じーさん武勇伝 の商品レビュー
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喧嘩連勝記録を今も更新中の、筋の通らないことが大嫌いな喧嘩っ早くてかっこいい畳職人のじーさん。 孫の担任の40歳年下の先生と突然再婚して、周りを驚かせたのも束の間 今度はサイパンで沈没船のお宝探しをすることになり 一家はもちろん、国中すら巻き込んでのてんやわんやの大騒動。 破天荒だなじーさん。 なんかもうお腹いっぱいな感じ。
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孫の視点から語られる、じーさんの一代武勇伝記。 屈強な畳屋職人のじーさん。そんなじーさんが、ある日、孫の小学校時代の担任で40歳も年下の女性と結婚をする。 放蕩癖のある父親はすぐに、どこかに消える。ひょんなことから占い師のばーさんと知り合い、その齢百を超えるばーさんの祖父が残...
孫の視点から語られる、じーさんの一代武勇伝記。 屈強な畳屋職人のじーさん。そんなじーさんが、ある日、孫の小学校時代の担任で40歳も年下の女性と結婚をする。 放蕩癖のある父親はすぐに、どこかに消える。ひょんなことから占い師のばーさんと知り合い、その齢百を超えるばーさんの祖父が残した莫大な金銀財宝が眠る沈没船がサイパンにあるので、見つけ出すことに。 鮫を殴り倒し、跳梁跋扈する海賊と格闘し、果ては世界の軍部を動かし、誘拐された妻と息子を助け出す、畳職人の冒険譚。 ハートフルな一冊でした。
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カッチョエエじじいを書かせると竹内真はホンマに上手い。そんな竹内真がじじいにを主人公にして痛快アクション小説を書いたら、こうなったって感じの作品。 手軽に気負わず読めるので、軽いモンや気晴らしが欲しい時にぴったり。沈没船からお宝を引き上げるあたりでちょいと中だるみするのもご愛嬌。国際謀略小説的な展開でもフワっとした歯ごたえなのも味である。 カレーライフ、インザルーツほどの余韻や読みごたえはないが、さっぱり味のじじい小説を求めてる人(おるんかそんな人?)にはこっちの方をお勧めしたい。
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じーさんの体力、行動力、生命力ったら、人知を超えています。 あ、腕力も。 破天荒とはまさに、じーさんのためにある言葉。 若かりし頃、銀幕のスターだった婆ちゃんにひとめぼれ(もちろんスクリーン越しに)したじーさんは、撮影所から婆ちゃんをさらってしまう。 ことほどかようにじーさんは...
じーさんの体力、行動力、生命力ったら、人知を超えています。 あ、腕力も。 破天荒とはまさに、じーさんのためにある言葉。 若かりし頃、銀幕のスターだった婆ちゃんにひとめぼれ(もちろんスクリーン越しに)したじーさんは、撮影所から婆ちゃんをさらってしまう。 ことほどかようにじーさんは、思ったことを、後先考えずに行動し、なしとげてしまうのである。 戦死したはずのじーさんは、お葬式も納骨も終わった後、ぴんぴんして帰ってきた。 40歳以上も年下の新妻と新婚旅行を兼ねてサイパンへ行き、遭難してしまったじーさん。 鯨の群れに襲われ、嵐に巻き込まれ、何カ月も行方不明で…。 もちろんぴんぴんして帰ってくるのであるが、その冒険譚が、ホラ男爵のようでじつに痛快。 語り手の僕の父、つまりじーさんの息子は、じーさんの息子のくせにちゃらんぽらんで性根が座っていない。 ギャンブルや儲け話が好きで、でも、小心者。 会社の車で追突事故を起こした後、そのまま失踪したのだがじーさんに追跡され、散々殴られた挙句「家の敷居はまたがせん」と言われ、各地を転々としながらその日を送っている。 弟はまだ高校生だが、絵が上手で酒豪。 じーさんと父も酒豪。 僕は卒業を控えてもまだ就職先の決まっていない大学生で、家族で唯一の下戸。 僕の個性だけがあまり書かれていないのだけど、大丈夫。 ちゃんと最後に、僕の存在意義も用意されている。 語り手が僕だけに、登場人物はじーさん、婆ちゃん、オヤジ、母、弟と、家族関係で書かれているのだが、じーさんの再婚相手が僕の小学校の時の担任だったため、結婚後も山咲先生のままで、生まれた赤ん坊は叔父さんと書かれる。 ここがまた、おかしい。 眠くてぐずる叔父さん。すやすやと寝息を立てる叔父さん。 山咲先生に抱かれてご機嫌の叔父さん。 いや、ちょっと、おかしいでしょ。間違ってないけども。 鮫を蹴散らし、海賊組織を壊滅させ、アメリカの大統領を殴り倒すじーさん。 そばにいるとはた迷惑な気もするけど、じーさんの行動はいちいち痛快だ。 さくっと読めて面白かった~。
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題名とあらすじに惹かれて読みました。最強のじーさんの話です。 孫(一般人)の視点で書かれているので、外からみたじーさんが味わえました。すごい老人が見たければ、読むのもいいかなと思います。
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男の価値は、どれだけ無茶苦茶するかで決まると吠えるじーさんの冒険。ストーリーが破綻しそうで、最後は世界を巻き込む大円団。作者の今後に期待できる。
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スーパーじいさんを主人公にした気楽に読めるユーモア小説でした。 思いっきり荒唐無稽。80歳になるじいさんがスキューバーダイビング中に鯨にさらわれ、海賊に救われ、戦って逃げ出し、漂流中にタンカーに救助されたものの。。。馬鹿らしいと言えばそれまでだけど、何だか可笑しい。 あとに残るも...
スーパーじいさんを主人公にした気楽に読めるユーモア小説でした。 思いっきり荒唐無稽。80歳になるじいさんがスキューバーダイビング中に鯨にさらわれ、海賊に救われ、戦って逃げ出し、漂流中にタンカーに救助されたものの。。。馬鹿らしいと言えばそれまでだけど、何だか可笑しい。 あとに残るものが無いサッパリとしたエンターテインメントです。
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とんでもなくパワフルなじーさんの冒険譚。 CYBORGじいちゃんGを思い出した(笑) 団塊の世代もいつしかこんな風になるのだろうか。 生半可な福祉じゃ許されなくなってくるな。
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カレーライフもそうだったけど、設定とかぶっ飛びすぎてんだけど、なんだか許せてしまう。 竹内さんの文章のテンポなのか、このヘタウマ感がそうさせてる気がする。 じーさんすげー。
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破天荒なじーさん。 じーさんの行動に振り回されながらも、周囲の人達は好意的。 かなり大風呂敷な感じの軽い小説。
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