農！黄金のスモールビジネス の商品レビュー

杉山経昌【著】

2009/10/04

サラリーマンの多忙な生活に生きる意味を感じなくなって、農業を始めた方の本です。
非常にわかりやすくて、面白い内容になってます。
農業にビジネスの考え方を取り入れれば、非常に将来性のあるビジネスなんだということを感じました。
効率化と科学的な結果に基づく経営をすれば、必ずもうかるビジネスとのこと。
著者の方は本当にすごい人だと思いました。
徹底していろいろ考える力や、自分のビジョンを崩さないところなど非常に勉強になりました。

2009/10/04

200906／田舎では車が必需品だが、家から20キロ圏内では軽トラックが一番オススメ。燃費が良い。山でも川でも四輪駆動で走り回れる。税金は年間4000円ぽっきり。荷も500キロくらい積める／雑草は退治しようと思ってはいけない。果樹園の場合、草を生えさせて乗用草刈機で頻繁に刈る。そうすると自然に植生が背の低いほふく性の草ばかりになりきれい／ぶどうほど、たくさんの情報がある作物もない／葡萄園スギヤマ／

2009/10/07

4月20日読了。外資系企業・通信会社を経て農業を始めて成功した筆者が語る、「農」のビジネス体験談と成功のためのアプローチとは。農業には「自然を相手にする」という不確定要素があり、また臨む側も勝手に「土と戯れる」的ロマンチシズムを抱きがちだが、エンターテインメントビジネスが個人の情熱だけでは成功できないのと一緒。収益・コスト・リスクを計算し、あらゆるものを数値化して評価･判断することで、農業には社会的意義のみならずビジネスとして成功できる余地が残されているとのこと。今までやってきたから・みんなやっているから、という理由で残っている不合理なやり方を見直すとかPDCAとか、考え方はどんなビジネスでも共通のものと言えるのだろう。プロセスは厳格に・頭は柔軟に。

2009/10/07

貨幣の価値がどうなるか分からない時代。
農業は食いっぱぐれないでしょと読んでみた。
元外資系お勤めだけあって、農業にも理論だったビジネスモデルを求めている。
まー、分からないでもないが、誰にでもできるわけでもないし、疲れる。

2009/10/04

農業のイメージを変える革新的な本。
大量購入、大量消費、の世の中に現代の大多数の人は疑問を感じつつ生活をしている。
そんな生活のターニングポイント的な役割をはたし、本当の豊かさへの教科書的な本である。
とても共感する部分が多く、農業に対する(生活面での)不安が少し軽減されたばかりでなく、希望や楽しみすら見える。
農業は決して気候などによる運任せではない。ギャンブルでもない。
「農業を行うに当たって一番大切なことはPCなどを使った情報処理やシミュレーションである」という本書の一節にとても感銘を受けた。

2009/10/04

「農で起業する！」の続編。更に詳しく農業経営ついて書かれています。
普通の農家は「経験と勘」に頼るところを、徹底した「仮説と検証、そして修正」と「勘ではなく数値化されたデータ収集と解析」に基づいており、その経営スタイルは一企業となんら変わりはありません。農業経営に一石を投じる一冊。