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科学技術図書館の現在と未来 の商品レビュー

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2011/03/31

2011 3/31パワー・ブラウジング。研究室蔵書(元は先輩の本?)。 原研の図書館って知り合いもいるし話を聞く機会もあるけど現場はよく知らないなあ、と思って読んでみた。 「はじめに」で専門図書館と近代図書館のイメージの違いに触れて、Special Libraryを「特殊図書館」...

2011 3/31パワー・ブラウジング。研究室蔵書(元は先輩の本?)。 原研の図書館って知り合いもいるし話を聞く機会もあるけど現場はよく知らないなあ、と思って読んでみた。 「はじめに」で専門図書館と近代図書館のイメージの違いに触れて、Special Libraryを「特殊図書館」ではなく「専門図書館」と訳したことで生まれた相克を指摘しているのが興味深かった。 内容については、二次資料/データベース構築・提供など、研究情報の発信部分にかなり紙数を割いているところに原研、というか理工系研究所図書館の特殊性が色濃く出ているだろうか。 研究所附属の専門図書館を知らない人が、「図書館」と言われてイメージするような図書館とはぜんぜん違う業務を行なっている人がいるんだ、ってことを知る機会としては良さそうな本。 ただ、ところどころ出てくる3D化した円グラフはいただけない。実際の割合と見た目の面積がかけ離れてしまっているので。

Posted byブクログ