそうだからでもなく ただ、今日という日が また与えられたことが なんだかうれしくて 思わず微笑んだんだ ぼくが ここに まど・みちお 『ぼくが ここに』 ぼくが ここに いるとき ほかの どんなものも ぼくに かさなって ここに いることは できない もしも ゾウが ここに いるならば そのゾウだけ マメが いるならば その一つぶの マメだけ しか ここに いることは できない ああ このちきゅうの うえでは こんなに だいじに まもられているのだ どんなものが どんなところに いるときにも その「いること」こそが なににも まして すばらしいこと として れんげ畑で みつはしちかこ 『詩画集 続チッチとサリー』 れんげ畑に おもいおもいに お日さまにくるまれて まぶしくって 目をとじたら まぶたのうらも れんげいろ 白いチョウチョが ヒラヒラ ヒラヒラ いそがしそうに とびまわって だれかさんと だれかさんの 想いをつなぐ そんなひととき 地球は やっぱり まるいと思う 人の心は あったかい と思う 大岡信さん、谷川俊太郎さん、福山雅治さん、辻政夫さん、絵國香織さん、絢香さん、茨木のり子さん、折原みとさん、等々紹介したい詩は限りありません。 ジャンルの違う人達のアンソロジーの詩集は格別の味わいがありますね。
Posted by
どこかの書評集から、だったか。こうして、歌詞も含めて同列に並べられると、確かに歌詞も詩だよなと思えるし、そう考えると、意外に詩に触れる機会は多いことに気付く。いわゆる”詩集”には手が伸びにくくても、気に入った音楽作品の歌詞カードを紐解くことは多いし。本書でも目を引かれたのは歌詞が...
どこかの書評集から、だったか。こうして、歌詞も含めて同列に並べられると、確かに歌詞も詩だよなと思えるし、そう考えると、意外に詩に触れる機会は多いことに気付く。いわゆる”詩集”には手が伸びにくくても、気に入った音楽作品の歌詞カードを紐解くことは多いし。本書でも目を引かれたのは歌詞が多かったんだけど、やっぱ”未来へ”はいいよな~、と改めて。あと、ブルハからヒロトとマーシーの作品がそれぞれ引かれているってのは、考えれみると凄いな。
Posted by
現代の色々な詩を集めたもの。好きな詩は人それぞれで、この本の中で見つかるかはともかくも、タイトルには共感する。 2012/09/24
Posted by
中学推薦本だ。 巻頭に、 一編の詩を読んでください。 一編の死がぼくを励ましてくれました。 といあります。 自らいのちを断ったり、人のいのちを奪う報道に対して、生きるってすばらしいと伝えている本です。 ぜひ、本で見てください。 その中から一つ 騙されるな 人は何か一つく...
中学推薦本だ。 巻頭に、 一編の詩を読んでください。 一編の死がぼくを励ましてくれました。 といあります。 自らいのちを断ったり、人のいのちを奪う報道に対して、生きるってすばらしいと伝えている本です。 ぜひ、本で見てください。 その中から一つ 騙されるな 人は何か一つくらい誇れるものを持っている 何でもいい、それを見つけなさい 勉強が駄目だったら、運動がある 両方駄目だったら、君には優しさがある 夢をもて、目的をもて、やれば出来る こんな言葉に騙されるな、何もなくていいんだ 人は、生まれて、生きて、死ぬ これだけでたいしたもんだ 同感です。 生きているだけで、儲けものです。 それ以上なにを望むか。
Posted by
生きることがテーマの、いろいろな人の詩がつまった本。 帯に「死なないでください」ってかいてあるのにまず笑った..。 アプローズという詩が最高だ。生きる希望がわいてくる。どんなときでも生きようと思える気がする。落ち込んだときにこれを読みたい。 こんな強さをもちたい。なにもかもを自...
生きることがテーマの、いろいろな人の詩がつまった本。 帯に「死なないでください」ってかいてあるのにまず笑った..。 アプローズという詩が最高だ。生きる希望がわいてくる。どんなときでも生きようと思える気がする。落ち込んだときにこれを読みたい。 こんな強さをもちたい。なにもかもを自分の糧にできるように。 ま、ありがちな言葉でいえば、どんなことも考え方しだいでかえられる。ポジティブ思考。 本を読むときなにがたいせつかって、ハウツーでなくて、そのハウツーにたどりつくまでのその人の経緯。その上でこの考えが生まれたのだってわかったときに初めて自分に生かすことが出来るんだと思う。 結果だけぽん、と出されても人は納得できない。そこにたどりつくまでの道のりが大事。。
Posted by
アプローズっていう詩が好きになった なんにでも拍手する超ポジティブな詩♪ 詩はあんまり興味なかったけど この本を読んでいるうちにあったかい気持ちになれた
Posted by
内容にまったく関係ないのだけど、この本の表紙のピンクさ加減が、とても嫌らしい。えろっちぃとかそういう意味ではなくて、なんか、もっと見てて安心する色がいいのになぁって内容見て思った。目に付きやすいって言えば、目に付くのだけど。 普段、J−POPのなかの曲って、その歌詞をまじまじと眺...
内容にまったく関係ないのだけど、この本の表紙のピンクさ加減が、とても嫌らしい。えろっちぃとかそういう意味ではなくて、なんか、もっと見てて安心する色がいいのになぁって内容見て思った。目に付きやすいって言えば、目に付くのだけど。 普段、J−POPのなかの曲って、その歌詞をまじまじと眺めることは自分の好きなアーティスト以外滅多にないので、妙に新鮮だった。私の一番好きな詩は、作者さんのお名前忘れましたが「拍手」って最後につく詩。ほんわかしてて、好きだった。
Posted by
押しつけがましい詩の割合が多かった。 歌の歌詞もたくさん掲載されていたが、詩のみで構成してくれた方がよかった。 【2008年6月19日読了】
Posted by
選者の水内先生に敬礼。 面白いことに詩ってその時々の自分の感情にあわせて七変化する。何度読んでも味は違うのが詩だと思う。
Posted by
力づけてくれる詩を編者が厳選した一冊。 [50編の詩の作者は次の通り] 糸井重里/立原えりか/すずきゆかり/岡崎純/玉城千春/ 小林育子/田村隆一/大岡信/吉田美和/谷川俊太郎/ 工藤直子/葉祥明/川崎洋/高階杞一/宮沢和史/ ビートたけし/吉元由美/金井雄二/覚和歌子/...
力づけてくれる詩を編者が厳選した一冊。 [50編の詩の作者は次の通り] 糸井重里/立原えりか/すずきゆかり/岡崎純/玉城千春/ 小林育子/田村隆一/大岡信/吉田美和/谷川俊太郎/ 工藤直子/葉祥明/川崎洋/高階杞一/宮沢和史/ ビートたけし/吉元由美/金井雄二/覚和歌子/まど・みちお/ 福山雅治/田中章義/黒田三郎/辻征夫/宇佐美孝二/ 大橋政人/草野信子/江國香織/吉野弘/甲本ヒロト/ 木村信子/桜井和寿/高橋新吉/笹野裕子/小泉周二/ 絢香/あわやまり/茨木のり子/三島慶子/みつはしちかこ /津坂治男/新川和江/黒木瞳/坂本のこ/清野倭文子/ 岸田衿子/高丸もと子/真島昌利/大木実/折原みと
Posted by
- 1