ルポ 摂食・嚥下リハビリ最前線 の商品レビュー
リハビリをチーム医療で行っている病院のルポルタージュ。 こういう本は実態以上に患者に期待を持たせるところが怖い。 しかしながら、熱心なチームで感心する。 嚥下障害のリハビリを脳血管疾患リハビリテーションで算定するかどうか。 そういう議論があった。 今では普通に算定できるが、当時...
リハビリをチーム医療で行っている病院のルポルタージュ。 こういう本は実態以上に患者に期待を持たせるところが怖い。 しかしながら、熱心なチームで感心する。 嚥下障害のリハビリを脳血管疾患リハビリテーションで算定するかどうか。 そういう議論があった。 今では普通に算定できるが、当時は絶対無理という医事課の判断で療法士の意見を無視していた。 いつもながら耳鼻科領域は難しい。 そして胃瘻も含め摂食ということ自体が家族の病気なのだな、という感じ。 食べられない家族がいるのに、自分だけ食べられない。 責められるという思いが、胃瘻を許容するのか。 なかなか面白かった。
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