南洋の島語り の商品レビュー
★こんな人におすすめ★ 旅小説が好き。 海外の雰囲気に小説で癒やされたい。 ★簡単なあらすじ★ タヒチに住む直木賞作家坂東さんの日常。 自然豊かな観光地の舞台裏の世界とは… ★簡単な感想★ 描写が細やかで本当に海外で生活をしている気分になれる。 自然と共生する生活を送る著者だ...
★こんな人におすすめ★ 旅小説が好き。 海外の雰囲気に小説で癒やされたい。 ★簡単なあらすじ★ タヒチに住む直木賞作家坂東さんの日常。 自然豊かな観光地の舞台裏の世界とは… ★簡単な感想★ 描写が細やかで本当に海外で生活をしている気分になれる。 自然と共生する生活を送る著者だからこそ気づいた発見が。
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坂東眞砂子さん、1998.3からタヒチ在住と聞きました。直木賞受賞の翌年からですね。何年ぐらいタヒチにいらしたんでしょう。「南洋の島語り タヒチからの手紙」、2006.7発行です。彫刻家で確か恋人(不倫)のジャンクロードとの暮らし、おそらく人生でもっとも充実し楽しい時期ではなかっ...
坂東眞砂子さん、1998.3からタヒチ在住と聞きました。直木賞受賞の翌年からですね。何年ぐらいタヒチにいらしたんでしょう。「南洋の島語り タヒチからの手紙」、2006.7発行です。彫刻家で確か恋人(不倫)のジャンクロードとの暮らし、おそらく人生でもっとも充実し楽しい時期ではなかったでしょうか!この本は坂東眞砂子さんのエッセイであり写真集でもあると思います。(それほど、写真が添付されてないのが残念ですが・・・)
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自らのタヒチ暮らしについて書いたエッセイ集。 リゾートではないタヒチの日常を文字と写真で映す。 読むほどに我々が想像する「リゾート」のイメージは壊されていく。しかし、それが本当のタヒチなのだろう。普通の人々が暮らして、生きている世界なのだ。
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タヒチに居住を移した作家坂東眞砂子による日常雑記。毎日新聞日曜版に連載された文章を再編集したものだそうです。 タヒチと聞くと条件反射で「楽園」を思い浮かべるけれど、外から見ると実際に住んで中から見るのとでは大違いなんですよ、ま、タヒチに暮すことによって得た喜びは計り知れないんだ...
タヒチに居住を移した作家坂東眞砂子による日常雑記。毎日新聞日曜版に連載された文章を再編集したものだそうです。 タヒチと聞くと条件反射で「楽園」を思い浮かべるけれど、外から見ると実際に住んで中から見るのとでは大違いなんですよ、ま、タヒチに暮すことによって得た喜びは計り知れないんだけど、といった内容でしょうか。 私が暮すには体力に自信がなくてダメダメだけど、限りなく自給自足に近く、時間の束縛から逃れ、自然の一部として生きる暮らしというのも悪くはないなと、読んでいる内に思えてくるから不思議。 とはいうものの文化・風習・国民性の違いから、どれだけ大変な目にあってきたのか、その苦労談には同情を禁じえないんですけどね(なんだかんだいってまだタヒチで生活しているってことは、いつしかタヒチ流に慣れ親しんじゃったってことなんでしょうな)。 それと同時に、日本人の目で現代タヒチが抱える暗部・社会問題を指摘し、憂いているところが興味深いです。無垢な楽園でいられなくなったタヒチの姿が、現代日本の姿と重なるような、、、。 冒頭と巻末に篠田英美さんによる坂東眞砂子お宅訪問記が収録されているんだけど、それを読む限り、すごく素敵な時を過ごされているよう。羨ましいです。ぜひご自宅の写真を拝見したいものです。 そうそう。ヘンに女性論は語らない方がいいですね、この方。意味不明な女性論を強引に持ち出し、断定する箇所がいくつかあって、読んでいて非常に不愉快な思いをしました。(2006.9.12読了)
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