1,800円以上の注文で送料無料

マネーロンダリング入門 の商品レビュー

3.6

61件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    13

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    4

レビューを投稿

2010/07/13

内容(「BOOK」データベースより) マネーロンダリング(資金洗浄)とは、テロ資金や麻薬・武器密売・人身売買などの犯罪で得た収益を、海外の複数の金融機関を使って隠匿する行為をいう。本書ではカシオ詐欺事件、五菱会事件、ライブドア事件などの具体的な事例をもとに、初心者にもマネロンの現...

内容(「BOOK」データベースより) マネーロンダリング(資金洗浄)とは、テロ資金や麻薬・武器密売・人身売買などの犯罪で得た収益を、海外の複数の金融機関を使って隠匿する行為をいう。本書ではカシオ詐欺事件、五菱会事件、ライブドア事件などの具体的な事例をもとに、初心者にもマネロンの現場が体験できるよう案内した。専門知識はなにひとつ必要ない。グローバル化、大衆化したマネロンによって、いまや世界の仕組みが変わりつつあることを読者は知るだろう。 内容(「MARC」データベースより) マネーロンダリングとは、テロ資金や麻薬密売などの犯罪で得た収益を、海外の複数の金融機関を使って隠匿する行為のこと。カシオ詐欺事件、五菱会事件などの具体的な事例をもとに、初心者にもその現場が体験できるように解説。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 橘 玲 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。2002年、金融情報小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 目次 第1章 世にも奇妙な金融犯罪(発端 計画 ほか) 第2章 プライベートバンクの憂鬱(プライベートバンクとは何か 香港マネーロンダリング事件 ほか) 第3章 北朝鮮はなぜ核兵器が必要なのか(ドルを支配する者 マネーロンダリングへの入口 ほか) 第4章 世界でいちばん短いマネロンの歴史(神の銀行家 犯罪銀行 ほか) 第5章 誰でもできるマネロン(ハンドキャリーと地下銀行 国際租税回避 ほか)

Posted byブクログ

2010/06/12

久しぶりに橘玲さんの本を。 マネロンに関して充実してましたね、カシオ事件とか小説のようです。 英語のハードルがあるので、自分にはできないですねぇ。

Posted byブクログ

2010/02/09

非合法で稼いだ金がどのように合法的な金に生まれ変わるのか、イメージではわかっているような気がしても、実際にどのような取引が繰り返されるのかを知っている人は少ないだろう。そんな、知っている人だけが知っているマネーロンダリングの実体を、さまざまな経済事件を題材にわかりやすく解説してい...

非合法で稼いだ金がどのように合法的な金に生まれ変わるのか、イメージではわかっているような気がしても、実際にどのような取引が繰り返されるのかを知っている人は少ないだろう。そんな、知っている人だけが知っているマネーロンダリングの実体を、さまざまな経済事件を題材にわかりやすく解説している良書。 アメリカが北朝鮮マネーを封鎖できた理由や、高度なマネーロンダリングを駆使していたと思われたライブドアが、実はただ行き当たりばったりなだけだったことがわかったりして、事例も興味深い。 驚いたのは、どんな悪党が行っているにせよ、マネーロンダリングの手段のすべてが必ずしも違法というわけではない、ということ。 むしろ洗浄そのものは(脱法行為もあるものの)、各国の法に則った形で行われている。たてえば、自分にとって有利な取引がA国では違法であってもB国では適法なのであれば、B国でその取引を繰り返していくことで、いつの間にか汚いお金もきれいになってしまうし、租税回避だって可能だ。 これはまさしく、著者が主張するように「マネーは国の枠を超えてグローバルに動くもの」である所以だろう。 そしてそれらの方法は、別にミステリアスなものでも、技術的に高度なものでも何でもない。正しい知識と情報さえあれば、誰でも行えるものなのだ。 その意味では、本書のタイトルには、2つの意味がある。マネーロンダリングに関する知識を教えてくれるという意味での「入門」、そして、誰でも実践できそうなマネーロンダリングの技術を教えるという意味での「入門」である。 自分の資産では、租税回避のためにマネーロンダリングをする必要は感じられないが、バカ高い日本の相続税などにうんざりしている人は、ぜひ本書をひもといてみてはいかがだろう。 なんと相続税を0円にする方法が紹介されているから。

Posted byブクログ

2009/11/08

著者は至って簡単な手法と思っていらっしゃるが素人には難しい。ただし、ライブドア事件の手法は他の手口よりも優しいようで分かりやすかった。もしこの著者がもっと簡単な手法の解説本を出していたら読んでみたい。

Posted byブクログ

2009/11/17

著者は「実は凄く簡単な事」と言ってくれていますが、私にはなかなか理解できません。 ペーパーカンパニーを海外に作って逃がす、何てことは法に触れない範囲でどこの企業も実施していることなのでしょう。 凡例として、山口組がスイスに移していた件と、堀江さんの所の件、セイコーの件が取り上げら...

著者は「実は凄く簡単な事」と言ってくれていますが、私にはなかなか理解できません。 ペーパーカンパニーを海外に作って逃がす、何てことは法に触れない範囲でどこの企業も実施していることなのでしょう。 凡例として、山口組がスイスに移していた件と、堀江さんの所の件、セイコーの件が取り上げられていました。 私は、金融の勉強を少しして、プライベートバンクの受付でもやろうかなと思ったのでしたが 金の計算が特に不得手である為、断念せざるを得ません。恐らく。

Posted byブクログ

2009/10/10

著名な作家である橘さんの作品の中でも有名な著作である。 僕がこの本を読もうと思ったのには、就職活動を通じて知り合った友人や尊敬できる社員の方に薦められたという経緯があったが、それ以上にこれから金融業に携わる者としてお金に対する自分なりの価値観を確立する必要があると感じたからであ...

