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マネーロンダリング入門 の商品レビュー

3.6

61件のお客様レビュー

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2012/02/06
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 数年前に読んで以来の再読。本屋で見つけてまた読みたくなったので。  前回読んだ時も感じたけど、著者が言うように確かに「複雑な」金融取引ではないのかもしれないが、やはりお金の流れを追っていくのは大変で、挫折してしまう。まあ税務当局や検察でもない限り、ちゃんと理解する必要は全くないのだろうけど。  ただ、日本のプライベートバンクは大したことないとか、偽札作りは割に合わないとか、おもしろいエピソードが多くて、読んでいて楽しかった。  個人的にはオフショアに法人を設立し日本に子会社を作って法人名義の預金口座を持ってみたいな、って感じた。そんなの作っても使い道ないんだけど。。。

Posted byブクログ

2012/01/26
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 マネーロンダリング入門といっても、別にマネーロンダリングの指南書というわけではない。要は、現金という実態のあるはずのお金が、いかにして数字と化し、その数字が世の中を巡るか、というお話だ。  国際的なお金の話であるため、銀行や海外送金の仕組みなども説明される。これを読んだ当時は、ちょうど経理関係の仕事に関わっていたため、コレスポンデント口座の説明などはとても参考になった。  カシオ詐欺事件、ライブドア事件、五菱会事件など、現実にあった事例を引き合いに出して、金融の仕組みを説明してくれる。  この様な仕組みが考えだされるということは、それを必要とする人々がいるということだ。どうして必要な人々がいるのか、その答えが世界の何かにつながっているのだろう。

Posted byブクログ

2011/10/22
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大規模な金融犯罪の話から、個人的な送金の話まで、 色んな種類のお金の動き、それに関わる銀行の役割を色んな例で。 最終的には、 個人の「多国籍化」「無国籍化」をグローバル資本主義の終着点 としている。 あとがきより。 「いつの時代でも、理想や正義を声高に語る人の後についていくとろくなことはない。この本を書いたのは、たとえば、そんな単純な真理である」

Posted byブクログ

2011/08/14

橘玲氏の小説「マネーロンダリング」は小説を通してマネーロンダリングを 解説する形だったが、本作は実際の事件を題材にして解説されている。 内容は、正に事実は小説よりも奇なりといった感じで面白く読めた。 ただ、全体的に内容が客観的すぎて味気ない感じがしたのが残念。

Posted byブクログ

2011/06/23

これまでにあったマネーロンダリングの手口が事細かに書かれているが、正直複雑すぎて一度読んだだけでは理解しきれなかった。

Posted byブクログ

2011/06/05
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[ 内容 ] マネーロンダリング(資金洗浄)とは、テロ資金や麻薬・武器密売・人身売買などの犯罪で得た収益を、海外の複数の金融機関を使って隠匿する行為をいう。 本書ではカシオ詐欺事件、五菱会事件、ライブドア事件などの具体的な事例をもとに、初心者にもマネロンの現場が体験できるよう案内した。 専門知識はなにひとつ必要ない。 グローバル化、大衆化したマネロンによって、いまや世界の仕組みが変わりつつあることを読者は知るだろう。 [ 目次 ] 第1章 世にも奇妙な金融犯罪(発端 計画 ほか) 第2章 プライベートバンクの憂鬱(プライベートバンクとは何か 香港マネーロンダリング事件 ほか) 第3章 北朝鮮はなぜ核兵器が必要なのか(ドルを支配する者 マネーロンダリングへの入口 ほか) 第4章 世界でいちばん短いマネロンの歴史(神の銀行家 犯罪銀行 ほか) 第5章 誰でもできるマネロン(ハンドキャリーと地下銀行 国際租税回避 ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ

2011/03/12

いくつかのマネーロンダリング事件の事例を元に国際的な金融取引の構造を紹介する。 いわゆる「複雑な金融取引」がわかっていれば大した問題ではないことを明らかにしたり、海外への送金の種々の例を示す。

Posted byブクログ

2010/12/02

入門とあるが、難しいし、 知識がない人への配慮がされているようには思えない。 固有名詞が多く、腰を据えて読まないと、読んでいて退屈になる。 パラパラとめくって興味がありそうなところだけ読むと、 それなりに面白いかもしれない。

Posted byブクログ

2010/09/12

入門とあるから手にとってみたものの・・・ 内容が複雑すぎて、門外漢にはさっぱりわからない! 全体の半分くらいを読んで、あとは流し読みした。 最後の最後のあたりで相続税の話が出てきて、そこだけは納得できたのだが、とにもかくにも自分にとっては難しい本だった。

Posted byブクログ

2010/09/04

おもしろいですねーこの人は 小説家みたいですねー 理解しやすいしさらに調べたくなりますねー

Posted byブクログ