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送り火 の商品レビュー

3.7

101件のお客様レビュー

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    13

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2014/03/16

寝る前の15分で1編ずつ、くらいの感じでサクサク読めた。「世にも奇妙な物語」のみたいな感じ。 「ビタミンF]ともう一つ(敢えて書名は記さないけどあの異色作)とこれを続けて読んだけど、この人は超絶テクの人と認識。読後に何も残らないのも良い。そして時々「きみの友だち」みたいな刺さるの...

寝る前の15分で1編ずつ、くらいの感じでサクサク読めた。「世にも奇妙な物語」のみたいな感じ。 「ビタミンF]ともう一つ(敢えて書名は記さないけどあの異色作)とこれを続けて読んだけど、この人は超絶テクの人と認識。読後に何も残らないのも良い。そして時々「きみの友だち」みたいな刺さるのを書く。

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2013/10/29

わたしにはなかなか感想にしづらい短編集だった。リアルさもなく空想らしさもなく、その真ん中の世界のような感じだった。

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2013/10/22

(所感)重松作品3作目。少し不気味な富士見線沿線の物語。家族を主題に置きつつ、ビタミンFにはなかった『死』の予感がちりばめられていた。不思議な余韻に今は浸りたい。 (読書記録) 読始:131012 読了:131022

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2013/05/08

いつもの重松さんに比べるとちょっと不気味なお話が多かったかな? オチが笑うせぇるすまんみたいな印象だった。

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2013/03/29

泣けました。家族の、ちょっとした軋轢や、空回りするコミュニケーションなど 描写や状況構築が上手で、また重松さんがよくテーマにするものが、今作のすべてにおいて描かれていますけれど、そこに、超自然的なものが付加されて、すなわち、超常現象とか心霊現象とかそういうものなのですが、そういっ...

泣けました。家族の、ちょっとした軋轢や、空回りするコミュニケーションなど 描写や状況構築が上手で、また重松さんがよくテーマにするものが、今作のすべてにおいて描かれていますけれど、そこに、超自然的なものが付加されて、すなわち、超常現象とか心霊現象とかそういうものなのですが、そういったものがとても効果的に、現実では埋まらない溝を埋めたり、崖をわたる橋になっていたりする役目をしています。きっと重松さんには、人がなかなか言葉にできない、うっすらとした夢というか願望というか祈念というか、現実の世界に長く忙しく暮らして、世知辛い目に合って捨てていった「幸福な夢想」というものをしっかりとらえることができる人なんだと思います。

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2013/02/24

身近な話題をちょっとファンタジーにして潜んでいる問題を考えさせるような短編集。「かげぜん」と似た経験が個人的にある。この話を多くの人に読んでもらって気づいて欲しいと思った。「家路」「もういくつ寝ると」が良かった。

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2013/02/06

生きるということは 死を学ぶことかもしれない 老いるということは 愛しさを知ることかもしれない 明日を見ることで 悲しみは癒えるかもしれない ありふれた日常に、 あるいはその人生に。 生きる人々を描く短編集。 *** 人々の生活に、軽くスパイスを織り交ぜたような物語。 ...

生きるということは 死を学ぶことかもしれない 老いるということは 愛しさを知ることかもしれない 明日を見ることで 悲しみは癒えるかもしれない ありふれた日常に、 あるいはその人生に。 生きる人々を描く短編集。 *** 人々の生活に、軽くスパイスを織り交ぜたような物語。 全体のテイストとしては世にも奇妙な物語に近いかも。そんななかで、家族や夫婦といった人との繋がりが穏やかに描かれています。個人的には「家路」がおすすめです。

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2013/02/02

タイトルの話を含む9個の短編集。 何れも仮想の私鉄である富士宮線の周辺で起こる 家族や夫婦の生活を描いた作品。 相変わらず凄い登場人物の感情や背景が イメージしやすい話ばかりでした。 でも何れもの話も現実的、都会的であり ハッピーエンドではないんですが、 なん...

タイトルの話を含む9個の短編集。 何れも仮想の私鉄である富士宮線の周辺で起こる 家族や夫婦の生活を描いた作品。 相変わらず凄い登場人物の感情や背景が イメージしやすい話ばかりでした。 でも何れもの話も現実的、都会的であり ハッピーエンドではないんですが、 なんか読み終わると、 色々あるけど頑張るか~としみじみ思わせてくれる作品です。

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2013/01/24

富士見線沿線でのお話 短編集 これぞ重松清だね 重松清の短編集は、本当に読みやすいし、奥が深い 幽霊が出てきたり、現実離れしてるんだけどね どれもやっぱり、じーんとするんだよなぁ… 30代~40代を主人公にした話を書かせると、右に出る人は居ないだろうな

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2012/09/18

重松清さんの作品の中では異色の短篇集。ちょっと怖い。 なんかもちろん人の優しさ云々は書いてあるんだけど。

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