ミーナの行進 の商品レビュー
私も子供の頃の楽しかった思い出は、大人になってもずっとずっと記憶に残ってる。ふと思い出した時の記憶が人生の支柱になっているというのは、私もそうかもしれない。一時一時を大切にしながら歳を重ねたいと思った。ポチ子に乗って登校しているミーナの姿は一度見てみたいかな。
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いいなぁ。読んでいてほっこり温かい気持ちになれる。ミーナがマッチ箱の絵から生み出す物語が好き。マッチを擦るシーンも印象的。コビトカバに乗って通学する光景が見てみたい。住んだこともある町が舞台なのと、動物の中で一番大好きなカバが出てくるということでこの本は評価高いです。また読み返し...
いいなぁ。読んでいてほっこり温かい気持ちになれる。ミーナがマッチ箱の絵から生み出す物語が好き。マッチを擦るシーンも印象的。コビトカバに乗って通学する光景が見てみたい。住んだこともある町が舞台なのと、動物の中で一番大好きなカバが出てくるということでこの本は評価高いです。また読み返したい。
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宝石箱のような感覚のある小説だったが、個人的にはかなり退屈で読むのが辛かった。心穏やかに読める状況でないと楽しめないかもしれない。内容も女性向き。
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しばらく本を読んでいなくて、久しぶりに落ち着いて読んだ。 静かに物語が進んでいき、ミーナや、家族みんながステキだった。 ポチ子や米田さんとのお別れには涙した。
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半ばくらいまで なんか淡々とした話しだな、って。 ミーナの行進。 ってカバに乗ってるだけじゃん!って。 そんな風に思いながら 読み進めてたら、途中から ググッとイイ感じ。 朋子の語りがイイ! 最後もイイ! こんな感じの本は初めてだったなぁー。 そう、挿...
半ばくらいまで なんか淡々とした話しだな、って。 ミーナの行進。 ってカバに乗ってるだけじゃん!って。 そんな風に思いながら 読み進めてたら、途中から ググッとイイ感じ。 朋子の語りがイイ! 最後もイイ! こんな感じの本は初めてだったなぁー。 そう、挿入されているイラスト、イイ感じ。 最初多すぎ?と思ったけど逆にこれが 本をイイ感じにしてくれていたのかも。
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子供の受験校の国語の問題に使われていて興味を持ったので読んでみました。 不思議な家に暮らしているミーナにビックリだけど、なかなか面白かったです。
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病弱な少女が「死」の不安を乗り越えるお話。 理想的で幸せそうな物語だけれど、闇が時折見え隠れする。小川洋子という小説家の持ち味が、今更ながら掴めてきた気がする。 挿し絵がとても良い。 レトロな色合いが小説の雰囲気によく合っていた。部屋に飾りたくなる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
朋子は中学1年生、家庭の事情で1年間神戸の伯母さんの家で暮らすことになる。 飲料メーカーの社長の伯父さんの洋館立ちの家には、伯母さん夫婦、いとこのミーナ、ドイツ人のおばあちゃん、家族のような米田さんと小林さん、そしてカバのポチ子が暮らしている。 時々ぜんそくの発作を起こすミーナ、いつの間にか姿を消す伯父さん、普通の家族とはちょっと違うけれど、それでも穏やかに、互いを気遣いながら静かに暮らす人々。 清涼飲料水を配達する青年や図書館の青年や、スイスに留学しているミーナの兄などが時折登場するだけで、極端に登場人物が少ない、そしてその3人の青年達はミーナ達に影響を与える青年達で、必要不可欠な人たちだ。 ほとんど家族だけ家庭内だけで話が進んでいく、特別に驚くような事件も起こらない、その分とても濃密といえるだろう。 1年が終わり、朋子が実家に戻ってから後の話が補足的につづられていて、その後はいろいろなことがあったんだな、とわかる。 だから何なんだ、といってしまえばお終いなのだが、朋子とミーナが過ごした1年間がたった1年間が、たまらなく愛おしくすばらしい時間であったということが読み手にもひしひしと伝わってくるのである。
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何となく違和感を感じる お伽話のような家族の物語。 重大なことは静かにはじまる、とは なるほど納得。 色々な物が内包されていて面白かった。
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随分前に読んだので詳細はよく覚えていないのですが、何だか温かくて読み終わった後にじんときたことを覚えてます。でも何故か妙に印象に残っているのが、わざわざ川を渡って西宮まで制服を買いにいった場面でした。
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