街の灯 の商品レビュー
昭和七年、士族出身の上流家庭・花村家にやってきた女性運転手別宮みつ子。令嬢の英子はサッカレーの『虚栄の市』のヒロインにちなみ、彼女をベッキーさんと呼ぶ。新聞に載った変死事件の謎を解く「虚栄の市」、英子の兄を悩ませる暗号の謎「銀座八丁」、映写会上映中の同席者の死を推理する「街の灯」...
昭和七年、士族出身の上流家庭・花村家にやってきた女性運転手別宮みつ子。令嬢の英子はサッカレーの『虚栄の市』のヒロインにちなみ、彼女をベッキーさんと呼ぶ。新聞に載った変死事件の謎を解く「虚栄の市」、英子の兄を悩ませる暗号の謎「銀座八丁」、映写会上映中の同席者の死を推理する「街の灯」の三篇を収録。 《ブックデータベース より》 《2009年11月28日 読了》
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2009.11.20 読了 初めてこの作家さんの本を読んだけどおもしろかった。 この世界観くせになる。 ベッキーさんは何者なんだ。 英子とはずっと一緒にいられるのか。 あー早く続きを読まなくちゃ気になってしょうがない。
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2009/11/12 ジュンク堂三宮駅前店にて購入 2011/2/1〜2/2 2年ぶりくらいの北村作品。本作は、「円紫師匠と私」、「覆面作家」シリーズに続く「ベッキーさん」シリーズの第一作。 舞台は昭和7年、士族出身の社長令嬢花村英子が、運転手として雇われたベッキーさんこと別宮...
2009/11/12 ジュンク堂三宮駅前店にて購入 2011/2/1〜2/2 2年ぶりくらいの北村作品。本作は、「円紫師匠と私」、「覆面作家」シリーズに続く「ベッキーさん」シリーズの第一作。 舞台は昭和7年、士族出身の社長令嬢花村英子が、運転手として雇われたベッキーさんこと別宮みつ子とともに身の回りで起こる謎を解く短編シリーズ。「虚栄の市」、「銀座八丁」、「街の灯」の3篇。個人的には「街の灯」がお気に入り。このシリーズでは人は死ぬが、ノスタルジックな昭和初期の街の様子や上流階級の人々の生活なども垣間見れてとても面白く読めた。シリーズ続編が楽しみである。
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ベッキーさんシリーズ。始まる。 円紫さんシリーズのような、温かみのある推理運びが とても心地よかった。
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一応読んでおかねば、と手に取った本。 いろいろな方のレビューとかを見たんだけど、 ダジャレが出てくるってこと、 誰も教えてくれてなかった。 なので出てきたとき、ちょっとびっくり。 些細なことながら心の準備が必要な気がするんだけどな。 ミステリーとしての面白みとか、 謎ときのお...
一応読んでおかねば、と手に取った本。 いろいろな方のレビューとかを見たんだけど、 ダジャレが出てくるってこと、 誰も教えてくれてなかった。 なので出てきたとき、ちょっとびっくり。 些細なことながら心の準備が必要な気がするんだけどな。 ミステリーとしての面白みとか、 謎ときのおもしろさはよくわからなかったんだけど、 昭和の時代のお嬢様の生活とかは、興味深く読めました。 一応、続きも手に取ろうと思っている。
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街の灯は、北村 薫さんの直木賞受賞作の「鷺と雪」の、主人公『英子』と女性運転手「別宮みつ子」こと、ベッキーさんとともに、様々な事件や、身近な謎を、解き明かすシリーズ第1作目です。 新聞に載っていた変死事件の隠された真実を解く話や、『英子』の兄を悩ませる友達からの暗号を解く話、...
街の灯は、北村 薫さんの直木賞受賞作の「鷺と雪」の、主人公『英子』と女性運転手「別宮みつ子」こと、ベッキーさんとともに、様々な事件や、身近な謎を、解き明かすシリーズ第1作目です。 新聞に載っていた変死事件の隠された真実を解く話や、『英子』の兄を悩ませる友達からの暗号を解く話、友達の八重子さんの別荘での映写会上映中の同席者の死を推理する話、三編が入っています。 この作品は、昭和7年を舞台にしていて、そのころ話題になったことなどがしっかり書かれています。なのでそのころの社会を理解しながら楽しめる作品です。
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ベッキーさんは全てをわかっているけどあえて謎解きをしない探偵なんだなー。「街の灯」はかなり好き。ミステリ部分より昭和の描写がメインな感じはする。 NHK朝の連続テレビ小説でドラマ化しそうな雰囲気。
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昭和初期の上流階級の世界を描くシリーズの一冊目。2002年に書かれた作品「虚栄の市」「銀座八丁」「街の灯」3作収録。 女子学習院に通う花村英子は社長令嬢。 本好きで好奇心が強く頭の回転が速い。 華族令嬢にも友達はいるが、それよりはだいぶ気楽な暮らしぶり〜といっても当然のように振袖...
昭和初期の上流階級の世界を描くシリーズの一冊目。2002年に書かれた作品「虚栄の市」「銀座八丁」「街の灯」3作収録。 女子学習院に通う花村英子は社長令嬢。 本好きで好奇心が強く頭の回転が速い。 華族令嬢にも友達はいるが、それよりはだいぶ気楽な暮らしぶり〜といっても当然のように振袖を着て「ごきげんよう」と挨拶しあい、お供がいなければ外出はままならない。 送り迎えをする運転手に女性の別宮みつ子が雇われ、仲良くなって、小さな事件を解決していきます。 世間を知るクールなベッキーさんがやたらカッコイイ!優雅さ漂う暮らしぶりとちょっと懐かしいような銀座の風景などが楽しい。 2作目を先に読んでピンと来なかったんですが、こっちが先の方が良いですね。
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昭和の雰囲気や登場する女性がとても素敵で、読んでいてとても心地よいです。 本質を突いていて怖い部分もあるけれど、とても温かいお話。
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よい。 円紫さんシリーズを彷彿とさせるなぁ。 シリーズ2作目から読んでしまったけど これでスッキリ気分で「鷺と雪」が読める〜〜〜
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