著名な作家である橘さんの作品の中でも有名な著作である。 僕がこの本を読もうと思ったのには、就職活動を通じて知り合った友人や尊敬できる社員の方に薦められたという経緯があったが、それ以上にこれから金融業に携わる者としてお金に対する自分なりの価値観を確立する必要があると感じたからである。 本書にはロンダリング手法を用いた「金融犯罪」から個人が上手に生きる術として活用できる「合法なロンダリング」まで様々に紹介されており、その中で自らのお金に対する意識づけを終始迫られたことが本書を高く評価する由縁である。 働き始める直前、働いてからも読みたい本である。

Posted byブクログ

2009/11/08

この本の後半が相当いいです。BCCI(イスラム発の国際銀行)やバチカン銀行などのマネロンについてが丸分かりです。

Posted byブクログ

2009/10/04

担当:Hirakawa 対象レベル:中級 内容: 第1章 世にも奇妙な金融犯罪(発端計画 ほか) 第2章 プライベートバンクの憂鬱(プライベートバンクとは何か 香港マネーロンダリング事件 ほか) 第3章 北朝鮮はなぜ核兵器が必要なのか(ドルを支配する者 マネーロンダリングへの入口...

担当:Hirakawa 対象レベル:中級 内容: 第1章 世にも奇妙な金融犯罪(発端計画 ほか) 第2章 プライベートバンクの憂鬱(プライベートバンクとは何か 香港マネーロンダリング事件 ほか) 第3章 北朝鮮はなぜ核兵器が必要なのか(ドルを支配する者 マネーロンダリングへの入口 ほか) 第4章 世界でいちばん短いマネロンの歴史(神の銀行家 犯罪銀行 ほか) 第5章 誰でもできるマネロン(ハンドキャリーと地下銀行 国際租税回避 ほか) グローバルなお金の流れを通して、企業のグローバル化、個人のグローバル化をとても意識させられる内容です。 国際金融においてどのように経済犯罪が行われたか実例を詳細に調べわかりやすく解説してくれています。 最も儲かると言われ秘密のベールに包まれているPBの現状などについても十分な言及があるため国際的な取引を行っている金融機関の業務・役割を違った側面で理解できるでしょう。 私は「自分の資産を守る技術」というのはこれからとても重要になってくると思います。 もし私に共感できるのであれば合法的な租税回避法を学ぶ第一歩として本書の一読をお勧めします。

Posted byブクログ

2009/10/04

とても分かりやすく読み応えがある本でした。 まさにゴルゴ13の世界! 「マネーロンダリング 実践」 でないかなぁ まぁたくさんお金を持っていてそれをどうしようっていう人がすることだから関係ないけど

Posted byブクログ

2009/10/04

多分、ほとんど著書は読んでいる橘玲さんの本です。 損をすると言っても実際にデメリットを得るというより 機会損失的にデメリットを得るというものかもしれない。 もっと良い方法があってそれをやらないのは十分デメリット。 中身は実際にマネーロンダリングの仕方について 方法?、方法?のよ...

多分、ほとんど著書は読んでいる橘玲さんの本です。 損をすると言っても実際にデメリットを得るというより 機会損失的にデメリットを得るというものかもしれない。 もっと良い方法があってそれをやらないのは十分デメリット。 中身は実際にマネーロンダリングの仕方について 方法?、方法?のように書いてあるわけではなくて 前半はここで書いたマネーロンダリングの事件を詳しく解説している本で 中身は大分被っていて、むしろこっちの方が中身としては詳しく書かれています。 ちょっと興味深かったのがテロマネーがどのように動いているか 特にビンラディンがテロ活動家としてだけでなく アンダーグラウンドのマネーロンダリングシステムの歪みを 利用してテロのお金を調達していたプロセスが記載されていました。 もちろん、マネーロンダリングというか合法な節税の仕方も書いてあって 例えば、相続税は被相続人が5年以上国外に居住していれば 免除される形式となっていて、仕事によっては意外に難しくないとか。 ちなみに、相続税は生きている間に固定資産税などの財産についての 税をとられているにも関わらず、それを引き渡すときにまで 税をかけるのは正当性があるのか議論になっているようです。 実際にスエーデン、イタリア、オーストラリア、カナダといったOECD諸国 では相続税は廃止されているようですし、アメリカでも議論 に挙がっているようです。 税金の正当性なんてあまり考えた事なかったので良いチャンス。 今度なんか本でも読んでみよう。 特ダネの小倉さん曰く税金は「取られる」ものでいはなく「納める」もの らしいですが、どうもリバタリアンな自分としては「取られる」感覚が強いように 思われます。 ところで、この前部室で話していたのが引越しをするときに起こる デメリット(めんどくささ、人間関係、職場)などを 一切無視したときに実際に引越しするかどうか つまり引越しをしたときにメリット=デメリットのときに 引越しをするかどうかという事だったのですが 結局、自分も含めて多くの人が引越しをしないという結論に至りました。 理由は無い。特に無いんです。 右はなぜ右なのかと同じくらい理由はないんです。 ちなみに、自分は日本という国に将来固執して生きるつもりはなくて もっと住みやすい国があったら移住するのも悪くないと考えています。 日本は良い国で母国としてすばらしいと思っているけれど 別に一生住まなくても良い。

Posted byブクログ