宮本武蔵 最強伝説の真実 の商品レビュー
宮本武蔵の話に関して詳しくなく、吉川英治の武蔵も読んでいないので、井沢さんの読み解く真実に触れたという驚きや感動はありませんでした。 世間一般に知られている話はこうだけど、実はこのように考えられるのではといった書き方なので、心動かされるような感じにはなりませんでした。 逆説の日本...
宮本武蔵の話に関して詳しくなく、吉川英治の武蔵も読んでいないので、井沢さんの読み解く真実に触れたという驚きや感動はありませんでした。 世間一般に知られている話はこうだけど、実はこのように考えられるのではといった書き方なので、心動かされるような感じにはなりませんでした。 逆説の日本史の全巻を読むための前哨戦。そんなつもりの読書でした。
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サクサク読めるのだが、井沢元彦に求められる「逆説」要素に乏しい。そこが物足りない。 余談。武蔵モチーフのマンガといえば今では『バガボンド』の名が挙がる。石森章太郎『宮本武蔵』もよい仕事だと思う。コミカライズの多くが吉川英治の重力圏にある中、石森版は司馬遼太郎『真説宮本武蔵』も...
サクサク読めるのだが、井沢元彦に求められる「逆説」要素に乏しい。そこが物足りない。 余談。武蔵モチーフのマンガといえば今では『バガボンド』の名が挙がる。石森章太郎『宮本武蔵』もよい仕事だと思う。コミカライズの多くが吉川英治の重力圏にある中、石森版は司馬遼太郎『真説宮本武蔵』も援用して描かれている。
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宮本武蔵に関する史実を追究した本ではなく、人びとが宮本武蔵という人物のうちに何を見ようとしてきたのかを論じている本です。 著者の武蔵観は、乱世にあって逞しく生きる個人といったイメージで、そうした観点から記録の乏しい宮本武蔵という人物の肉付けをおこない、生き生きと描き出そうとして...
宮本武蔵に関する史実を追究した本ではなく、人びとが宮本武蔵という人物のうちに何を見ようとしてきたのかを論じている本です。 著者の武蔵観は、乱世にあって逞しく生きる個人といったイメージで、そうした観点から記録の乏しい宮本武蔵という人物の肉付けをおこない、生き生きと描き出そうとしています。
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新規購入ではなく、積読状態のもの。 2008/10/10 移動のバス内で読み始める。10/16 家で読了。 日本でもっとも有名な剣豪の一人、宮本武蔵について、人となり、五輪書などを解説。実は私は吉川版「宮本武蔵」を読んでいないので、思い入れはあまりないが、武蔵が実に謎にとんだ人...
新規購入ではなく、積読状態のもの。 2008/10/10 移動のバス内で読み始める。10/16 家で読了。 日本でもっとも有名な剣豪の一人、宮本武蔵について、人となり、五輪書などを解説。実は私は吉川版「宮本武蔵」を読んでいないので、思い入れはあまりないが、武蔵が実に謎にとんだ人物であることがよくわかった。五輪書も一度読んでみようと思う。
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