学校のセンセイ の商品レビュー
ちょうどよくゆるくておもしろい。 人間関係めんどくさい、適当に済ませたいにとても共感しつつ 少し内面をさらけ出して 変化していく人間関係が面白かった。 一度、街中で小枝を見かけてみたい!
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面倒くさくて、他人と深く関わらないようにしている学校の先生が主人公。 学校の先生なんて、深く関わると大変と思ってしまうところで主人公に共感する。あっさりなところはあっさり、関わるところはしっかり。そんなふうなあり方は憧れる。
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『私、自分が間違っていないと思うときは、 ちゃんと主張することにしたんです。 我慢してたら前に進めないんです。』 (永野先生のセリフより) 面倒くさがりだけど何だかんだ生徒と向き合う桐原先生にも、真面目すぎるがあまり抱えこんでしまう永野先生にも共感するところがあって 面白かったです。長所と短所は表裏一体なんだなぁと改めて思えました。
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来年から教師になるので読んでみました。 前半はなんとなくゆっくり進んでく感じでしたが、後半が一気に物語が進んでいきましたね。 桐原の心の声が丸聞こえで、桐原の立場にいるような感じで読めました。 桐原面倒くさがりとか言いながらも、ちゃっかり小枝のこと誘ったり、中川に手出したり...
来年から教師になるので読んでみました。 前半はなんとなくゆっくり進んでく感じでしたが、後半が一気に物語が進んでいきましたね。 桐原の心の声が丸聞こえで、桐原の立場にいるような感じで読めました。 桐原面倒くさがりとか言いながらも、ちゃっかり小枝のこと誘ったり、中川に手出したりしてて面白かったです。 自分は今、地元で教師をやるのか、都会で教師をやるのかで悩んでいたんですが、全く馴染みのない名古屋という土地に行った桐原を見て、教師ならどっちでもやること変わらないし、なんか流れに任せていいような気がして来ました。 子どもは子どもだけど、それを相手にしないんじゃなくて、大人としてちゃんと接するというのも、なんとなく刺さりました。 小枝と涼も別れちゃったし、結局大人と子どもってやっぱり住む世界が違うんですかね。
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図書館で借りたもの。 淡々と。 「先生」って名の付く人はどうしても特別な人だって、私は思ってしまうんだけど、実際はそんなことないんだな。
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最近ハマって読み漁り中の飛鳥井作品。題名の通り学校の先生である桐原一哉と一哉を取り巻く人々の話。熱くなることがかっこ悪いと思ってる冷めた性格の一哉が色々な生徒や問題に向き合って、また、たまたま向かいのアパートに住んでいたツィギー似のど派手で痩せすぎな女、小枝との出会いで少しずつ変...
最近ハマって読み漁り中の飛鳥井作品。題名の通り学校の先生である桐原一哉と一哉を取り巻く人々の話。熱くなることがかっこ悪いと思ってる冷めた性格の一哉が色々な生徒や問題に向き合って、また、たまたま向かいのアパートに住んでいたツィギー似のど派手で痩せすぎな女、小枝との出会いで少しずつ変わろうとする。 いやー一哉みたいな男の人、多分かっこいいんだろうけど苦手なタイプだなー!何事もめんどくさいと思ってるから真正面からなかなか話せなそう。でも、小枝のように飾らない真っ直ぐな人と出会ってもっと人と向き合えるようになるといいね。
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キングオブ面倒くさがりを自認する桐原は、高校の社会科の先生。 同僚教師や生徒、女友達との関係も、面倒くさいを名目に、上辺だけでさらりと流すタイプ。 そんな彼の成長記。 前半の桐は、好きになれませんでした。 やたら面倒くさいを連発していて、そこがどうしても鼻についてしまって。 で...
キングオブ面倒くさがりを自認する桐原は、高校の社会科の先生。 同僚教師や生徒、女友達との関係も、面倒くさいを名目に、上辺だけでさらりと流すタイプ。 そんな彼の成長記。 前半の桐は、好きになれませんでした。 やたら面倒くさいを連発していて、そこがどうしても鼻についてしまって。 でも、最後に見えた彼の過去で、面倒くさがっているふりをしていたのかもしれない姿が感じられてからは、急激に前半の様子もイメージアップ。 再読したら、きっと違った印象になるかもしれないな。 面倒くさいと言いつつも、ちゃんと仕事してるじゃんな桐、軽い感じだけど、人間らしいのかなと思います。
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センセイって、もっと特別な人がやるものだと思ってたんだ。 とくにやりたいことがなく、気がつけば先生になっていた。 生徒は可愛げがないし、同僚とのつきあいも面倒だ。 それでも、“センセイの日々”は続いて行く…。 (アマゾンより引用) この作者さんのお話好きだなぁ。 日常のどこにでもありそうな人の暮らしを描いてくような感じが(*´∀`*) この物語の主人公の心情もよく分かる。 何でも面倒だと思うとこ(笑)
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全てにおいて面倒臭がりな高校教師桐原。 学校の先生、生徒、女友達・中川や近所のカップルとの関わり合いを持つ通じて、ただの面倒臭がりから一歩も二歩も踏み出していく様子を描いている作品。 小枝との今後の関係はどうなるのか…
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好きな空気。 たぶん主人公の考え方が好き。 「誰かの記憶の中に、ずっと自分が嫌な思い出として残ること考えてみろ」 そうなんだよね。 だから1回1回を大切にしようと思う。
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