学校のセンセイ の商品レビュー
桐生は面倒くさがりの私立高校教師。女友達の中川、生真面目な教師の永野、ツィギー似の小枝、その彼氏の高校生の涼。
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「学校のセンセイ」をやってる友達が多いから いろいろ気持ちとか想像できるかなーって思って読んでみた。 すごいよかった!おもしろかった! なんていうか、この主人公はとてもあたしの好きなタイプの人間だなぁ。 仕事も、人間関係も、いろいろめんどくさいなーと思いながらも、 他人に迷惑を...
「学校のセンセイ」をやってる友達が多いから いろいろ気持ちとか想像できるかなーって思って読んでみた。 すごいよかった!おもしろかった! なんていうか、この主人公はとてもあたしの好きなタイプの人間だなぁ。 仕事も、人間関係も、いろいろめんどくさいなーと思いながらも、 他人に迷惑をかけない程度に(というか、後ほど自分が“めんどくさく”ならない程度に) 表面上はいちおうちゃんとやる、みたいな、そんなタイプ。 仕事観、人生観とか。 共感できる…のかな?それとも共感はしていないけど、こういうタイプの人間がすきなだけかな? なんかすごくテンポがよくて読みやすかったなぁ。 主人公が男の人な小説を読んだのもひさしぶりで、新鮮だった。 彼の喋り方とかも、好きです。笑 中川さんのくだりはいろいろと、反面教師的な意味で参考になった! 仕事、がんばろ。
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なんとも直球なタイトルですが、教師の仕事を描いたというより、人間関係全般における関わり方を考えさせられるようなお話でした。 主人公は新米高校教師。 でも昔から教師を真面目に志していたわけでもなく、教員試験をダメ元で受け、受かったから教師やってるってスタンスの教師です。 「熱血教...
なんとも直球なタイトルですが、教師の仕事を描いたというより、人間関係全般における関わり方を考えさせられるようなお話でした。 主人公は新米高校教師。 でも昔から教師を真面目に志していたわけでもなく、教員試験をダメ元で受け、受かったから教師やってるってスタンスの教師です。 「熱血教師」の真逆をいく主人公像がなんだか新鮮でした。教師も人間なんだよな〜と思わされます。 描かれるのは、どこにでもありそうな人間関係。 主人公は人と深く関わることを「面倒くさい」と感じる人間で、だけどそんな自分を周りの人と比べて「自分は冷たい人間なんじゃないか」と悩んだり、そんな自分を変えようと思いつつも、今更こんな年で自分を変えることは出来ないと悩んだり。 そういう気持ち、すごく分かるなーと思いました。 人と関わるのが恥ずかしかったり怖かったりで、面倒くさがってるふりをしてるのか、それとも本当に面倒くさいのかもうわからない、という主人公。 それでも少しでも変わろうとする姿勢に勇気付けられます。 軽い文体で書かれていますが、意外にぐっとくる作品でした。
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ついついタイトルに惹かれて手に取った一冊。 読みながらいくつかの疑問が生じたが、結局有耶無耶になったまま話が終わった気が… 教師はやはり「奉仕者」としての精神を持たなければならないというか、民間からすれば特殊な職だなと思った。 制限されるものが多すぎる…しかし、こんなも...
ついついタイトルに惹かれて手に取った一冊。 読みながらいくつかの疑問が生じたが、結局有耶無耶になったまま話が終わった気が… 教師はやはり「奉仕者」としての精神を持たなければならないというか、民間からすれば特殊な職だなと思った。 制限されるものが多すぎる…しかし、こんなものかな。 読みにくくはなかったものの、一度だけで良いかなといった感じ。
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いい感じですね。やる気がなくてでもその分いろんなことを受け流せる。やる気がないのはいけないことっていう風潮だけれど、受け流せるのも大事なことなんじゃないかなって思います。
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けっこう好きな感じ。 先生っぽくない先生に好感。 こういう教師がいてもいいんだよなって思う。 男性視点でこういう風に女性の恋愛話って見えてるんだとか、 勉強になった部分もあるかも!
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センセイって特別な人か? という特別な存在のような気が、学生のときは感じたこともあるような気がします。 どんな偉い人やそうでない人も肩書きなどをなくしちゃえばただの人です。 そのただの人たちが集まって、この地球上での世界ってのをつくっているのかもしれないし、その中でどのように自分...
センセイって特別な人か? という特別な存在のような気が、学生のときは感じたこともあるような気がします。 どんな偉い人やそうでない人も肩書きなどをなくしちゃえばただの人です。 そのただの人たちが集まって、この地球上での世界ってのをつくっているのかもしれないし、その中でどのように自分というものを演じていくのか? というところに、肩書きとかがあると確かに楽しみが生まれるような気がしますね。 いろんな観点から考えるというのは実に面白さを生みますよね☆
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<内容>センセイって、もっと特別な人がやるものだと思ってたんだ。とくにやりたいことがなく、気がつけば先生になっていた。生徒は可愛げがないし、同僚とのつきあいも面倒だ。それでも、“センセイの日々”は続いて行く…。第18回小説すばる新人賞受賞作家が描く、“フツーの教師”の青春物語。
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センセイって、もっと特別な人がやるものだと思ってたんだ。とくにやりたいことがなく、気がつけば先生になっていた。生徒は可愛げがないし、同僚とのつきあいも面倒だ。それでも、“センセイの日々”は続いて行く…。 * 桐原の口癖「面倒くさい」。読んだあとしばらく桐原のぼやきがうつった気がす...
センセイって、もっと特別な人がやるものだと思ってたんだ。とくにやりたいことがなく、気がつけば先生になっていた。生徒は可愛げがないし、同僚とのつきあいも面倒だ。それでも、“センセイの日々”は続いて行く…。 * 桐原の口癖「面倒くさい」。読んだあとしばらく桐原のぼやきがうつった気がする。おもしろかった。
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ポスターカラーのように鮮やかな色彩。 やる気のないアツクなれない高校教師一哉。 ツイッギー。 この人の小説好きかも。
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