奥様はネットワーカ の商品レビュー
絵が楽しげだけど、かなり嫌な話。 登場人物が少ないのに、次々と事件が起き、この中に本当に犯人がいるの?!とずっと疑心暗鬼になる。 真相を知ると、毎度のことながら、ズルいな〜って思う。読み返して検証したくなる(してない)。
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まぁいつものことなんですが、完全に騙されました。 次々と視点が変わるので気をつけないと、とは思っていたんですが。
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前に超再現ミステリーという番組でこの『奥様はネットワーカ』が再現ドラマ化されてました。 私はそれを見てたので話しの流れとか、真相とか知ってました。 なのでサラッと読めて驚きはなかったです。 もし真相を知らないで読んでたら絶対騙されてたと思います。 かなり読みやすいと思ったんですが...
前に超再現ミステリーという番組でこの『奥様はネットワーカ』が再現ドラマ化されてました。 私はそれを見てたので話しの流れとか、真相とか知ってました。 なのでサラッと読めて驚きはなかったです。 もし真相を知らないで読んでたら絶対騙されてたと思います。 かなり読みやすいと思ったんですが、途中に何か所かある人物視点じゃなくて詩みたいになってるところはちょっとよく分からなかったです。 表紙がすごくかわいらしいなと思ったんですが、表紙だけでなく本編中にも挿絵とかがいっぱいあったので読んでて楽しかったです。 視点が変わるごとにあるちっちゃい人物絵が好きです。 私的にスージィがすごくかわいい! あと解説もおもしろかったです。 これは解説と言っていいのかなって感じだったけど。 話的には森氏にしてはライトな印象でした(途中ちょっとホラーっぽい怖さもありましたが)。 話に物足りない感はありましたが、絵も楽しみつつ読めたのでよかったです。
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最後のどんでんがえしでは「まじか。」と 声をあげてしまいました。 でもどこか矛盾があるような気がするんだよなぁ・・ 人物意外にフォーカスをあてている部分では、 つらつらと言葉がつづられており これが森さんかと感じた
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登場人物6人の視点でめまぐるしく舞台転換が行われる。犯人のターゲットもめまぐるしく変わる。見事に嵌められてしまった。冴えわたるドンデンはいつもながらお見事。可愛いいイラストも全体を盛り上げるのに一役買っている。アクセントとしてなかなか侮りがたい。結構見入ってしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
懐かしい。 まだ森博嗣さんのファンになる前に、雑誌『ダ・ヴィンチ』で連載されていた作品。 あの時はあまり興味を感じていなかった…私が『ダ・ヴィンチ』を毎月読む習慣がつき始めた頃で、物語も途中だったから読まなかった…まさかこんなにはまる作家さんになるだなんて想像もしておらず。 コジマケンさんのイラストが可愛くて、お話の合間に出てくるイラストに和みつつ読む読む。 6人の登場人物の視点でお話が交互に(順番不同)進む。 視点が変わるたびに語り手の名前と併せてコジマケンさんによるキャラクタのイラストが。 それも毎回違うイラスト、素晴らしい。 イラストも一緒にストーリーを紡いでいて、和むだけでなく、ドキドキもさせられる。 さてさて、“ちょっとホラーなミステリィ”。 ほんとに、怖い。 油断していたら、怖い。 一体、誰の思考についていったらいいの?? あっちについていったりこっちについていったり…そうこうしていたら謎の正体に驚き。 全然ついていっていない自分に気づく、と…いつものパターン?? しかし、洋侑さん! 爽やかだなーとただ思っていたのに、ちょっと裏切られた感ですっ。 謎とは関係ないところで、ヤキモキ。
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詩的な文章はちょっとニガテだけど、ストーリは面白かった。 コジマケンさんのポップなイラストとミステリアスなストーリーとが調和して、謎めいているけどかわいい、洒落ているけど恐い、不思議で独特なイメージになっています。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/...
詩的な文章はちょっとニガテだけど、ストーリは面白かった。 コジマケンさんのポップなイラストとミステリアスなストーリーとが調和して、謎めいているけどかわいい、洒落ているけど恐い、不思議で独特なイメージになっています。 http://matsuri7.blog123.fc2.com/blog-entry-137.html
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20101107.何故かずっともやっとしていた…。もり先生はもっとどっしりなものが好きです。Vシリーズに戻るかな。
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久々の森さん! かなーり読みやすい。 登場人物ごとに章?が細かく別れているので ちょっとした合間に読むのにいいし 読書慣れしてない人でも読みやすいのでは。 イラストが可愛いし。 もちろん一気に読むも良し。 内容は、森手法とでもいいましょうか…笑。 6人中の誰だ...
久々の森さん! かなーり読みやすい。 登場人物ごとに章?が細かく別れているので ちょっとした合間に読むのにいいし 読書慣れしてない人でも読みやすいのでは。 イラストが可愛いし。 もちろん一気に読むも良し。 内容は、森手法とでもいいましょうか…笑。 6人中の誰だ誰だ?と思い、犯人の目安をつけるものの 内心間違っているだろうなぁ~と思っていたら、 やっぱり間違っていて。笑 勢いよく最後まで騙されきりました、わたしは。 全員を疑ってかかりましょう。笑
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例によって森氏の「シリーズ外作品」。 もの凄く複雑な構成の「実験的小説」。 登場人物6人の、モノローグだったり 客観だったりの短い章が積み重なり、 一つの「本筋」ストーリーが進んでいく。 またコジマケン氏のイラストがふんだんに入り、 何というか絵本のようなマンガのような 不思...
例によって森氏の「シリーズ外作品」。 もの凄く複雑な構成の「実験的小説」。 登場人物6人の、モノローグだったり 客観だったりの短い章が積み重なり、 一つの「本筋」ストーリーが進んでいく。 またコジマケン氏のイラストがふんだんに入り、 何というか絵本のようなマンガのような 不思議な読書感。物語を読むときに、 かなりこのイラストに引っぱられて キャラクターを理解しようとしてしまう。 舞台は、とある大学。 そこの教職員たちの中で、ナイショだが 実は夫婦だ、という人が一組いる。 その中で起きる連続殴打事件。 最初はケガをする程度だったが、 とうとう死者まで出る。 警察が介入してくる中で、 徐々に浮かび上がる複雑な人間関係。 事件の流れだけ追うと深刻そうだし、 とにかく時間軸も視点もくるくる変わり、 決して「読みやすい本」ではない。 これを、軽妙な文体とコミカルなイラストで ぐいぐいと読み進めさせるのが凄い(^ ^; 途中で、もしやこの人が犯人だ、という 「意外性」を狙ってるな、というのは読める。 が、最後に森氏ならではのどんでん返し。 久々に「あ、そう来たか」感を味わえた(^ ^ とにかく不思議で面白い作品。 一読の価値はありますぜ(^ ^
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