株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる の商品レビュー

中原圭介【著】

2022/07/23

本書の発行年度は2006年で有り、比較的古いが基本的な考え方は現在でも十分に通用する。タイトルの割には、非常に真面目な内容で有り。勉強になることが多い。外国人投資家に関する部分は本の40%程度しか書かれてなかったのは少し残念だが、その他の部分はかなり洗練された内容で有り、投資の中級者向けとして十分に使えると思う。入手が難しいかも知れないが、古本屋で見つけたら是非読んでみて欲しい。

2016/02/20

上昇下降トレンドにおける投資判断、
海外投資家の売り買いの基準をわかりやすくまとめている。
私自身はテクニカルな分析をする能力も知識もないが、今後の運用における意思決定には作中の判断基準も参考にしたいと感じた。

2012/10/04

■どんな相場でも通用する投資方法
初めに中原氏の投資スタイルについて詳しく説明し、その次に外国人投資家の売買方法や考え方を解説しています。中原氏の投資スタイルは、相場のトレンドに応じて投資対象や投資期間、ポジションの大小を柔軟に変化させていくことです。そして実は、相場のトレンドと外国人投資家の売買動向は表裏一体の関係にあることが具体的な事例をもとに明かされていきます。

投資テクニックは有用なときと有用でないときの差が甚だしく、廃れてしまうことも多々ありますが、骨太の投資スタイルは微調整をすることで、どんな相場でも通用します。世界同時株安が起こっても心配いりません。

2011/06/28

きちんと、勉強してルールを作って、それを守ろうと思います。

今が上昇相場なのか、レンジ相場なのか、下降相場なのか…。

とにかく上昇相場の時は優良株を。

2009/10/04

実際に自分で試していないのでまだわからないが、

筆者の経験に基づく仮設的な投資手法が記載されていて

参考にはなる。

2009/10/07

市場の動向にあわせてトレードしましょう，と謳っている本．
上げ相場では優良株に，ボックスでは仕手株，下げ相場では材料株と説いている．
また，日本市場は海外資本が多くを占めているから動向に注意しなさい，
と書いてあった．個人的には，情報の取得先が書いてあったことがためになった．
2008.02.12読了

2009/10/07

【目的】：株の勝ち方を教えて。
・トレンドを見極め、運用スタイルを変える。
・日経平均日別チャートで、上値抵抗線と下値支持線を抜ける動きのチェック。ダウ理論で、一つ前の天井（or底）が新しい底（or天井）を継続ならば上昇（or下降）トレンドは継続。25日線、13週線も上昇（下降）トレンドの判断材料。
・上昇トレンド：「優良株」日経平均採用銘柄中心に運用。
・ボックストレンド：「仕手株」発行株式５千万株以下、浮動株40％前後、資本金50億以下、株価100-300円（１・２部）。初動をチェックして打診買い（動き始めの1.3倍まで）。情報が出る、天井（カブセ線）、高出来高で売る。
・下降トレンド：「材料株」好材料発表後、前日終値の10％高までなら買い。逃げ足が速いので勢いのあるうちに売り。
・外国人の売買高をチェックし、同じタイミングで売買。ロイターの寄付き前動向情報。東証の投資主体別売買代金差額（週・月）。
・PBR1.2倍以内が割安の判断材料。
・為替の影響。円安で買い・円高で売り。
・将来の成長率予測もチェックポイント。

#トレンド別の運用スタイルとポジション、トレンドと銘柄の見極め方、売り買いのタイミングなど、具体的な情報が簡潔に記載してあり、参考になった。
#情報分析の必要性と自分に欠けているものを痛感する。
5-4

2009/10/04

外国人投資家の投資行動を学ぼう。そして
利用しよう。外国人投資家がつくるトレンドの変化にいち早く気づき、先に手を打てば・・・・儲かる！？　少なくてもアドバンテイジを握れる。