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メルカトル の商品レビュー

3.7

63件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2009/10/04

映画の始まり方みたいなカメラワーク。 長野少年とミステリがうまいこと融合した結果みたいなお気に入りの本です^^ これはいい。

Posted byブクログ

2009/10/04

地図が関係するあたりちょっとツボ。 友達に話したら、「メルカトル図法のメルカトル?」といわれ、あぁ!ってかんじ。

Posted byブクログ

2009/10/04

最初の読み始めはなんとも思わなかったけど、 読み進めるにつれてどんどん引き込まれて、 最後には「そーなん!?」と驚く結果。 ただのファンタジーではない!! ふわーっていう世界だけじゃないから読みごたえがあった。 ひさびさに長野まゆみの好みの作品。 いやー、おんなのひとっていろんな...

最初の読み始めはなんとも思わなかったけど、 読み進めるにつれてどんどん引き込まれて、 最後には「そーなん!?」と驚く結果。 ただのファンタジーではない!! ふわーっていう世界だけじゃないから読みごたえがあった。 ひさびさに長野まゆみの好みの作品。 いやー、おんなのひとっていろんな意味でこわいですね。

Posted byブクログ

2009/10/07

2008/8/21〜25 伏線の張り方が絶妙で面白かった。 感情起伏のあまりないリュスが泣いたりするところがかわいらしかった。 『探してみもしないで、何を云うんだろうね。あきらめるのは美徳じゃないよ。怠け者ってことだよ。』110P

Posted byブクログ

2009/10/04

ラストがハートフルコメディ(?)でほっこりした。長野作品お約束の色恋沙汰に鈍い少年の鈍さが微笑ましかった。

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2009/10/04

地図収集館で働く孤児リュスの何かに巻き込まれた生活 日本の小説というより海外のそれみたいだった。 だから感情の動きが理解しがたいとこもあった。 序章に登場するメルカトルがもっと絡んでくると思ったけど、つまりは…父だったってこと? 語られていなさすぎるだけに想像が疑問符をいつも携...

地図収集館で働く孤児リュスの何かに巻き込まれた生活 日本の小説というより海外のそれみたいだった。 だから感情の動きが理解しがたいとこもあった。 序章に登場するメルカトルがもっと絡んでくると思ったけど、つまりは…父だったってこと? 語られていなさすぎるだけに想像が疑問符をいつも携える。

Posted byブクログ

2009/10/04

一言で言うと、壮大なドッキリカメラ。 初期作品の何処を探してもないメルヘンな雰囲気に、この世のどこかの国にありそうな 街の空気が加わった世界観。 舞台となる街も、欧羅巴の地方都市めいた部分と『夏至南風』『新世界』の 淫靡な部分が同居している。

Posted byブクログ

2009/10/07

久々に長野まゆみを読んだー。超幻想的で少年しか出てこない作品もいいのだけれど、どちらかというとこういう、ちょっと不思議ででも現実っぽい作品のが魅力的。箪笥も良かったけどこれもいいっ!! 読後に思わず現在位置確かめたりメルカトルを百科事典で引いてみたりした。

Posted byブクログ

2009/10/04

ミラノとヴェネツィアを混ぜたような、架空のイタリアの街が舞台。長野さんの昔の作品に似て、懐古趣味と未来的な軽やかさがあいまった感じ。 孤児院育ちで期待というものを抱かず、己を出さずに淡々としているリュス青年を中心に、個性的でパワフルな女性たちが多々登場して話は二転三転し、いちおう...

ミラノとヴェネツィアを混ぜたような、架空のイタリアの街が舞台。長野さんの昔の作品に似て、懐古趣味と未来的な軽やかさがあいまった感じ。 孤児院育ちで期待というものを抱かず、己を出さずに淡々としているリュス青年を中心に、個性的でパワフルな女性たちが多々登場して話は二転三転し、いちおうちゃんと決着がついて終る (無茶でもオチがついているだけでびっくりだ)。 でもやはり話の筋というよりは、建物、調度、服飾、食べ物などの細部を楽しむのが本当かも。

Posted byブクログ

2009/10/04

地図の展示館?みたいなところで働く孤児のリュスの話。最後は大団円で終わった。リュスが可愛くてしにそう。読むと無性に魚のプリン食べたくなる。

Posted byブクログ