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子どもの道くさ の商品レビュー

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2021/01/01

小学生の頃、帰り道にこんなことしていたなと思い出させてくれる本だった。当時は道くさとも思っていなかったが、書かれている内容を読むことで道くさにも種類があり、その種類の多さに面白さを感じた。 大人になった今でも予定に無い寄り道をするのは、子どもの頃の道くさが起源なのかもしれない。...

小学生の頃、帰り道にこんなことしていたなと思い出させてくれる本だった。当時は道くさとも思っていなかったが、書かれている内容を読むことで道くさにも種類があり、その種類の多さに面白さを感じた。 大人になった今でも予定に無い寄り道をするのは、子どもの頃の道くさが起源なのかもしれない。 自分の子どもにもぜひ道くさして日々を過ごして欲しい、その為に大人が何ができるか、そう考えさせてくれる良い機会を与えてくれた本だった。

Posted byブクログ

2011/07/27

新進気鋭の心理学者?による「子どもの道草」についての環境心理学的、発達心理学的な考察の本。最近は物騒なので、子ども達はウカウカ寄り道もしていられない情勢だが、子ども達の成長にとって「道草」という行為とそれを可能にするための環境がどれだけ大切であるか、ということが書かれている。もち...

新進気鋭の心理学者?による「子どもの道草」についての環境心理学的、発達心理学的な考察の本。最近は物騒なので、子ども達はウカウカ寄り道もしていられない情勢だが、子ども達の成長にとって「道草」という行為とそれを可能にするための環境がどれだけ大切であるか、ということが書かれている。もちろん「安全」は大事だが、そのために子ども達の成長が犠牲にされているとしたら本末転倒。道草できるような環境を作っていくのは大人たちの使命なのだろうな、と考えさせられた。 子どもの成長環境、或いはフィールドワークに関心がある人は読んでおくべき。これまでとは少し違った視点で子ども達の世界を捉えることが出来るかも。ブックレットなので薄くて簡単に読めるし。

Posted byブクログ