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無法地帯 の商品レビュー

3.7

16件のお客様レビュー

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2019/11/15

怪獣やフィギュアマニアのヤクザと探偵が暴れ回る話。 行動は滅茶苦茶なのに好きな領域だけは妙に律儀な行動を取る大葉や、合気道のような技を駆使してクールな活躍をするのにやっぱりマニア心には勝てない宇田川、いつもやられるくせに不屈の精神で向かって来る雑魚キャラたちなど、キャラクターのア...

怪獣やフィギュアマニアのヤクザと探偵が暴れ回る話。 行動は滅茶苦茶なのに好きな領域だけは妙に律儀な行動を取る大葉や、合気道のような技を駆使してクールな活躍をするのにやっぱりマニア心には勝てない宇田川、いつもやられるくせに不屈の精神で向かって来る雑魚キャラたちなど、キャラクターのアンバランスさが愛おしい。

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2017/08/27

ヲタクとヤクザと探偵を絡ませた テンポのあるエンタメ的な物語だが はっきり言ってミステリ好きには物足りない。 ここは割り切って徹底的にヲタク向けの ヲタクしか理解できないような仕掛けがあれば よかったのかもね・・・・無理かなぁ~ww

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2016/02/01

警官倶楽部と少しリンクした話で、レアものの玩具をめぐる争い。コレクターであろう著者の思い入れも入っているようだが、題材の割りに暴力的な内容。

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2014/12/10

すごく面白かったです!私もどちらかというとオタク気質なので気持ちが痛い程分かります。やっぱり探偵さんはかっこいいですね惚れ惚れしましたまた続編が出てくるのを楽しみに待ってみます

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2013/10/26

オタクと呼ばれる人たちの探究心とコダワリ、購買意欲と収集(コレクション)への執着は見習うべき所も沢山あります。そんな「飛びぬけた」というか「突き抜けた」人たちの騒動がこのお話。実際に「ヤ」の付く方々にも特撮ファンやアニメファンだって居ますし、元ネタになったエビ怪獣のプラモデルは本...

オタクと呼ばれる人たちの探究心とコダワリ、購買意欲と収集(コレクション)への執着は見習うべき所も沢山あります。そんな「飛びぬけた」というか「突き抜けた」人たちの騒動がこのお話。実際に「ヤ」の付く方々にも特撮ファンやアニメファンだって居ますし、元ネタになったエビ怪獣のプラモデルは本当に数百万円の値段が付いていたこともありました。そういう点では、ミステリーとして他に類を見ないほどリアルです。しかし、まぁサスペンス&ドタバタ劇は「コダワらず」に頭を柔らかくして楽しむのが「吉」。

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2013/03/14

善人が一人も出てこないw やはり自分にコレクター気質がないせいか、登場人物に全く感情移入できない。 物語半ばである程度のオチもわかり、読後感もまま普通。

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2013/03/03

幻の?を巡るオタク同士の争奪戦。魅力やそれに懸ける情熱と行動力などは理解できないが、ハードボイルド小説を読んでいるような錯覚が一瞬したのは探偵の無駄に高いスキルのせいだろうか?この探偵は一体何者なんだ?事件の真相より気になったんですが。面白かったです。

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2012/09/26

大倉 崇裕 『無法地帯 幻の?を捜せ!』 (2003年12月・双葉社/2007年1月・双葉文庫) 空前の「食玩」ブームにより、400万円のプレミアがついたレアグッズをめぐる争奪戦が勃発。 怪獣大好きのヤクザ、食玩コレクターの私立探偵、モラルゼロのオタク青年──。 幻の?を奪い合...

大倉 崇裕 『無法地帯 幻の?を捜せ!』 (2003年12月・双葉社/2007年1月・双葉文庫) 空前の「食玩」ブームにより、400万円のプレミアがついたレアグッズをめぐる争奪戦が勃発。 怪獣大好きのヤクザ、食玩コレクターの私立探偵、モラルゼロのオタク青年──。 幻の?を奪い合う、仁義なき戦い。勝者は誰だ! オタク道38年の著者がおくる、情熱のオタクミステリー! 主役の二人は、怪獣オタクのヤクザ、大葉久太郎と、食玩コレクターの探偵、宇田川一。 最初はキャラの描き分けに難があるかと思ったが、中盤を過ぎてからの盛り上がりは秀逸。 オタクの世界に無関心な一般人を周りに配し、その会話でオタクの思考回路を読者にうまく伝えている。 この作品をミステリー小説とするならば、登場人物たちを裏で操る黒幕の正体が最大の謎なのだろう。 しかし、本作の見せ場はそこにはなく、超プレミアプラモデルの「ザリガニラー」をいかにして手に入れるか、の一点にある。 1円の価値もなさそうなエビ怪獣のプラモデルに群がる大人たちの姿は、滑稽でもあり、どこか微笑ましい。 常に人を出し抜こうと考えているクセに心の底ではわかりあっているような、仁義と友情がそこに描かれている。 ま、生来のオタクである私にとってみればその面白さも些細なことで、オタク小説なるジャンルが存在し、こうして読めることは至極の喜びであった。 80点(100点満点)。

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2012/09/19

面白かったし、オタク要素が特殊なので記憶に残りやすい。 そのノリ的に本当に人が死ぬとは思わなかったけど。

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2012/04/17

幻のプラモデル『ザリガニラー』を追うヤクザと探偵。 ハードボイルドなアクション描写とオタク話が、 何故か巧妙に絡み合う展開。 ちょっとオタクな知識のある人であれば、爆笑必至の傑作です。 特撮、怪獣、フィギュア、食玩……。 こうしたキーワードに反応する人には、 是非オススメします。...

幻のプラモデル『ザリガニラー』を追うヤクザと探偵。 ハードボイルドなアクション描写とオタク話が、 何故か巧妙に絡み合う展開。 ちょっとオタクな知識のある人であれば、爆笑必至の傑作です。 特撮、怪獣、フィギュア、食玩……。 こうしたキーワードに反応する人には、 是非オススメします。 僕は単行本でリアルタイムにまず読んで、 最近文庫を読み直してまた笑ってましたから。 ただ、食玩ブームが落ち着いてしまった現在においては、 ちょっと描写が古くなっちゃったかな、という気はしますが。

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