カーテン の商品レビュー
表題作「カーテン」に描かれる妻の不安定さと、カーテンという日常の道具を通じて変わって行くその姿がとても印象的でした。 傍から見ればとても幸せなはずなのに、その揺らぎが読み手にまで伝わってくるのです。彼女の過去に胸が締め付けられる…。 傷ついて傷ついて、そして本当の彼女を取り戻す...
表題作「カーテン」に描かれる妻の不安定さと、カーテンという日常の道具を通じて変わって行くその姿がとても印象的でした。 傍から見ればとても幸せなはずなのに、その揺らぎが読み手にまで伝わってくるのです。彼女の過去に胸が締め付けられる…。 傷ついて傷ついて、そして本当の彼女を取り戻すまでの過程に希望がありました。 「カーテン」に出てくるカーテンの飾り方も素敵でした。色々真似したいなって思ったり。 日常の中のドラマが私はとても好きです。
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私にとっては、いまいち「面白かったぁ」「感動したぁ」とはならない本でした。ストーリーも文章表現もなんだか物足りない感じ。本当に誰かの日常っていうだけで、満足感は残らなかったなぁ。きっと、自分もストーリー中の主人公に重ね合わせられるような境遇にいれば別だったのかも、なんて思ったりも...
私にとっては、いまいち「面白かったぁ」「感動したぁ」とはならない本でした。ストーリーも文章表現もなんだか物足りない感じ。本当に誰かの日常っていうだけで、満足感は残らなかったなぁ。きっと、自分もストーリー中の主人公に重ね合わせられるような境遇にいれば別だったのかも、なんて思ったりもしたけど…。星2つです。(2006年10月)
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かなりスキです、これ 恋愛短編集で日常的なテーマなのに、ちょっと非現実感があって 浮いた心が すとんと落ちてくるような、程よい重みのお話が詰まってます 自分の大切な人との日々を いつもよりちょっと大切にしたい そんな気持ちにさせてくれる 日常のちょっと特別な本★
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