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果てしなき渇き の商品レビュー

3

255件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    58

  3. 3つ

    88

  4. 2つ

    52

  5. 1つ

    21

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2022/05/08

主人公(父親であり元刑事)がかなりクズで驚いた… 父親が行方不明の娘を探すストーリー、とザックリ捉えていたので、主人公があまりにも酷くて辛かった。

Posted byブクログ

2022/03/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すごい感想に悩む本 主人公のクズっぷりがすごい 娘、元奥さん、娘の友達の母親をその娘の前で犯すってもう、見ていて気分が悪くなる本だった ストーリーも、いなくなった娘を探すために元刑事が頑張る話で、特に突出する面白さもなく、淡々と進んでいく。けど、スピード感溢れる描写と、圧倒的暴力に、何故か頁を捲る指が止まらなくなる、そんな本でした。 誰も救われないし、最後の最後まで暴力&グロの応酬だし、読後もなんとなく嫌な気分になるけれど、なぜか読み進めるのを止められなかった。

Posted byブクログ

2023/08/10

原作を読む前に映画を観ていたため、登場人物たちの台詞はすべて映画のキャスト陣の声で脳内再生されながらの読了だったが、その甲斐あってなのか情景や空気感がすぐに思い浮かび、厚めだったけれどあっという間に読了。原作と映画の違いも比べられたので読んで良かった。

Posted byブクログ

2022/01/18

誰も幸せにならないストーリー。映画を知ってから読み始めたので全てが役所広司で脳内再生されてしまった、、。(映画は怖くて見られない)藤島一家のクズっぷりがしんどかった。

Posted byブクログ

2021/12/29

読んでて自分も殴られた痛みだったり心の痛みを感じて疲れるような話だった 自分は好きだったけど、周りの人におすすめできないかなって思いました

Posted byブクログ

2021/11/28

一度ハードで読んだ物を、文庫にて再読。 スピード感と、穴にすいこまれていく様な感覚を交互に味わえます。

Posted byブクログ

2021/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これはすごい。何がって主人公のくずっぷりが。 失踪した娘を探す、元刑事の父親と聞くとカッコいいが、 娘がギャングや反社とつるむようになったのは、主人公が娘を犯したのが原因、しかもその記憶を途中まで忘れている。 離婚した元カミさんは犯すは、敵対する殺し屋の奥さんを子供の前で犯すはというくずっぷりで、最後は死ぬのかと思ったら、ヤクザの殺し専門の組におさまってしまう。最後に突き止めた、娘の所在は・・・、すでにだいぶ前に中学校の時の先生に殺されて埋められていたと突き止める、で、その先生も打ち殺す。 まったく救いもない、清々しいほどくずのまま終わるので、大抵の小説は最後の報いを受けて死ぬパターンだから、これはなかなかないパターンではないだろうか。

Posted byブクログ

2021/09/16

性善説は嘘だと思っている。 この小説の主人公の女子高生、 誰もが憧れる存在でありながら、 クスリの売人であり、女衒であり、天使と悪魔の存在だ。 もう一人の主人公の元刑事は、 自分の娘の裏の顔を知り、どんどんと狂っていく。 自分の娘の裏の顔を知る際の表現のいったんとして、 娘とグル...

性善説は嘘だと思っている。 この小説の主人公の女子高生、 誰もが憧れる存在でありながら、 クスリの売人であり、女衒であり、天使と悪魔の存在だ。 もう一人の主人公の元刑事は、 自分の娘の裏の顔を知り、どんどんと狂っていく。 自分の娘の裏の顔を知る際の表現のいったんとして、 娘とグルだった男に対しての妄想で、 「娘の味さえも知っているかもしれない男」 と表現する。人間の下衆な心情の表現も素晴らしい。 著者が描く、若い女子高生に狂わされる男たちの滑稽さと、 暴力は読み応えあり。

Posted byブクログ

2021/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

藤島は元警察官。妻の浮気相手を酔った勢いでタコ殴りにし、退職させられて今は警備員。元妻から突然電話がきて家に戻ると、娘の加奈子は失踪していて、バッグの中にはドラッグが残されていた。藤島はかつての暮らしを取り戻すために加奈子を独力で見つけ出すことを誓う。 骨子だけみると、一瞬、親子の絆の話かと思わせるような感じもあるが、既に出だしから藤島のキレた内面がにじみ出ている。 読み手は、加奈子の中学生の頃のクラスメイトの回想を通じ、加奈子がどんな人間だったかを知っていくことになる。不良グループ・アポカリプスのリーダーと交友があること、そしてアポカリプスがどれだけひどいことをしてきたかを突き付けられる。 一方、藤島は加奈子を探す過程で元妻を暴行するは、手元のドラッグをやってしまうは、やりたい放題。なぜ、加奈子はこうなってしまったのか?自分のすべてをかけて追い求めるが、たどり着いたのは、自分が酔った勢いで実の娘を暴行したという事実。。。 このお話、とにかく誰にも共感できない。そこまでやるか、とあきれるくらいなのだが、先が気になる。周りからみた加奈子の姿は語られるのだが、加奈子の内面は決して描かれない。タイトルの「果てしなき渇き」というのは、藤島の思いでもあると同時に、読者の思い出もあると思う。

Posted byブクログ

2021/05/17

中三春、読了。  だんだんと暗い真実が見えてくる小説です。個人的には好きだったけど、暗い話が苦手な人にはオススメしません。

Posted byブクログ