屋上のあるアパート の商品レビュー
平成中期のにおい。 個性豊かな住民が屋上に集まってわちゃわちゃしているのが楽しそうで、こんなアパートに住んでみたいと思った。 田中と工藤とは、結局どうなるのかが気になる。 好きに解釈させてもらおう。
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会社の倒産後一人暮らしを始めた二十七歳の麻子が、前社長の紹介でウェブ関係の職に就き、流れでお見合いをし、恋の予感もありつつ日常の方が大事そう。転がり込んで来た親友の由香や明るいマキ、イタリア人のアウレリオらアパートの住人との風通しの良い交流が爽やかで良い。タンシチューやステーキ等...
会社の倒産後一人暮らしを始めた二十七歳の麻子が、前社長の紹介でウェブ関係の職に就き、流れでお見合いをし、恋の予感もありつつ日常の方が大事そう。転がり込んで来た親友の由香や明るいマキ、イタリア人のアウレリオらアパートの住人との風通しの良い交流が爽やかで良い。タンシチューやステーキ等ご飯も美味しそう。
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最初は取っつきにくかったが、次第にペースをつかむことができた。 それにしても、冒頭、失業直後から一人暮らしを始める意味を上手く読み取ることができなかった。 あと、旦那と別居している間に、イタリア人男と同居して、また旦那とヨリを戻すような展開もアリといえばアリなのだが、イタリア人...
最初は取っつきにくかったが、次第にペースをつかむことができた。 それにしても、冒頭、失業直後から一人暮らしを始める意味を上手く読み取ることができなかった。 あと、旦那と別居している間に、イタリア人男と同居して、また旦那とヨリを戻すような展開もアリといえばアリなのだが、イタリア人のおかげで、現実感がちょっとないのが残念。
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一人暮らしをはじめて、実家に帰った時の微かな違和感だとか、細かいエピソードがさすがにうまいなあと感じた。 アパートの住人のキャラも個性的だし、新たな恋の予感もいいし、食べ物の描写も美味しそうでいいのだけど、オチがついていないのが残念。 最後の猫が麻子の心情を表現しているのかもしれ...
一人暮らしをはじめて、実家に帰った時の微かな違和感だとか、細かいエピソードがさすがにうまいなあと感じた。 アパートの住人のキャラも個性的だし、新たな恋の予感もいいし、食べ物の描写も美味しそうでいいのだけど、オチがついていないのが残念。 最後の猫が麻子の心情を表現しているのかもしれないけど、きっちり書いて欲しかったなあ。
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とても爽快なお話。麻子の性格がサッパリしていて良い! 最後に田中と工藤とはどうなったのかが知りたかったので、4。
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27歳。やっとたのしくなってきた仕事だったのに会社はあえなく倒産。結婚の予定もなくいまだ親元住まい。現状を打開しようと、麻子は一人暮らしをはじめた。そこへロンドン帰りの親友が転がり込み一気に二人暮らしに。前社長の紹介でウェブ関係の職につくと、麻子に突然の恋の嵐が吹き荒れる。
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間違いなく、こういう月日が十数年前に自分にもあったなと、 独身の一人暮らしの頃の生活をまぶしく、懐かしく思いながら読んだ。 「あの頃はよかった」と、今の自分と昔の自分を比べて、昔をうらやむのではない。まったくない。 今の自分があるからこそ、あの頃の自分が愛しく、また、今のこの生活...
間違いなく、こういう月日が十数年前に自分にもあったなと、 独身の一人暮らしの頃の生活をまぶしく、懐かしく思いながら読んだ。 「あの頃はよかった」と、今の自分と昔の自分を比べて、昔をうらやむのではない。まったくない。 今の自分があるからこそ、あの頃の自分が愛しく、また、今のこの生活がとても愛しい。
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エッセイで似たようなマンションの話があったから実体験がモデルなんだろうな。 あ、そこで終わるの?と思ったけれど後味はよい。
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TVでみる阿川佐知子さんの人柄まんまの小説と感じた。特にドラマがあるわけでなく。エッセイの延長のような。まあこんな楽しげなアパートはめったになかろうと。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何の抵抗も無く読める。悪く言えば超ありきたり。会社が倒産すると同時に一人暮らしをはじめた30間際の独身女性と同じアパートの住人、新しい職場の同僚との日常を描いた話。
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