1,800円以上の注文で送料無料

アンジェロ の商品レビュー

4.5

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/01/26

・ストーリーは中学生にも少し難しいかもしれないが、人生や仕事への誇り、こつこつと一つのことに一生を捧げることのすばらしさなどを感じ取って欲しい。 ・絵がすばらしい。映画のシーンのよう。言葉も絵も”良質の”という表現がぴったりくる。 ・人間であるとか、鳥であるとかを超えた友情や愛情...

・ストーリーは中学生にも少し難しいかもしれないが、人生や仕事への誇り、こつこつと一つのことに一生を捧げることのすばらしさなどを感じ取って欲しい。 ・絵がすばらしい。映画のシーンのよう。言葉も絵も”良質の”という表現がぴったりくる。 ・人間であるとか、鳥であるとかを超えた友情や愛情の深い絆で結ばれ、時代も超えてつながって行く様子が描かれている。 ・原書刊行2002年

Posted byブクログ

2010/07/18

壁塗り職人アンジェロの仕事は、古い教会の壁を塗り替えたり、古びた彫刻に新しい命を吹き込むことです。アンジェロは大好きな自分の仕事に一生をささげてきました。 ある日アンジェロは傷ついたハトを見つけます。最初は仕方なく連れて帰って手当てをしていたアンジェロでしたが、そのうち一生懸命世...

壁塗り職人アンジェロの仕事は、古い教会の壁を塗り替えたり、古びた彫刻に新しい命を吹き込むことです。アンジェロは大好きな自分の仕事に一生をささげてきました。 ある日アンジェロは傷ついたハトを見つけます。最初は仕方なく連れて帰って手当てをしていたアンジェロでしたが、そのうち一生懸命世話するようになります。そして、一緒に仕事に行くようになりました。 アンジェロは、この教会の仕事を最後の花道にしたいと考えていましたが、徐々に体は弱っていき…。 最後の一瞬まで、仕事に打ち込み、そして友のことを考えて最後の仕事をやり遂げたアンジェロに心が熱くなります。ハトもアンジェロもその愛情を押しつけるでなく、お互いを温かく見守り、相手のためになにか残したいと考える、素敵な関係です。 町の喧騒やにおい、郊外の遺跡では涼しい風が吹いてきそうな絵画のような絵本。ユーモアもあり、寂しさもあり、心あたたまる感動作です。

Posted byブクログ

2010/04/02

誇り高い彫刻(?)の仕事をするアンジェロに助けられた一羽の鳩。 二人が出会ってからはステキなことばかり。でもアンジェロは仕事をするのがきつい歳になってきた・・・。そして最後にできる仕事は、やっぱり鳩のために技術を使って、自分がいなくなった時の居場所を作ってあげること。

Posted byブクログ

2011/06/30

人生をとおして出来ることってなに?みたいな答えのない質問に、そっと「こういうことじゃない?」って秘密をひとつ教えてくれる。疲れた心にやさしい絵本です。

Posted byブクログ

2011/07/17

最初は トテモ邪魔だった。だけど、どうしても 見捨てる事は出来ない存在。 大事で、離れられなくて でも、何時か来てしまう エイエンの別れ。 でも、ふたつのタマシイの間には、ちゃんと残ったモノ ある。  ちょっと淋しい余韻を残しつつ、愛しい気持ちが残る作品。仕事 とは何ぞや? ...

最初は トテモ邪魔だった。だけど、どうしても 見捨てる事は出来ない存在。 大事で、離れられなくて でも、何時か来てしまう エイエンの別れ。 でも、ふたつのタマシイの間には、ちゃんと残ったモノ ある。  ちょっと淋しい余韻を残しつつ、愛しい気持ちが残る作品。仕事 とは何ぞや? と言う問いと、エイエンのパートナーとは 何ぞや? という問いについて 考えさせる。 うん、いい絵本。とても、 いい絵本。

Posted byブクログ

2009/10/04

アンジェロじいさんの仕事は、古い教会の壁をぬりかえ、彫刻に新しい命をふきこむこと。ある日弱ったハトを助けたことから、2人は大の仲良しに・・・ アンジェロじいさんの仕事に対する誇り、アンジェロじいさんとハトのシルビアが、互いに相手を思いやる気持ちに心うたれます。そして最後の最後にア...

アンジェロじいさんの仕事は、古い教会の壁をぬりかえ、彫刻に新しい命をふきこむこと。ある日弱ったハトを助けたことから、2人は大の仲良しに・・・ アンジェロじいさんの仕事に対する誇り、アンジェロじいさんとハトのシルビアが、互いに相手を思いやる気持ちに心うたれます。そして最後の最後にアンジェロじいさんがシルビアに残したもの・・・。人間にはいつか終わりがくる、悲しい現実ですが、このお話は重苦しくさせることなく、それをさわやかな感動として伝えてくれます。

Posted byブクログ