やさしいライオン の商品レビュー
打ってはいけない やさしいライオンなのに ブルブルは幸せだったかな きっと幸せだったはずだ きっと今も天国で2匹並んで、色んな話をしているんだろうな
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2016_001【絵本読了メモ】(160128 19:05)やなせ・たかし『やさしいライオン』/フレーベル館/ブルブルとムクムク。ブルブルはとてもきれいな目をしたライオン。うちの母がそういえば、風にそよいで震える子猫にフルフルと名付けていたなと思い出しました。
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やなせたかしさん、追悼。 幼稚園の頃にアンパンマンの人の、アンパンマンでない本として買ってもらいました。当時は私より母の方がこの本を気に入ってまして、この本が家に残っていたのも結局は母の本棚にしまわれていたからだったりします。 当時の母の年齢と変わらなくなった今読み返すと、リズミ...
やなせたかしさん、追悼。 幼稚園の頃にアンパンマンの人の、アンパンマンでない本として買ってもらいました。当時は私より母の方がこの本を気に入ってまして、この本が家に残っていたのも結局は母の本棚にしまわれていたからだったりします。 当時の母の年齢と変わらなくなった今読み返すと、リズミカルな文体やムクムクの母性を感じさせる絵、率直な言葉選びに気づくと同時に、ブルブルがムクムクに育ててもらっているうちから二匹へのいとおしさと哀しさで胸がいっぱいになりました。ブルブルがずっと小さいままで、ムクムクも若いままで、ずっと一緒にいられたらよかったのに。せめて、年老いたムクムクの側にブルブルがずっと居続けることができたら。でも大きくなったブルブルが迎えにきてくれたときはどんなにムクムクは嬉しかっただろう…。 お腹を空かせた子に自分の顔を差し出すアンパンマンの姿に、人を助けるということは自分も無傷ではいられないのだと漠然と思いました。助けられる側はそれを知っていけないとも。優しいブルブルがムクムクに会うため家の壁を突き破る場面では、誤解の怖さと「正しい」のあやふやさを知りました。やなせさんの作品を振り替えることで、当時の思い出が色々でてきました。ありがとうございました。。
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