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利己的な遺伝子 増補新装版 の商品レビュー

4.2

100件のお客様レビュー

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2011/09/04

生物の行動を読み解くときに、「生物は遺伝子の乗り物」という考え方を適用するとさまざまな説明のつじつまがあう・・・。このみかたは、とても衝撃的で理にかなっています。あなたもわたしも遺伝子の利己的な命令にしたがって、生きているんですね〜・・・。

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2009/10/04

生命の誕生という神秘的な話は、角度を変えればこんなふうに見ることができる。その視点の転換を非常にうまい語り口で表現している。専門的な知識がなくても読める。

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2009/10/04

著者は生物学者というより、作家のよう。例え話、実例などがうまくとりいれられていて、生物学を知らなくてもとても読みやすい作品。興味深い仮説も多い。ただ「延長された表現型」の要約である13章は内容を詰め込み過ぎたのか、少し読みづらかった。

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2009/10/07

どこでも人気の動物たちの生態がちりばめられた昔の啓蒙書。ジーン・ミームという言葉もすでに人口に膾炙して久しいので「昔の」としてみたが、考え方に転換を求めていく姿勢がいまでも素敵。数式がなく比喩類推が多いので少し不安にさせられた。

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2009/10/04

生命科学を専攻しておきながら3年のこの時期になってようやく読み終わった。 生物系のバイブルとまで言われている一冊。 今更説明するまでもなく有名な一冊です。 最後の12、13章が読みにくかった。 翻訳のせいだろうか… 所詮、我々の体は遺伝子の入れ物でしかなく、...

生命科学を専攻しておきながら3年のこの時期になってようやく読み終わった。 生物系のバイブルとまで言われている一冊。 今更説明するまでもなく有名な一冊です。 最後の12、13章が読みにくかった。 翻訳のせいだろうか… 所詮、我々の体は遺伝子の入れ物でしかなく、自分自身の遺伝子をより多く残すために利己的に振舞うといったことを説明したドーキンス。 今読んでも衝撃的な内容である。 発表当時どれだけ衝撃であったかは想像に難くない。

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2012/08/13

高校時代に読んで、天地がひっくり返るような衝撃を受けた本。第五回コスモス国際賞。 「われわれは遺伝子という名の利己的な存在を生き残らせるべく盲目的にプログラムされたロボットなのだ」

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2009/10/04

所謂名著。しかしその名に恥じない。 何より、随所に散りばめられたユーモアが読み手を飽きさせない。この様な芸当に、何かを伝えようとするscientistの熱意と、それを可能たらしむる才能とを同時に見る事が出来る。

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2009/10/04

生物を、遺伝子(自己複製子)の保存という究極目的のために自然淘汰(自然選択)されてきたとする。 表向きには利他的に見える行動も、自己の遺伝子の保存(つまり遺伝子が生き残る)という利己的目標が根底にあるとする。

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2009/10/04

 人間の行動の一つ一つが遺伝子によって決定されているといってもかごではありません。  種を超えた子育てなどの美談で一見遺伝子は関係のないように思えても、実はそれが遺伝子にとってもっとも利己的な場合もある、英語と日本語で利己的という部分の違いのため、誤解されているようです。

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2009/10/04

【概要など】遺伝子の話。大学の英語の教科書として使われ、面白かったので読んでみた。 【面白い!という点】生物は「遺伝子の乗り物」であるという見解が面白い。 【こんな人にお勧め】考えさせられたい人。知的にびっくりしたい人

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