エディ・ゲレロ自伝 の商品レビュー
2005年にこの世を去った天才レスラーのエディゲレロの生涯をつずった本。 プロレスの裏側や内情がよくわかる。 翻訳の仕方にセンスがある。 このテンションの落差はかなりエディらしい。
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幼少時代からレスラー兼プロモーターだった父(ゴリー・ゲレロ)の影響でプロレスに親しんでた様子、デビューして売れなかった頃から、メキシコ(EMLL→AAA)、日本(新日本)、アメリカ(ECW)と転戦し、WWE入りするけど、アルコール中毒が原因で諸々の事件を起こして解雇され、更生施設...
幼少時代からレスラー兼プロモーターだった父(ゴリー・ゲレロ)の影響でプロレスに親しんでた様子、デビューして売れなかった頃から、メキシコ(EMLL→AAA)、日本(新日本)、アメリカ(ECW)と転戦し、WWE入りするけど、アルコール中毒が原因で諸々の事件を起こして解雇され、更生施設入りするけど、無事更生してインディ団体を転戦してるところをWWEに再度拾われ、活躍して見事WWF王者に輝くところまで。 メキシコでタッグを組んだEHDサントやラブ・マシーン、新日で会って後にラディカルズを結成するクリス・ベノワ、ディーン・マレンコの話、ナスティボーイズにいたずらされて話、仕事のできる人、できない人、そしてWWFのスーパースター...ズの話など、色々面白かったです。 酒やドラッグに溺れていくところから、それ以上に厚生施設から這い上がっていく再生ストーリーとしても見事でした。 自分がリアルだと感じたのは、デビューして売れない頃のできごとや、格上の選手と当たる時の心理描写、そして巡業中のエピソードや試合におけるサイコロジーの話、怪我したときのリハビリの話etc. 売れるにつれて微妙に変わる周囲との人間関係、トップになったときの心構えなど、一々参考になりました。 何より、レスラーとしては油が乗ってる時期に亡くなって、本当に惜しいと改めて感じました。
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