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日本以外全部沈没 の商品レビュー

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81件のお客様レビュー

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映画化もされた表題作…

映画化もされた表題作「日本以外全部沈没」を含む短編集。未発表短編「黄金の家」も収録されている。

文庫OFF

『ヒノマル酒場』『農…

『ヒノマル酒場』『農協月へ行く』『新宿祭』がおもしろかったです。全体的にこれでもか、これでもかという位、皮肉とブラックジョーク。ちょっと食傷気味でした。

文庫OFF

2024/08/06

筒井先生のノリノリ時代の作品を集めた一冊。「パニック短編集」というより、「スラップスティック短編集」? 「アフリカの爆弾」を半世紀ぶりに読みました。いわゆる「差別用語」も頻出なので、今とのなっては新作として発表できないかもしれません。面倒なところもある世の中となりました。 「ヒノ...

筒井先生のノリノリ時代の作品を集めた一冊。「パニック短編集」というより、「スラップスティック短編集」? 「アフリカの爆弾」を半世紀ぶりに読みました。いわゆる「差別用語」も頻出なので、今とのなっては新作として発表できないかもしれません。面倒なところもある世の中となりました。 「ヒノマル酒場」を筆頭に、「新宿祭」「農協月へ行く」あたりが好み。

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2024/05/08

学生の頃に読んだ。 今の日本が景気良くなる方法はこれしかないんじゃないか?と思えてしまう、今もなお通じるブラックユーモアなストーリー。

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2023/11/08

⚫︎あらすじ(本概要より転載) 小松左京『日本沈没』のパロディで、日本列島以外の文明を持った人類が住む陸地ほぼすべてが沈没してしまった世界を舞台に、唯一残った日本へ殺到する、世界の著名人の悲惨な境遇と世界で一番偉い人種となる日本人と三等市民である外国人の軋轢を描いた小説。第5回(...

⚫︎あらすじ(本概要より転載) 小松左京『日本沈没』のパロディで、日本列島以外の文明を持った人類が住む陸地ほぼすべてが沈没してしまった世界を舞台に、唯一残った日本へ殺到する、世界の著名人の悲惨な境遇と世界で一番偉い人種となる日本人と三等市民である外国人の軋轢を描いた小説。第5回(1974年度)星雲賞短篇賞受賞作品(ちなみに長編賞は『日本沈没』)。 2011年、原因不明の天変地異でアメリカ大陸が1週間で海に沈む。大統領はじめ国外脱出しようとする人々で大混乱に。をの後、中国大陸、ユーラシア大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸が沈没。田所博士は日本列島だけが無事だった理由を解明していた。避難民で人口の増えた日本社会はどうなるのか。食料問題、移民問題、独裁者によるテロ行為……。そして田所博士は日本も沈むと予言する。作品の完成度の高さに小松左京を嫉妬させた、世界が舞台の未曽有のパニック小説。2006年、映画化。 ⚫︎感想 日本沈没は重いテーマですが、こちらはとっても軽い短編です。人口密度めっちゃ高くなったり、ハリウッドスターが居酒屋にいたり、いろいろ笑えます。

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2023/10/22

パニック短編集。 パニック短編集と言いつつ、どれもシニカルな視点が効いており、中でもヒノマル酒場が共感出来た。

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2023/05/09

《目次》 ・「日本以外全部沈没」 ・「あるいは酒でいっぱいの海」 ・「ヒノマル酒場」 ・「日本列島七曲り」 ・「新宿祭」 ・「農協月へ行く」 ・「人類の大不調和」 ・「アフリカの爆弾」 ・「黄金の家」 ・「ワイド仇討」

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2022/04/04

「筒井康隆」のパニック短篇集『日本以外全部沈没』を読みました。 1960年代から1970年代にかけて発表された作品の中からパニックモノの短篇やショートショート作品を再録した作品なので、むかーし、読んだことのある作品も含まれていましたが、ほとんど内容は忘れてしまっているので、新た...

「筒井康隆」のパニック短篇集『日本以外全部沈没』を読みました。 1960年代から1970年代にかけて発表された作品の中からパニックモノの短篇やショートショート作品を再録した作品なので、むかーし、読んだことのある作品も含まれていましたが、ほとんど内容は忘れてしまっているので、新たな作品として楽しめました。 -----story------------- 地球規模の地殻変動で、日本を除くほとんどの陸地が海没してしまった。 各国の大物政治家はあの手この手で領土をねだり、邦画出演を狙うハリウッドスターは必死で日本語を学ぶ。 生き残りをかけた世界のセレブに媚びを売られ、すっかり舞い上がってしまった日本と日本人だが…。 痛烈なアイロニーが我々の国家観を吹き飛ばす笑撃の表題作(登場人物解説付)ほか、新発掘短篇「黄金の家」も収録。 ----------------------- 先日、「河崎実」監督が映像化した映画『日本以外全部沈没』を観ましたが、その原作も含め以下の十一篇が収録されています。 ■日本以外全部沈没 ■あるいは酒でいっぱいの海 ■ヒノマル酒場 ■パチンコ必勝原理 ■日本列島七曲り ■新宿祭 ■農協月へ行く ■人類の大不調和 ■アフリカの爆弾 ■黄金の家 ■ワイド仇討 パニックモノが集められていることもあり、なんじゃこりゃ!と思うような理解不能な作品も含まれていましたが、、、 「日本以外全部沈没」、「ヒノマル酒場」、「農協月へ行く」、「人類の大不調和」、「アフリカの爆弾」、「ワイド仇討」は面白かったですね。 ユーモア(相当黒いですけど… )な文章の中に、社会風刺やナショナリズムへの批判精神がこめられていて、面白いけど考えさせられる… って感じでしょうか。 発表された当時の社会情勢や世相を肌で感じていれば、もっと愉しく読めるのかもしれませんね。

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2021/03/28

個人的には、全体として退屈で合わなかった本なのだが、ヒノマル酒場、農協月に行く、のドタバタコメディ感は好き。

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2021/01/31

日本沈没を真正面からパロディーにしてあり、とてもユーモラス。もっと内容を深く掘り下げてあるのかと思ったけど、短編という事であっさり終わり、続きは各自の妄想で、というところですかね。

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