アンジェロ の商品レビュー
アンジェロじいさんの仕事は古い教会の壁を塗り替え、彫刻に新しい命を吹きこむこと。仕事中に出会った弱ったハトとの心温まる交流は、別れの瞬間までやさしさで包まれていた。さりげなく、さわやかに描かれた死は、決して寂しいものではなかったと思う。
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なんとまあいい話でしょう!! アンジェロの優しさや、週末の過ごし方など、本から滲み出る空気感が好きですね。 最後の締めの若手職人の優しさも最高。 読んだあとに幸せな空気になる作品です!!
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アンジェロとはとの関係が愛おしい。つっこみどころのある絵。イタリアの街並みもいい。最後は物悲しくて暖かい。すてきなお話だった。
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壁塗り職人の<アンジェロ爺さん>が、古い教会の壁の片隅で一羽の鳩を見つけます。「さあ、どいとくれ。仕事のじゃまだ」 鳩は、息も絶え絶えで動けませんでした。仕事を終えたアンジェロは、家に連れて帰り手当をしてやりました。治療の甲斐あって鳩が元気になると、仕事場に連れて行くようになり、...
壁塗り職人の<アンジェロ爺さん>が、古い教会の壁の片隅で一羽の鳩を見つけます。「さあ、どいとくれ。仕事のじゃまだ」 鳩は、息も絶え絶えで動けませんでした。仕事を終えたアンジェロは、家に連れて帰り手当をしてやりました。治療の甲斐あって鳩が元気になると、仕事場に連れて行くようになり、アンジェロと<シルビア>と命名された鳩とのお互いを思いやる交流は深まっていきました。 やがて、動けなくなったアンジェロは「わしがいなくなったら、お前はいったい、何処へ行くんだい?お前のことが心配だよ・・・」 粋な別れの感動の絵本。
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壁塗り職人の老人と傷ついた鳩の交流の物語。 死期を悟った老人が鳩に残した贈り物と若い職人の行動に心が洗われる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
アンジェロはおじいさんの名前。 「アンジェロは、大好きな自分の仕事に一生をささげてきた。」 素敵…、と思って。 古い教会を補修するアンジェロおじいさんと、鳩の話。 死が重くなくて、それでも時は続いていく、というのがおじいさんの仕事が教えてくれるのがいいなと思った。
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教会のかべ塗りをしているアンジェロおじいさんと傷ついた鳩が出会い、言葉が通じないまま心を通わせていく様子がほほえましい。そして別れの時を迎えるときの思いやり・・・。大人にこそ読んでほしい絵本です。
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壁塗りのアンジェロさんとハトの物語。 共にあるとは。 相手の生と死を感じ、なせることとは。 死してなお生きるとは。 優しく孤独なアンジェロさんが遺したもの。
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仕事場で傷ついた鳩を見つけた、アンジェロじいさん。 二人(?)の心温まる交流と、死期を悟ったおじいさんが最後に鳩のために行った行為が、絵のタッチとあいあってほのぼのさせられます。
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